日 時 |
2025年10月4日(土)
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天 候 |
終日 霧雨・小雨・曇り 風速2m/s 波高0.5m
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釣 船 |
紅組:泉佐野 ふどう丸
白組:泉佐野 第三漁幸丸
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対 象 魚 |
太刀魚
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釣 り 方 |
太刀魚テンヤ(40号)
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出 船 |
ふどう丸 出船6:30 釣り開始7:45 沖上がり12:00
第三漁幸丸 出船5:15 釣り開始6:30 沖上がり11:40 |
料 金 |
8,000円(イワシ餌、氷付き) |
釣 り 客 |
紅組:辻野、仲村、田中(利)、人見、三原、山田、澤田、富田の8人+一般客3人
白組:山本、岡田(久)、田所の3人+一般客9人
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白組(漁幸丸)の3名 |
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10月例会です。例年通り大阪湾の太刀魚釣りです。
今年は参加者多数のため、釣船2艘に分かれて開催です。いつものふどう丸に8人、同じ泉佐野の漁幸丸に3人が乗り込みました。ふどう丸を紅組、漁幸丸を白組とし、紅白対抗で釣り合戦を行うことにしました。釣り上げた太刀魚の平均匹数で勝敗を決します。
果たして勝利したのは紅組? それとも白組?
<<紅組 辻野(幹事)さん>>
◆釣行記
皆さん雨の中、お疲れさんでした。
ふどう丸は前日17時の天気予報で出船の可否を判断すると聞いていたので17時を少し過ぎてから電話しました。雨は少し降りそうだが風の心配はなさそうなので出船しますとのこと。
難関クリアです。
当日は乗船と共に雨に見舞われましたが順調に洲本沖のポイントに到着、8時前に釣り開始。
時間をかけて90m余りの底にテンヤが着くと同時にリールを3回巻き上げると早くも当たり、強い食込みを待って合わせるも手ごたえなし?高切れです。それでもサイズは別として13匹までは順調でしたがポイントを変わってからは、おまつりと高切れでさっぱりでした。
◆釣果
辻野 太刀魚 15匹(73cm〜88cm)
仲村 太刀魚 12匹
<<紅組 田中(利)さん>>
◆釣行記
お世話になりました。
釣果は21匹。ドラゴンゼロ。
まぁまぁ楽しく遊べましたが、用意したテンヤ3個を全て無くし、道糸は高切れ。
フテ寝かと思いましたが、お隣の仲村さんから助け船。テンヤ2個お借りして釣り続行。
ところが、それもまた取られて残り1個。背水の陣でしたが最後までこの1個で遊べました。
仲村さん 深謝 深謝 深謝です。
◆釣果
太刀魚 21匹
◆料理
夕食は3枚におろして炙り刺身と骨煎餅。
焼いた皮の香ばしさ! 煎餅のパリパリ感! 皆喜んでくれました。
<<紅組 三原さん>> ◆釣行記
心配した雨は大したこともなく、屋根有りの席に座れたのでラッキーでした。
一番深いポイントは125mもあり、リールの道糸がほぼ全部出るぐらいでした。
記憶はないのですが、かつて高切れしてそのまま放置したのでしょう。
今高切れしたら終わりだなと思いヒヤヒヤでした。
深い棚を狙うと大型の確立が高まるのが定説ですが、今回はそうでもなかったです。
1匹はそこそこのサイズでしたが、尻尾が切れていたので採寸はしていません。
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◆釣果
太刀魚 22匹
◆料理
当日の夕食は炙り刺身、ソテー、刺身のあらで作った潮汁で太刀魚を堪能しました。
真子がいっぱい取れたので煮付けにしました。まだ食しておらず冷蔵庫保存中です。
<<紅組 山田さん>>
◆釣行記
中潮の1日目で、2年ぶりのタチウオテンヤでの釣行です。
今回は、今シーズンに公開されたマルキューのアミノリキッドで漬けた生イワシ、生サンマに、5年以上前に仕込み、冷凍保存していた旨味調味料に漬けたイワシ、サンマも併用で臨みました。
出船から1時間程度で洲本沖に到着し早速、サンマ餌で開始です。釣法はYouTubeで紹介されていた12釣法を試します。この釣法は、ダイワの電動リールの巻き上げスピード12で高速巻きして、「stop
and go」のように巻きスピードにメリハリをつけ、高速の巻き上げでも追従する大型を狙うものです。ただ、使用する電動リールはシマノのフォースマスタ―600のため、ダイワのスピード12と正確にコントロールできないので、第1投目はスピード9で巻き上げることにしました。すると、早速、前当たりです。そして、本当たりがあり、フッキングです。しばらくタチウオ釣をしていなかったので、引き具合とサイズ感が分かりませんが、ベルトサイズでないことは明らかです。揚がって来たのはF3サイズです。サンマ餌は無傷です。
第2投目も、12釣法で同じくF3です。5匹をゲットして餌の交換です。
今度は旨味調味料に漬けたイワシ(冷凍保存で乾燥した状態)を使用します。こちらも同じ釣法です。サンマ餌と同じように当たりがあります。こちらの餌でも5匹をゲットです。
しかし、小型・中型ばかりなので、生イワシに餌を変更です。この餌も直ぐに当たりがありますが、サイズアップとはいきません。餌持ちもせず、冷凍サンマに変更です。一流し目は餌を色々と試しましたが、サイズは小型から中型中心に終わりました。
後半戦はサンマを中心に臨みます。ところが2流し目は当たりがあるものの、前あたりだけか乗ってもバラシの連続です。更に大きな当たりでは、巻き上げ途中でラインブレークでついていません。結局2流し目は坊主です。
最終の3流し目では底を中心に大型を狙いましたが、中型サイズまでで、ドラゴンどころか大型のゲットもならず、納竿となりました。
◆釣果
太刀魚 26匹
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<<紅組 澤田さん>>
◆釣行記
澤田さん、2年ぶりの太刀魚釣りです。張り切って参加します。ところが木曜、金曜と横浜出張だったようで今日は寝不足です。ふどう丸への道中、ふどう丸に乗り込んでからポイントへの移動中も熟睡です。ところがポイントに着いたとたんにお目々がパッチリ、第一投で早速太刀魚を釣り上げています。サイズはF3でしょうか、順調に釣り上げます。あっという間に5匹ゲットです。ところがところが、そこからは潮が悪いのか(二枚潮、三枚潮)、太刀魚テンヤをうまくコントロールできません。リーダーは切られる(多分太刀魚に)は高切れするはで悪戦苦闘です。そんな中でも何とかつ抜け達成です。
◆釣果
太刀魚 11匹
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<<白組 田所 さん>>
◆釣行記
10月度のタチウオ例会だが、ふどう丸の定員を超えた為、山本さん、岡田さん、田所が乗船出来なくなった。皆さんの要望を聞いたところ、どうしても例会当日に別の船で参加したいという意見があり、同じ泉佐野の漁幸丸に乗船して例会に参加することになった。
漁幸丸には2隻あり、どちらの船になるか? また、釣り座が何処になるかは? 女将にお任せ。
結果、第三漁幸丸(漁幸丸より少し小さい船)の左舷の艫から、山本さん、田所、岡田さんと3人並んで竿を出すことが出来た。
出船から1時間15分かけて、洲本沖より少し南の由良沖に到着し、水深100m位で釣りの開始である。
釣り開始早々、岡田さんがm超えのドラゴンもどきを釣り上げ、山本さんもF3クラスを釣り上げている。船はゆっくりと南に流されて行き、深いところでは130m位になるが、魚探の反応は概ね100~80m位の間であった。
岡田さんがワンピッチジャーク?とか言いながら、バンバン釣り上げているのを見て真似をしてみたが釣れない。私は電動リールのスロー巻きで、なんとか追いかけている状態だが、それでも100cmのF5のメタボが1匹釣れた。その後、上げての合図で巻き上げると、何とコウイカがテンヤに掛かっていた。
友ヶ島水道の中は二枚潮になり易く、右舷の方とお祭りした際に私のPEが船底に擦れて70mで高切れした。まあ、前回のリハーサルで、高切れが2回だったので、良しとしよう。
また、前回の釣果が10匹、今回が21匹ということは釣りの腕が2倍に上がったことになる?
F5、F4のタチウオは塩焼きに、F3のタチウオはフライと蒲焼きにします。
◆釣果
太刀魚 21匹(~100㎝)
コウイカ 1匹(胴長12cm)
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<<白組 山本 さん>>
◆釣行記
左舷の大艫に陣取った小生ですが、そこは屋根のテントが無い場所。大降りではないが、しとしと降る雨に曝され続け、嫌な感じ。仕掛けをPEの先に付けて第一投、指示棚の90メートルに着いてしばらくすると、ちょんちょんの後、グイと引き込む手応え、最初の1匹はベルトサイズより少し太めのF3サイズでした。田所さんを挟んで次の場所の岡田さんからドタンという大物が上がった大きな音、見るとドラゴン級の大物。
羨ましいなあ。
小生は4匹目までは順調に経過するも、その後が長い沈黙や中だるみの繰り返しが続きます。それでも終わってみれば14匹(最大110㎝)でした。
白組の足を引っ張ったのは小生ですね。
この110㎝の大物は仕掛けを下ろしている途中の60メートル付近で、仕掛けが降りなくなり、食い上げるような反応、慌てて巻き上げたらドカンと大きく引き込みます。途中何回もの大きな引きを楽しみつつ無事に釣り上げることができました(釣ったと言うより、釣れたと言う感じ)。
白組の乗った第三漁幸丸にはドラえもんに出てくる「のび太君」に似た黒縁めがねの少年がアシスタントとして乗っていて、お祭りの復旧や、ドラゴン級の大物が上がった時の計測をしてくれます。
納竿の30分くらい前に小生の仕掛けが船底の何かに絡んで上がって来ません。その時、このお兄ちゃんがやってきてPEを何度か手で引っ張ってくれて、聞こえ難い小さな声で何か説明してくれます。船のスクリュウーに巻き炊いたと言ってるようです。一度キャビンに戻ったこの「のび太君」、大きなハサミ持ってきて、このPEをチョキンで問題解決でした。15m位切られたみたいです。その上今回新しく買ってきたテンヤ(1,000円)もロスト。
トホホ。 なーんも文句言えましぇーん。
ところで皆さん、毎回太刀魚釣行の都度、前回の釣行でロストした分のテンヤを補充のため、ロスト分+αの新しいのを購入していると思います。ところが、どうしても新しいテンヤから使用するので、古いテンヤの在庫が増えてきます。小生もライトグリーンの蛍光塗料が剥げた古いテンヤが、いつまでも残っています。次回はこの古いテンヤから使って行くようにしたいと思います。でも、今年の新製品のいかにも太刀魚の気の引きそうなテンヤを買ったらそれから使いたくなりますよね。この性格いつまでも治りません。
餌はサンマ、サバ、イワシを使いましたが、やはりイワシが一番かなと思います。岡田さんから頂いたサバでは2匹釣りましたが3枚残った餌は持ち帰り、次回釣行迄、冷凍庫で保存します。
岡田さんありがとうございました。
◆釣果
太刀魚 14匹(~110cm)
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<<白組 岡田 さん>>
時々小雨、波は無し、釣り時間は潮どまりとその前後の釣り環境で漁幸丸の左舷艫から山本さん、田所さん、岡田の釣り座でスタート。右舷側の後ろの常連たちはでっかい声でしゃべりまくりやかましい。 左舷は静かの中、右舷側の数人に太刀魚が上がりバタバタ。今回は紅組との対抗とのこともあり、ずいぶんとYouTubeで釣り方を学んで臨んだことが功を奏したのか、永年太刀魚釣りしているが初のドラゴンもどきが2本続いて上がりどよめく。サポートの小坊主がボソボソト何か言いながら計測して、1本目は116cm、2本目は122cmドラゴンが出ました!とちょっと大きな声で。やったー!今回のリールは中古シーボーグ250FBの初仕事、見事に働いてくれてやれやれ。やはりライトゲームは小形の方が使い勝手が良い。なるほどうんうんとうなずきながら次から次と太刀魚が上がる。
100mから85mまでしゃくりながら巻き上げるジャーク誘い(stop and goの変形)にこだわった。
特に潮どまりの時はてきめんに効果があった。餌はサンマ、サバ、太刀魚、イワシ、支給イワシをすべて試したが、サンマと支給イワシが良かった。ドラゴン級2本ともサンマ裏返しのぐるぐる巻き。横の人は支給イワシだけだったけど、20匹を超えていたと思う。
良いことばかりでない。高切れが4回も発生し今回購入したテンヤと結べるワイヤー全部がロスト。
3回は隣の人がヒットし巻き上げる時に私のPEとオマツリし太刀魚の歯が当たりプツン。巻き上げが遅く太刀魚を泳がせている。
下手くそ!そのたびにテンヤとPEが消えていく。
4度目は90m程出してすぐ巻き上げるが全く動かないオマツリ?
山本さんがプツンと切られた直後だけに嫌な予感。小坊主がスクリュー・・・ボソボソと言いながらプツン。
エッ! 90mと先に高切れした3回分を合わせるとPE2号200mの残りは100m無い。止む無く3号のリールに付け替えていたらあと30分で終わります!の船長の声がする。
1匹釣って早めに仕舞いに取り掛かった。今回は4回の高切れでお金と時間ロスが悔やまれる。
これだけではない。港について船長がドラゴンの写真撮りたいと言って写真撮った後、122cmドラゴンを測ると、「120切ってます。ドラゴンではありません!」
あの子坊主こんな大事な測定を間違うとは、女将が慰めにジュースでも と言ってくれたが行かなかった。
更に釣りとは関係のない小事件も起きた。前日に新調したバッグに入れた財布が港について支払おうとしたら見当たらないエッ!
夜中に家内に電話して探してもらったが見当たらず、釣りしながらも気が気でない。時間を戻し思い返してみたがやはり間違いなくバッグに入れたところまでは確かで自宅には無い。であれば車内のどこかに落ち込んでいると思い、帰りの荷物積み込み前に再度探したら何と私の座席の横のわずかな隙間に茶色が見えた。私の不注意以外には無い。
田所さん、山本さんすみませんでした。家内からもお叱り。トホホ
いろいろありましたが終わってみればドラゴンもどきが2本も上がり、刺身と焼きが太刀魚と思えないほどの味が癒してくれた。
太刀魚の刺身は割りばし形と思っていたが綺麗に3枚におろせた。驚き!
◆釣果
太刀魚 28匹(116㎝、113㎝)
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<<紅組 富田>>
例年恒例の太刀魚釣り、今年も(気持ちだけは)ドラゴンを狙います。
今回は迷釣会メンバー11名の参加となり、山本さん、岡田さん、田所さんには無理をお願いし、釣り船2艘で分け、紅白対抗戦での釣り大会としました。
小生は紅組、いつものふどう丸です。心配していた雨もそれほどではなく、白組に遅れること1時間強い、6時30分に出船です。行先は洲本沖、道中船長が双眼鏡で他の釣船を観察しています。そんな中、ポイントに到着、釣り開始です。水深は100m強、いつもより深い感じです。底におろして5m程巻き上げ、電動リールでスローに巻き上げます。そうするとコツントした当たりが、しばらく巻き上げながら誘っていると引き込みます。合わせを入れて巻き上げますが空振りです。太刀魚はついていません。再度投入です。同様な誘いをしていると今度はきちんとフッキングです。上がってきたのはF3サイズ。今日のアベレージサイズみたいです。
隣で釣っている澤田さんンも順調に釣り上げています。彼女が5本釣り上げた時、こちらは未だ3本です。釣りの師匠としては焦ります。そうしていると大きなあたりが。合わせを入れますが竿からテンションが抜けます。上げるとリーダーの部分がささくれて切れています。
中乗りのおじさんに聞くと「太刀魚の歯と違うか?」
気を取り直して新しいテンヤを付けて再投入です。
ぼつぼつと匹数は伸びていきますが、なかなか大きいのは釣れません。それより今日は潮が複雑です。仕掛けを投入時は45°位で仕掛けが降りていきますが、底から巻き上げていくと糸が立ってきます。二枚潮、三枚潮なのでしょうか。やたらとオマツリだらけです。オマツリするとどうしてももつれた部分のPEラインに傷が付いてしまいます。澤田さん、富田合わせて5回ほど高切れです。
何回か高切れしたリール、実は前回田所さんと太刀魚釣りに行ったときに高切れして短くなったPEを巻いています。実測で210m位あったのでまあ大丈夫と思って特にPEを巻き直さなかったのですが、残りが120m程になっています。潮が流れているのでこの長さでは底につきません。底から10m程しか下りません。太刀魚は底にいるわけではないのでOKなのですが、これで釣りをしているときに強烈な当たりです。合わせを入れて巻き上げますが、根係したように動きません。底は切っている筈だのにと思っていると高切れです。これはドラゴンだったのでしょうか?
高切れしたためPEラインが足りず、ここで釣り終了です。
◆釣果
太刀魚 18匹
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紅組、白組の釣果
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さて、今回の紅白釣り合戦、紅組の平均釣果は17.5匹、白組の平均釣果は21匹となりました。
ふどう丸と漁幸丸さんでは釣行時間が異なりますので、これを釣行時間で補正すると、紅組の釣行時間は4時間15分、白組の釣行時間は5時間10分ですので、時間当たりでは紅組4.1匹、白組は4.1匹となります。
まあ、引き分けということにしておきましょう。
でも、一匹長寸でいくと岡田さんの大活躍により白組圧勝ですね。
白組の皆さん、おめでとうございます!!!
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以上、富田記
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