日 時 |
2025年8月19日(火)
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天 候 |
快晴 ベタ凪
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釣 船 |
舞鶴西港 V-7(https://www.turibunev-7.com/)
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対 象 魚 |
魚(マダイ、アジ、イサキ)、シロイカ(ケンサキイカ)
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釣 り 方 |
魚 天秤、胴突き
シロイカ 胴突き、イカメタル、オモリグ
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出 船 |
集合:14時30分 出船:14時40分 沖上がり:23時
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料 金 |
15,000円(エサ、氷付き) |
釣 り 客 |
仕立て船
参加者4人
岡田(久)、山田、田所、富田(幹事)
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<<釣行記>>
和歌山でのアカイカ釣りはスルメが主体だったことから、好釣果が期待される舞鶴で半夜のシロイカ釣りです。天気予報(週間天気図)を眺め眺めして釣行日を8月19日(火)に決定、いつもお世話になっている西舞鶴のV-7さんを予約します。参加者は岡田(久)、山田、田所、富田の4人、半夜で昼間は魚、夜にシロイカを狙います。
当日は快晴、ベタ凪の好条件です。果たして釣果は?
<<田所 さん >>
◆釣行記
今回も富田会長の車で12時にピックアップしていただき、V-7に到着したのが14時20分頃。 山田さんも少し前に到着した様で荷物を下ろしていた。釣り座は籤引きの結果、左舷の中央が富田会長、艫が岡田さん、右舷の艫が私、中央が山田さんに決まった。
14時40分に出船し15時50分頃、冠島と丹後半島の間の冠島寄りの海峡で、天秤仕掛け(10m2本針)で釣りの開始となった。
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仕掛けの投入時に、船首の方向に勢いよく流れていくので、二枚潮と思い、水深は65m位だったが5m位仕掛けを引きずるイメージで底を狙ったが、2時間位私と山田さんは何のアタリも無く、付け餌も無事に戻ってくる有様。それでも、時合が到来したのか、初めてのアタリでマダイがヒットし、その後もイサキがパラパラと釣れ始めた。よしよしと思っていたらイサキの引きとは違う竿の曲がりで電動リールのパワーを上げたが、よく見るとラインを巻くどころかラインが出て行く。ドラグを締めて引っ張り合ったがラインブレーク。巻き上げてみると仕掛けの7号のエダスに擦り傷が付いて切れていた。おそらく、サメに横取りされたのだと思う。これを機会に天秤仕掛けから胴突き仕掛けに変更してみたが、相変わらずイサキが釣れ続いた。その後イカが釣れ出したとのことで、イサキ釣りからイカ釣りに変更した。最初の仕掛けは前回の釣行で実績のある既製品の5本スッテの胴突き仕掛け。着底からスロー巻きで20m位巻いて手持ちにして誘ってみたらいきなりヒット。その後も同じ誘い方を繰り返したがアタリが無いので自作の6本スッテの胴突き仕掛けに変更した。ところがアタリが無く時間だけが過ぎていく。山田さんがイカメタルで釣っているので、今度はイカメタルの仕掛けに変更しチャレンジしてみたが全く釣れない。暇なので周囲を見渡してみると、岡田さんや富田会長がコンスタントにイサキやマアジを釣り上げている。イカは諦めて再び胴突き仕掛けに戻したが、仕掛けを下ろす時点で鯖が食いついて仕掛けを落とすことも出来ないし、仕掛けが縺れて駄目になった。仕掛けを解いていたらそろそろ終わろうかという話になり、一足先に納竿にした。
後半は、周囲の釣果に感化されて、仕掛けを変更ばかりしていたので、釣果が伸びなかったが、まあ色々な魚が釣れて楽しかったです。
富田会長を始め、皆さんありがとうございました。
◆釣果:
イサキ 20匹
マダイ 1匹
マアジ 1匹
ケンサキイカ 1匹
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<<山田 さん>>
イカメタル、タイラバでお世話になっている西舞鶴のTopsJapanさんの隣から出船しているV-7さんに今期初の餌釣りです。最初は天秤でマダイ狙いと言うことで、仕掛けを準備します。仕掛けは6号、10m、2本針仕掛けです。釣り場に到着し、仕掛け投入しますが、残暑というより猛暑の中、棚を底から5~10mで探るも2時間ほど異常なしの状態が続きます。仕掛けを回収すると、刺し餌も残っており、どうも明るい内は期待できそうにありません。
17時前に漸く最初の当たりです。1年ぶりの餌釣りの当たりに感動しつつ電動リールで巻き上げます。結構な引きだったのでそこそこのサイズを期待しましたが、25cm程度のイサキです。イサキの群れに当たったのか、ここからトリプル、ダブルのイサキフィーバータイムです。時には巻き上げ途中に急に竿が大きく引き込まれ、先針ごとにブレークされることが2回あり、どうも針掛かりしたイサキをサメさん?が横取りしたようで、マダイはサメを避けてか姿を見せない状況下のため、富田会長の助言で仕掛けを胴突きの5号、6本針に切替えます。この際、久しぶり餌釣りにマグネットシートを忘れたことに気付き苦戦です。
周囲が暗くなり、胴突きにはイサキやマアジの棚の途中でサバが掛かり出してきたので、イカ釣りに変更です。時すでに20時30分経過です。
イカ釣りの仕掛は、イカメタル25号、ドロッパー1.8号(2個)を使用です。最近、イカは不調と言うことですが、投入後10分経過したところで50m付近で繊細な当たりです。巻き上げると僅かに生体反応がありますが、サイズは期待薄です。上がってきたのは新子サイズのケンサキです。その後も同じ棚で立て続けに当たりがあります。新子サイズ2ハイを追加し、調子が上がってきたところで、例のサメさんがイカを仕掛けと共に横取りです。
仕掛を交換しますが、サメさんの影響か、イカさんも雲隠れしたのか、その後は当たりがありません。
次はイカメタルの仕掛けの内、ドロッパー1個をアジングのジグヘッドに変更し、棚を底付近にマアジを狙いつつ、あわよくばイカさん狙います。一方で、新子サイズの剣先をエサにイカダイにも挑戦です。イカダイは置き竿で良いことからアジングをしつつイカダイの当たりを待ちます。すると置き竿に当たりです。しかし、イカダイ特有の大きな引き込みがありません。巻き上げもドラグが出ることもなく軽快に巻き上がってきます。上がってきたの、30cm程度のマアジです。しかも、餌の剣先を食しています。イカメタルは、漁火でアジやイワシと言ったベイトを船に寄せ、それを狙って浮いてくるイカを狙いますが、その逆の現象にビックリです。引き続き、貴重な剣先でイカダイを継続です。すると、今度は、竿が大きく引き込まれる当たりです。引きの強さから大ダイの期待です。十分に喰わせてフッキングさせます。ところが、引きが尋常ではありません。今までに経験したことのない引きです。ラインは出るは、竿ごと海に引き込まれそうになります。サメさんか、巨大魚のようです。さすがにこの引きに耐えランディングまで持って行けそうになく、ここは、ドラグを最強にしてラインブレークさせるしか手はありません。ラインは150m程度出たところで、ラインブレーク成功?です。イカダイの挑戦も大ダイの顔を見ることなく敢えなく終了です。
その後、アジングでは34cmの良型マアジを筆頭に数匹を追加し、納竿となりました。
◆釣果:
マアジ 9匹(最長34㎝)
イサキ 20匹(最長34㎝)
マサバ 5匹
ケンサキイカ 3匹(新子サイズ)
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<<岡田 さん>>
当日も猛暑、15時前に出船し、16時頃から釣り開始するときは小雨だったが間もなくやんだ。
天秤仕掛けは10mなので底から12mほどが適当なのだが潮流がなぜかミヨシ方向にかなり流れているので、底から4mの棚を狙った。すると直ぐに魚体反応があり、食べ頃のマダイとご対面、続いて40cmのやや大きいマダイ。その後もイサキに混じりマダイが上がる。
船長から「最近イカは全く釣れないよ。」を耳にしながらアジ狙いに胴付きに変更したが、早速横取りが3回発生しおまけに仕掛けも切られ、60号の錘と仕掛けが消えていく。横取りの主はサメではないか。
そんな中で時々アジとイサキとサバが上がる。
ウリ坊5-6匹とサバは大きめ3匹を残しリリース、サバは即 内臓と頭を落としクーラーに。
イカは集魚灯が点くまでオモリグで底狙い、点灯後はメタルリグでスッテやメタルを変え誘いを掛けながら棚を探ったが全く触ってこない。
最後の手は胴付きだ。昔の20m7本のイカ胴付き仕掛けを置き竿にして、胴付きアジもと思い再開した直後にリールに異変が発生。誤表示しながら消えてしまいビックリ!
皆さんの電源に異常がない。永年働いてくれたリールも遂に老化現象が進み死んでしまった。
最近の自分と重なる。
仕方なく70mほどの底付近をPEの色を見ながら探ったが棚が合っていないのか生体反応がない。
模索しながらかなりのロスタイムを生じた。
困り果てた姿を見て山田さんが快く予備のリールを と救いの手を差し伸べてくれた。
本当にうれしかった。山田さん改めまして、ありがとうございました。
アジの胴付き仕掛けとして短いエダス4本バリにして取り扱いを容易にした。やはり電動は素晴らしい!
しっかりイサキ、アジ、タイが乗ってくる。サバも暴れまわる。サバを外していると富田さんが「イカの置き竿にきてるで!」
20mの仕掛けを上げていくと下側の赤緑スッテに小とキーストン餌巻きスッテに大きめのダブルとイカに対面。即同じ棚と上方も探ったが最後まで変化なし。
今回はエギ、メタル、スッテに高額投資したが来年に持ち越しとなった。
そうこうしているうちに23時納竿を迎えた。
◆:
マダイ 6匹(30~40cm)
イサキ 9匹(~36㎝)リリースした5~6匹のウリ坊除く
マアジ 7匹
ケンサキイカ 2匹(20、27cm)
サバ 多数(3匹以外はリリース)
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<<富田>>
和歌山のアカイカ釣り、イカは釣れたのですがスルメが主体でしたので、今度はケンサキイカが釣りたいということで好釣果が報告されている舞鶴でのイカ釣りを計画します。イカだけだと寂しいので半夜で昼間は魚を、夜にイカを狙います。夜にイカが釣れない場合でもアジなら釣れます。
予報天気図を参考に釣行日を8月19日(火)に設定します。今回は岡田(久)さん、山田さん、田所さん、富田の4人での釣行となりました。釣り船は西舞鶴のV-7さん、14時30分集合、15時出船でお願いします。
当日は12時前に自宅を出発、田所さん、岡田さんをピックアップして舞鶴へ。船着き場には14時20分頃に到着します。山田さんは既に到着、釣り座の抽選をして船に乗り込みます。V-7さん、用意次第出船です。「狐の嫁入り(天気雨)」の中、ポイントまで移動します。今日のポイントは冠島の西方、水深が70m程です。皆さん、天秤仕掛けで釣り開始です。小生はハリス6号、全長10m、2本針仕掛けを使用します。天秤の先に1mのクッションゴムを付けていますので、一旦仕掛けを底まで降ろし、仕掛け分の11m上げて狙います。そうしていると左舷の艫で釣っている岡田さんに当たりです。40cm程のマダイが釣れています。こちらも何度か打ち替えていると待望の当たりです。上がってきたのはイサキのダブルです。その後、イサキの合間にマダイが釣れます。そうしているうちに多分イサキの当たりで巻き上げていると突然重くなります。ドラグが滑り糸が引き出されます。苦労して巻き上げますが、途中で軽くなります。上げると釣り針の所でハリスが切れています。こうしたことが3度、針が伸ばされたのが2度、皆さんの証言を統合するとどうもサメのようです。
夕方になり、船長から「ここでイカもやって」の指示、手製の間隔3m、スッテ7本、全長21mの胴突きイカ仕掛けを投入します。イカだけではもったいないので竿をもう一本出し、全長9mの胴突き仕掛けで魚も狙います。この胴突き仕掛け、入れ食いです。底に降ろすと直ぐに当たりです。最初はイサキが釣れていましたが、時間が立つにつれてマアジが掛かります。忙しくてイカを釣る暇がありません。イカ仕掛けは置き竿にします。そうしているとこの置き竿に変化が、手に取って巻き上げると重量感です。待望のケンサキイカです。
引き続き二刀流で頑張ります。ところが魚の方、サバが沸いているのか、仕掛けがなかなか底に降りません。そこで撒き餌かごを外し、撒き餌なしで釣り開始です。サバを避け、何とか仕掛けを底に降ろすための工夫です。仕掛けが底に降りさえすればマアジが入れ食いです。魚も釣り、イカも釣る、なかなか忙しい釣りになりました。
結局、ケンサキイカは5匹と伸びませんでしたが、マアジ、イサキは爆釣でした。なお、釣れたサバは数知れずですが、いずれも小形のため、全てリリースです。
◆釣果:
マダイ 2匹
レンコダイ 1匹
マアジ 19匹(~40㎝)
イサキ 18匹
ケンサキイカ 5匹
サバ 多数(全てリリース)
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◆釣り座と釣果: |
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今回の釣行、狙いのケンサキかはもう一つでしたね。釣行を企画していた段階では良く釣れていたのですが。なかなか難しいものですね。
でも魚は良く釣れました。
何でも釣れれば嬉しいものです。
9月度の例会もV-7さんです。直近になりましたら釣果も見ながら狙う魚を考えます。ケンサキイカは無理かもしれません。
以上、富田記
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