7月度例会を開催しました。
明石でブランドのタコを狙います。
ここ最近は大型が釣れているとのこと。
さて、皆さんの釣果は?


 
 日   時 2025年7月12日(土)
 天   候 快晴
 釣   船 明石林崎漁港 小松乗合船(https://komatsu-noriaisen.com/)
対 象 魚 マダコ
釣 り 方 タコエギ(錘は50号)
 出   船 出船:5時00分  沖上がり:12時00分
 料   金 9,000円
 釣 り 客 多分38名
迷釣会からの参加者8名:
山本、岡田(久)、人見、三原、田所、池本、富田、山田(幹事)
 <<釣行記>>
 
7月度例会を開催しました。例年恒例となっている明石からのタコ狙いです。ここにきて良型が上がっているとのこと。皆さん、期待を込めて出船です。

<<山田 幹事>>
 7月例会で毎年恒例の明石林崎漁港から小松乗合船でマダコ釣りに総勢8名で出撃しました。
 釣座は左舷の26~33番で、胴の部分です。
 今年は秘策なし、仕掛はヒラヒラの飾りなしのsimple is best(エビとかカニのワームはつけています)です。
 定刻通り5時に出船、最初のポイントは鹿ノ瀬で18m程度の浅場です。開始早々、右隣りの岡田さんにヒット、良型のマダコが挙がってきます。周りでも釣れ出しています。しかし、なかなか引き込みがありません。
 
 当日の明石海峡の潮流では8時過ぎから9時30分ごろの間は2ノットを越えるものの、それ以外の時間は潮が緩くマダコ釣りには好条件ですが、早い時間帯に当たりがないのは焦ります。
 7時30分を回ったころ、待望の違和感があり、聞き合わせするとマタコが乗っているようです。ライン送り込み、鬼合わせをするとそこそこの重みがありますが、今年初めてのマダコ釣りなので大きさの予測がつきません。ファーストヒットなので慎重に取り込みます。目測200gオーバーのマダコです。リリースサイズでないので、キープです。続いて直ぐに2ハイ目がヒットですが、この流しはここで終了です。
 小松乗合船では熱中症対策なのか、一流しごとに船の右舷と左舷を交互に潮上となるように入れ替え、日陰と日の当たる側になるように配慮しています。この日は、日陰が潮上で、先の流しは日陰、潮上の釣り易い環境でした。
 次の流しは日当たり、潮下です。撒き餌をしない釣りは最初にフレッシュなポイントに入る潮上が断然有利です。マタコ釣りは最たるもので、潮下ではあまり当たりを期待できませんので、メリハリをつけて、潮下の時は日も当たることもあって、水分補給や休憩しながら釣りをするのですが、この流しで本日初めての潮下でヒットです。サイズも300gを軽くオーバーとアップしたようです。
 10時を過ぎると鹿ノ背から東二見沖に大幅にポイント移動です。水深10mまでで、タコ壺が入っているものの大型が狙える好ポイントです。周りでもキロアップが続々と挙がって歓声が聞こえます。 2流し目で、ヒットです。残念ながらサイズはアップするもキロオーバ―に程遠い500g前後です。
 11時前になると周囲の釣り船がいなくなり、その船を追うように東に移動です。第3ポイントは漁港近くの明石沖です。このポイントは今までのポイントと異なり、一流し目からキロオーバ―を含む良型が続々と釣れ出します。気合を入れ、エギからスッテに変更すると大きな違和感です。鬼合わせが決まり、今日一の重量感です。しかし、挙がってきたのは、根株付きわかめ、しかも他人の仕掛けが掛かったままの重量増々状態です。
 スッテはエギと異なり、明石では全傘は禁止になったといえども180度の半傘のため、根掛かりが多く、エギに戻し、気を取り直して仕掛け投入です。すると直ぐに違和感です。聞き合わせ、送り込みの一連のプロセスを行い、最終の鬼合わせを入れヒットに成功です。重量感もあり、キロオーバ―の期待を膨らむ中、慎重に巻き上げるも痛恨のバラシです。
 直ぐに仕掛けを投入したものの、再ヒットはならず。その後、ラストスパートで、今日一の大型等を追加し12時前に納竿となりました。

◆釣果:
 マダコ   8匹
(565、515g・・・最小175g)
       潮上 7匹、潮下 1匹

 
<<
洋友会:池本 さん>>

 今年もゲスト参加させていただき有難うございました。
 田所さんと港に向かう途中で雨が降り出し、“えっ”と思ったのですが、本当の“えっ”は、早々と1杯目(420g)を釣り上げたこと。
 今年の秘策は、「タイラバ」です。
 昨年、手作りのヒラヒラで手応えがあったので、フィッシングエイトの店内をウロウロ、昨年のヒラヒラの素材はナイロンテープで2Dでしたが、タイラバはシリコン系で3Dという点に着目しました。 それが奏功したのか、私の腕(技術)が上達したのか?
 釣果は、6匹と私にしては上々でした。
 ただ、残念なことに根掛りでタイラバが海底に沈んでしまいました。また、来年に向けて秘策を練りたいと思います。
 因みに私の右隣の名人級のおっちゃんは、エギの背に「ケミホタル」を括りつけていました。

◆釣果:
 マダコ   6匹(150~650g)

<<田所 さん>>
 今日は自車で池本先輩をピックアップして、小松乗合船に直行。
 3時15には到着し、車内で池本先輩と酒盛りをしながら、メンバーの到着を待つ。
 待つこと1時間。メンバーが到着し、釣り座の抽選をした結果、4番籤で左舷の真ん中辺りで、左隣が富田会長、右隣が山本さんに挟まれる形の釣り座に決まった。
 出船して比較的早い時間帯に、2匹釣り上げたが、これは先日の名田屋乗合船の時と同じパターン・・・いやな感じがした。 
 そうはさせずとその後頑張ったが、終わって見れば、その後は釣れず、名田屋と同じ釣果に終わった。
 どうも、タコ釣りは苦手です。

◆釣果
 マダコ   2匹(235gと100g以下) 小さいマダコは、帰港中にリリース
 お造りが出来るほどの大きさではない為、マイタケと一緒に炊き込みご飯にしました。 
 それでも、マイタケの量に、負けています。
<<岡田 さん>>
 今年は格別な猛暑の中での定例タコ釣り。
 空調服を強にしても陽が当たるととにかく暑かった。
 最近4キロ超えの大物が上がっているとのことから期待して開始。1投直後に早速手ごたえ。海面にやや大ぶりのタコちゃんがユラユラ。
 そのあと根掛かり?大物?
 今日は幸先が良さそうだと思ったがそこまで。
 タコちゃんに同調できず今回も撃沈。

◆釣果
 マダコ  1匹(970g、なんと大事な足を2本も失い6ちゃんタコだった)
 
<<人見 さん>>
 5時出港から6時間たった11時を過ぎても、坊主です。
 釣れるのはわかめと貝殻ばかり。
 このままタコ坊主にでもなれば、才能がないのでもう2度とタコ釣りは止めようと決心した時、ようやく小さいですが1匹確保。その後大きいのも乗り、富田さんのタモのお陰でゲット。
 最後の30分で面子を維持できました。
 釣果は、352gと852gの2匹、合計1204gで1kg越えでした。
 有難う御座いました。

◆釣果:
 マダコ   2匹(352g、852g)

<<三原 さん>>
 山田さん、幹事ありがとうございました。
 いっぱい釣る山本さんの横で、なかなか釣れないしんどい時間が長かったです。やっと1匹釣れてホッとして、納竿までに2匹追加できました。3匹とも良型なので満足しています。

◆料理:
 釣行当日の夜は湯がいて刺身で頂きました。ちょうど東京から帰省していた娘夫婦にも食べさせ、とても好評でした。結構良型の3匹なのでしばらくタコを楽しめそうです。

◆釣果:
 マダコ   3匹

<<山本 さん>>
 予定より10分早く富田車が小生宅へ迎えに来てくれました。いつも運転、ピックアップありがとうございます。
 荷物を積み込み、いざ明石林崎漁港を目指します。
 若宮を出た頃から雨が強く降り出しました。雨具を入れてこなかったのが気がかりでしたが、現地に到着する頃には雨も上がり、ほっとしました。
 今日は息子からファン付ベストを借りてきたので、おかげで暑さを凌げて多少涼しく感じます。
 釣り座は30番、左が田所さん、右が三原さんが陣取ります。出航してしばらく、最初のポイント鹿ノ瀬に到着です。
 いよいよ実釣スタート、最初は岡田さんがヒット、良型を上げてます。やがて左横の田所さんが立て続けに2匹ゲットです。小生にはまだ当りが感じられません。田所さんの餌木を見ると何やらシリコン製の白いエビの形のワームが付いています。早速田所さんからワームを貸してもらい小生の餌木に巻き付けました。
 しばらくしてようやく小生にも最初のヒットが、さらに2匹目もゲットした頃に田所氏からオレンジの餌木が良さそうとの助言、早速緑色の餌木をオレンジ色のものに交換。これが功を奏したのか、10時過ぎまででに7匹もゲット。
 田所さん、助言ありがとう。またエビ形のワーム借用ありがとうございました。
 その後、大物がいる東二見沖、第3のポイントの両方では周りが大型を次々上げるのに小生には全く当りなし。
 後半に残念な思いが残る結果となりました。
 帰路の車内で富田さんから、タコのぬめりを取る方法として、パンチングメッシュボウルにタコを入れて洗うと簡単にできるとの助言をいただきました。
 小生はその通りに実行、本当に楽にぬめりが取れることに感銘、いつもの半分程度の時間でぬめり取りが完了しました。富田さん助言ありがとうございました。
 釣行した日の夜、すべてのタコを茹で上げました。
 「茹で上がったタコ」とぬめり取りに使った「SUS製パンチングメッシュボウル」の画像を添付しました。

◆釣果:
 マダコ   7匹(140g~550g)
   
 
<<富田>>
 
迷釣会7月度例会、例年恒例となっている明石のタコ釣りです。今年も林崎漁港の小松乗合船にお世話になります。当日の釣り客は満席の(多分)38人、我々迷釣会メンバー8人は26番~33番に座ります。丁度左舷の胴の間になります。
 釣行日前夜の11日(金)、今日もジャイアンツは負けているなとテレビを横目で見ながら(小生、ジャイアンツファンです)20時頃には就寝です。1時頃に起床、ネットプロ野球の結果を見るとジャイアンツは逆転勝ちをしています。”おお、やるな”と思いながら準備をして2時前に出発です。人見さん、山本さんをピックアップして明石に向かいます。道中、皆さんに「忘れ物は無い?」と言っていた小生ですが、明石港が近づいてきたころバッグを一つ忘れていたことに気づきます。今更どうしようもありません。バッグには着替え、タオル、サングラス、日焼け止めを入れています。タオルだけは予備が有るので問題無いのですが、後は困りましたね。
 船に乗って隣になった田所さんに日焼け止めを借ります。これで問題は一つ解決しました。
 5時に出船、船は鹿ノ瀬方面に向かいます。最初のポイントは15m程の深さです。仕掛けを入れて釣り始めます。船長が日陰側と日差し側が交互になるように操船してくれます。日陰側の時は問題ないのですが日差し側の時はサングラスを忘れたことから眩しいやら暑いやらで大変な釣りになりましたが、何とか当たりを取って7匹を釣り上げることができました。
 良く釣り上げている周りの常連さんらしき人を観察するのですが、何でよく当たりがあるのかが分かりません。誘い方なのか、仕掛けなのか、それとも釣り座の差なのか。胴の間よりは舳側、艫側が船の前方若しくは後方も探ることができるので当たりの差はあると思うのですが。池本さんの感想にあるようにケミホタルも有効かも知れませんね。小生も来年は池本さんのように工夫を凝らせて見たいと思います。

◆釣果:
 マダコ   7匹

 山本さんが紹介しているぬめり取り用の「SUS製パンチングメッシュボウル」、小生は只の「メッシュボウル」を使用しています。
 タコに少量の塩をまぶし、タコの表面をこのメッシュに押し付けるようにして擦ります。そうするとメッシュの表面にタコの白いぬめりが着きます。2回ほど繰り返すとぬめりが取れると思います。通常の塩もみに比べて塩は1/3位でいけると思います。
 お試しあれ。
 

 7月度例会、大型のマダコが釣れるということで期待していたのですが、なかなか厳しかったようです。そんな中、工夫と頑張りによって良く釣られている方もおられました。
 来年こそは見習いたいものです。
 皆さん、暑い中ご苦労様でした。
 今後の予定ですが、次回の例会は9月になります。
 それまではこの暑さに耐え抜いてください。

以上、富田記

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