迷釣会5月度準例会を開催しました。
例会では初めての珍事です。
皆さん爆釣で早帰りです。
長いこと生きてると
こんなこともあるんですね!!!


 日   時 2025年5月17日(土)
 天   候 曇り後晴れ 8m/s位 波高 0.5m位
 釣   船 西舞鶴港 V-7
対 象 魚 ヒラマサ、マダイ、イサキ
 出   船 出船:10時00分 沖上がり:16時30分 帰港:18時
 料   金 15,000円(餌・氷付き)
 釣   客 岡田(久)、田所、澤田、富田の4名で仕立て船
 <<釣行記>> 
<<富田>>
 準例会ではありますが、今年初めての迷釣会の月例会です。今年も西舞鶴のV-7さんにお邪魔して完全フカセでヒラマサ&マダイを狙います。
 今回は4名での釣行ですが、配車の都合で富田車に4人乗ることになりました。小さい車ですので各自が持っていくクーラーボックスも大型から中型にしてもらいます。「もしいっぱい釣れたらどうしよう。」、「クーラーボックスに入りきらへんかもわからんなぁ」などと有りもしないことを杞憂しますが、まさかその心配が的中するとは。
 さて17日ですが、午前中は雨模様、午後からは晴れる天気予報となっていましたので、前日に船長に連絡を入れ、9時出船から10時出船に変更してもらいます。自宅を6時30分に出発、田所さん、岡田さん、澤田さんをピックアップして舞鶴に向かいます。心配していた雨ですが、道中はじゃじゃぶりですがV-7の船着き場には着くころには雨もあがります。10時前に到着、準備をして乗り込みます。
 さあ出船です。

<<田所さん>>
◆釣行記
 天気予報では、船に乗船する頃の天気が雨ということで、出船を1時間遅らせることになり、富田会長の車で、7時にピックアップしていただき、途中、岡田さん、澤田さんもピックアップして9時半頃、V-7に到着した。道中は雨であったが、舞鶴のV-7に着いた頃には雨は止んでおり、時間変更が幸を制した。
 釣り座は、左の舳が富田会長、真ん中が澤田さん、艫が私、右の艫が岡田さんに決まった。
 出港して外海に出ても、大波やうねりは無かったが、北風がやや強い。当日のポイントは、冠島と沓島の間で、水深62mでスタートです。多少のポイント移動はあったが、ほぼ終日この辺り。
  仕掛けを投入すると、船の舳先を12時として、仕掛けは6時方向にゆっくり流れて行くが、100m流して回収してみると、仕掛けが9時方向から上がって来て、二枚潮で釣り難い。それでも何度か流していると、40~50m位でアタリがあり、良型のイサキやマダイやヒラマサが釣れたが、潮が流れる方向と釣れる方向が違うので、頻繁にお祭りが発生し、解くのに時間が掛かった。
 昼過ぎ頃から潮が変わり、二枚潮が収まって流れる方向も釣れる方向も6時方向になったが、北風が強くなると共に、潮が更に速くなり、100m以上流しても仕掛けが沈まない状況が続き、浮力調整に苦労すると共にアタリも少なくなった。
 (余談、当日若狭湾で行われたカヌー大会で、強風によりカヌーが何隻も転覆し、42人が救助されている。)
 私の釣り座は左舷の艫で、ヒットしたヒラマサが海面で暴れてハリスが船底に擦れて切れてしまったことが悔やまれる。4人共、持参したクーラーが中型だったので、これ以上釣ってもクーラーに入らないため、1時間位の早上がりになった。
 ◆釣果:
 ヒラマサ   3匹(58、59、60cm)
 メジロ    1匹(約75cm)
 マダイ    1匹(58cm)
 イサキ    5匹(33×2、34cm×3)
   舞鶴の米屋にも米は無いようです   
<<岡田さん>>
 梅雨前線の走り予報で風雨を心配していたが南下したため午前中は風が強かったが午後は時間経過とともに陽が出るほどで海上もベタ凪になった。
 今回も完全フカセの難しさを痛感した。撒き餌とサシエの同調ができないのだ。
 前半の潮は緩やかに左舷方向に流れていたので7号のフロートを付けて開始した。
 サシエが残っており5号に変えたりしたが私だけヒットしない。今から思うと更にフロートを外したり直結してもっと同調を探るべきだった。
 後半は潮の流れが真後ろになりかなり早いので1gのサルカンを付けて流した。100mまですぐに到達する潮流だが連続してヒラマサ2本、メジロ1本、イサキ6匹、カワハギ1匹が上がってきた。
 撒き餌とサシエの同調が偶然にもできているようだ。
 カワハギが釣れていることは底に近いところまで届いているぞ!
 サテこれからだ!と思ったら船頭から3人ともクーラー満タンで終わりますとのこと。
 前半が悔やまれる。撒き餌の仕方も反省。
 次回に備え1.0g 1.5g 1.8g 2.5g 3.3gの錘の作成と幹糸の7号は古いのとかなりの巻き癖のため
6号完全フカセ用を新調予定。
 イサキは真子が5匹、白子が1匹、デッカイカワハギの肝、それぞれ定番調理で旬を味わいました。
 富田さん運転ご苦労さんでした。おかげで楽しい一日をありがとう。

  ◆釣果:
 ヒラマサ 2匹(~60cm)
 メジロ  1匹(65cm)  65cm 
 イサキ  6匹(~36cm)
 カワハギ 1匹(33cm)
 マダイの顔が見れなかった。残念!
 
<<澤田さん>>
 澤田さん、半年ぶりの釣行です。普段は胴突き仕掛けでの釣りが得意らしい(?)ですが、今回は完全フカセの釣りです。
 事前レクチャーをします。
1.仕掛けに餌を付け、クラッチをオフしてリールをフリーにして道糸を流す。
2.同時に撒き餌を切らさないように撒く。
3.当たりがあったらリールの道糸が走るのでクラッチをオンして電動リールで巻き上げる。
 ポイントにつき、ハリス7号12m3本針の仕掛けに餌のオキアミを付けて流します。
 すると突然道糸が走ります。電動リールで巻き上げているようですがちょっと様子がおかしい。するとどうでしょう、よくやるバックラッシュです。
 そういえば事前レクチャーで、
4.当たりがあった時は、バックラッシュしないように素早くスプールを指で押さえ、そのあとクラッチをオンにして電動リールで巻き上げる。
の4項目の説明をしていませんでした。
 済んだことは仕方ありません。バックラッシュを解きにかかりますがこれが難問、きっちりと食い込んでいます。船長の助けも借りてようやく解きます。電動リールで巻き上げて見ますと良型イサキが釣れています。
 その後も澤田さん、好調に釣りあげています。ヒラマサ、イサキのラッシュです。
 そうしているうちにまた当たりです。隣で見ていると今までと竿の曲がり方が違います。魚が竿を叩いています。慎重に巻き上げ、上がってきたのは73cmのきれいな乗っ込みマダイ(メス)です。
 澤田さんのクーラーボックスは小さいので釣った魚が入りきりません。ヒラマサ1匹は船長に贈呈して納竿となりました。
 
◆釣果:
 マダイ   1匹(73cm)自己ベストです
 ヒラマサ  4匹
 イサキ   5匹
 皆さんの釣果を見ると、澤田さんが竿頭ですね!!!
 

<<富田>>
 いよいよ日本海も騒がしくなってきました。迷釣会5月度準例会の開催です。
 今年も西舞鶴のV-7さんにお邪魔し、完全フカセでヒラマサ、マダイを狙います。
 例年ですと5月の前半が経ヶ岬の白石グリ、後半が冠島周辺でのフカセ釣りでしたが、昨年の反省をもとに今年は前半、後半を入れ替えてみました。前半を冠島周辺、後半が白石グリです。
 17日ですが、梅雨の走りということで朝の内雨、午後からは天候が回復するだろうとの予想から、出船時間を遅らせて10時の出船です。
 今日のポイントは冠島と沓島の中間にポツンとある地磯の少し北方です。
 皆さん、用意を済ませ投入です。
 小生も準備を済ませ、さあ投入というところで隣の澤田さんがトラブルです。バックラッシュに苦戦しています。バックラッシュを解いている間にも艫で釣りをしている田所さん、順調に釣りあげています。なかなか焦りますね。ようやくトラブルを解消、さあ投入です。すると50m程流していると突然に道糸が走ります。クラッチを入れて電動リールを巻き上げます。上がってきたのは78cmのメジロです(あと2cm長かったらブリでした)。
 その後もイサキが釣れますが、強風のため釣りにくい状況が続きます。強風のせいかカモメが餌を取るため船の周辺から離れません。撒き餌を撒くとカモメがオキアミをついばみにきます。どうしても仕掛けに絡みます。カモメの間を縫って仕掛けを流します。そうすると大きな当たりが。道糸がドンドン走ります。上がってきたのは待望のヒラマサです。クーラーボックスが小さいため、尾を切ってクーラーボックスにおさめます。
 皆さん、程々に釣れ、クーラーボックスがいっぱいになったため、早上がりです。
 V-7さんでは魚が釣れなくて時間延長をしたことは多々ありますが、早上がりは初めてです。いつもこうありたいものですね。
◆釣果:
 メジロ    1匹(78㎝)
 ヒラマサ   1匹(60㎝)
 イサキ    4匹(~38㎝)
 

 さて次回は5月30日(金)、倉丸さんで白石のフカセ釣りです。
 大きいクーラーボックス持参ですが、今度も爆釣で早帰りと行きたいものですね。

以上、富田記
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