日 時 |
2024年5月10日(金) 出航8:00 沖上がり18:30 帰港20:00 |
天 候 |
快晴 微風 波高0.5m(多少うねり)
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釣 船 |
西舞鶴 倉丸(https://www.kuramaru.com/index.html) |
狙 う 魚 |
青物・真鯛 |
釣 り 方 |
完全フカセ |
料 金 |
船代:50,000円(4人仕立て)
餌と氷は別途用意
オキアミ3kg×3、氷×1個 4人分で 12,270円
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参 加 者 |
岡田(久)、山田、田所、富田の4名 |
釣 り 座 |
左舷舳:山田 左舷艫:岡田 右舷艫:富田 右舷舳:田所 |
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<<釣行記>>
今年も5月度準例会は舞鶴沖で完全フカセで大物狙いです。
昨年まで利用していた「瑞翔」さんが廃業となったため、新たに「倉丸」さんにお願いします。
当初は経ヶ岬の白石グリに出船予定でしたが、白石グリは激流で釣りにならないということで冠島周辺に出船することになりました。
今年は冠島周辺でもヒラマサ、大鯛が釣れています。
期待を込めて出船しましたが、果たして釣果は???
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<<田所さん>>
「倉丸」の船着き場は、以前あった「瑞翔」の近くで、車は船に横付けできます。
船の大きさは、「瑞翔」を一回り小さくした感じで、椅子が無いのでクーラーボックス等を椅子代わりにして座ります。舞鶴湾から外海に出ると、船が小さいので左右に結構揺れます。(船酔いしない様に先にビールを飲んで対応。)
本来なら丹後半島の北の白石グリに行く予定だったのが、潮が速くてフカセ釣りが出来ないとのことで、いつもの冠島に向かいます。
最初の釣りのポイントは、冠島と沓島の間に9時過ぎに到着し、釣りの準備を始めます。
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仕掛けを準備し投入するも潮が緩く、二枚潮の様で巻き上げると仕掛けが前方から上がって来る。
前方にはアンカーロープがあるので、お祭りしない様に釣り座を前から中央に移動する。
そうこうしている内に富田会長が大騒ぎしている・・・上がって来たのは、大きなヒラマサである。
よし、次は私がと仕掛けを投入するが、全くアタリが無く、10時半頃、沓島の北側に移動したが、ここも潮が動かず、船中の釣果が伸びない。
12時半頃、ふたたび最初のポイントに戻り、仕掛けを投入すると、仕掛けが船の下に流れて行くので釣り座を左舷の中央に移動した。
この時点まで私は坊主。左舷の中央に移動してからは、仕掛けを7時方向に流せるようになった。
電動リールのカウンターで50m流したところでアタリがあり、巻き上げるとウリボーが上がってきた。坊主だったので、大事にキープ。
その後、良型のイサキや真鯛を釣り上げることができたが、天気は抜群によかったのに、釣果は低調に終わった。
◆釣果:
真鯛 1匹(47cm)
イサキ 4匹(最長35cm)
◆所感
久しぶりの完全フカセ釣りだったが、潮が緩く仕掛けが思う様に流せないので、苦労した。
また、「倉丸」は船が小さいので船が左右によく揺れるので、どこかに捕まっていないとこけそうになる。
足で踏ん張っていたのか、一日経って、足腰の筋肉痛に襲われている。
手袋をしていなかったので、手の甲が日焼けで赤くなった。
次回から、手袋をしようと思う。
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<<山田さん>>
5月準例会で西舞鶴の「倉丸」さんから白石グリの予定でしたが、潮がぶっ飛びと言うことで冠島周辺に出撃しました。
5月は完全フカセです。8時に出船し9時過ぎに冠島の東側に到着しました。
周りには5から6隻くらいの先着遊漁船がありました。
使用するタックルは3mのマダイ用の竿に、ラインはフロロの7号300m、仕掛は富田会長特製の7号・12m・3本針に。潮が流れていないようなので6号のフロートを装着です。
釣り座は左舷の舳側です。
「倉丸」さんは昨年まで利用の「瑞翔」さんより小型船で、凪模様でも横揺れが大きく準備が思うように進みません。準備に手間取り最後に仕掛けを投入です。どの程度流せば良いのか分からず70mくらいで回収したところ、ラインが流れた艫方向と逆の舳側から挙がってきます。しかも根掛かりです。船長のヘルプで根掛かりを解消できたものの、ラインの先で根ズレして仕掛をロストです。同じ7号仕掛けで根掛かりをしないように再度投入するも、ヒットがなく、第1ポイントから第2ポイントの大グリに移動です。
ここも根掛かりを注意しながら仕掛けを流しますが、50mで回収したところ先針に小ガシラが、2番目の針にもう一匹の小ガシラが掛かっていました。ということは仕掛けが着底している可能性が大きく、更に根掛かりを注意しなければなりません。
しかし、根掛かりに最新の注意を払うもまたしても根掛かりです。今回は先針のみロストでした。
もう少し早めに回収していればと悔やまれます。
ここで、船長からアドバイスで、今日は潮が流れていないので、仕掛は5号か6号、流すのは20mくらいとのことで、早速仕掛を6号に変更しますが、フカセアラームの鳴動はなく、第3ポイントに移動です。
ここは上潮が右舷から左舷に流れているようですが、ここも潮の流れは芳しくないようです。仕掛けを流すも餌は残っています。
30mくらい流したところで、本日初めてのフカセアラームが鳴動します。フッキングし、巻き上げます。それほど大きな引きでなく、マダイ特有の段引きもありません。揚がってきたのは35cmくらいの良型イサキです。
周りでもイサキが釣れているようです。次の流しでもヒットです。しかし、途中で痛恨のバラシです。
掛ったのはイサキのようで、口切れです。しばらく、沈黙が続き、その後30m前後で怒涛の良型イサキ(最長42cmありました)の4連発です。
そして、船長からポイント移動するとのアナウンスがあり、仕掛が30mを通過し、40mを越えたので、回収しようとしたところ、ヒットです。
今日一の引きで、わずかですが段引きがあります。赤い魚体が寄ってきます。待望のマダイ(40cm)です。
そして、最後のポイントでは、メジロが掛かりましたが、アラームは鳴動せず、回収しようとしたときにヒットしたようです。しかも、強い引きもなく残り20mまで寄ってきます。その後もタモ入れまでメジロとは思えないように簡単に寄ってきました。
イサキを追加し、残り一流しで納竿とのことでヒットゾーンの120m以上に仕掛けを早く到達するように手送りでラインを出していると、100m当たりで仕掛けが走ります。ヒットです。フッキングを入れ、巻き上げます。これも簡単に寄ってきますが、段引きがあります。赤い魚体が見えます。マダイです。最後の流しで、漸く本命の雌のマダイ55cmをゲットすることができました。
有終の美で本日の釣行を終えました。
◆釣果:
真鯛 2匹(55、40㎝)
メジロ 1匹(70㎝)
イサキ 6匹(最長42㎝)
ウマズラ 1匹
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<<岡田さん>>
「倉丸」は小型船。大きな横揺れと足元が10cmほど高い左舷のトモで苦しみながらの釣りだった。
立ちながらの釣りは横揺れで海に投げ出される危険さえ感じ、絶えず中腰以下の姿勢。一夜明けると足腰の筋肉痛が強烈。2度と小型船には乗りたくない。また完全フカセの難しさを再認識した。
潮の流れが緩く小さいガシラとチャリコが上がり、7号のフロートを付けるがまだエサ取りに悩まされる。場所変われど全く反応なし。船長からヒットした者勝ちだ!と聞こえてくる。その通り横の富田さんのヒットごとにオマツリ。
可哀そうに思ってくれた3匹のイサキとジャンボカワハギさんありがとう。
結局フカセアラーム無しで撃沈納竿。
◆釣果:
イサキ 3匹
ジャンボカワハギ 1匹(32cm)
小ガシラ 1匹
チャリコ 1匹
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<<富田>>
5月度の準例会は舞鶴沖で完全フカセで大物狙いです。完全フカセの場合は少人数の釣りになります。参加者数等を考慮して準例会を2回開催します。1回目は経ヶ岬沖の白石グリで、2回目は冠島周辺で青物・真鯛を狙います。例年ですと1回目は「瑞翔」さん、2回目は「V-7]さんにお世話になるのですが、1回目の「瑞翔」さんが廃業となったため、「瑞翔」さんの船長に紹介いただいた「倉丸」に予約を入れます。
当初は白石グリでの釣りを予定していたのですが、船長から「白石は激流で釣りにならないので冠周辺にしたい。」との連絡が入ります。白石グリで大物をと思っていたのですが、釣りにならないとどうしようもありません。ポイントが変更になりました。
当日は「倉丸」の船着き場に7時30分頃に到着、抽選して釣り座を決定、準備を済ませて8時には出船です。最初のポイントは冠島と沓島の中間にある少しだけ海面から姿を見せている岩礁の北側です。
船長の「始めて」という声でハリス7号・15m・3本針仕掛けを投入です。
何度か打ち返していると糸が走ります。素早く合わせを入れ巻き上げますが、途中で軽くなります。痛恨のバラシです。引きの強さからイサキと思われますが、どうも合わせが強くて口切れしたみたいです。(今日はこの口切れで4匹ほどバラシました。)
そうしているうちに20m程流したところで糸が激しく走ります。これは大物と思い合わせを入れて巻き上げます。強烈な引きです。魚が見えてきました。鮮やかな黄色のラインが見えます。ヒラマサです。船長のタモ入れで無事にゲットです。
これは調子がいいと思ったのですが後は無しのつぶて。どうも潮が緩くて魚の活性が低いようです。
船長がポイントを移動します。今度はオオグリに入ります。
ここも潮が緩いようです。仕掛けは少しでも軽い方が良いと思い、ハリス7号・10m・2本針仕掛けに交換です。それでも仕掛けがほぼ真下に入っていきます。何度か打ち返しますが若干イサキが釣れただけです。
再び場所移動です。朝一番に入ったポイント付近でしょうか。
ここも芳しくありません。
再び場所移動です。今度は岩礁の西側に入ります。ここは潮がそこそこ流れています。船は南向きに立ちますが潮は東方に流れています。海面から出ている岩礁に向かうといいようです。仕掛けは何とかその方向に流れています。150m程流したでしょうか、突然糸が走ります。合わせを入れて巻き上げますと真鯛特有の三段引きです。魚が見えてきました。ベッピンさんの良型真鯛(55㎝)です。
イサキを何匹か追加しているとまたまた大きなアタリです。巻き上げますが結構走ります。青物みたいです。ヒラマサを期待していたのですが、船長が「横に走るからハマチやで。」と、流石に船長の言うことは当たります。上がってきたのは70cm程のメジロでした。
その後、イサキを何匹か追加して納竿となりました。
◆釣果:
ヒラマサ 1匹(67cm)
メジロ 1匹(70cm)
真鯛 1匹(55cm)
イサキ 6匹(Max 38㎝)
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◆所感
白石グリでの大物釣りの予定でしたが、経ヶ岬は激流ということで冠島周辺の釣りになってしまいました。船長の話では今年はどういうわけか経ヶ岬は潮の速い日が多いようで、なかなか行けないようです。自然が相手なので仕方ありませんね。来年に期待です。
「倉丸」、船長さんも親切でなかなか良い船ですが、横波には弱いようです。横揺れがきつくて年寄りには厳しいかもわかりませんね。要検討事項です。
次回、5月25日(土)は「V-7」さんで完全フカセです。ポイントは冠島周辺になりますが、船も大きくて横揺れも大丈夫です。
お年寄りの皆さん、次回は頑張りましょう!!!
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以上、富田記 |
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