日 時 |
2024年4月12日(金) |
天 候 |
晴れ 風速2~4m/s 波高0.5m
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潮 回 り |
中潮
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釣 船 |
和歌山県湯浅 ニュー紀南丸 |
狙 う 魚 |
マアジ |
釣 り 方 |
天秤フカセ 120号鉄仮面、付け餌:持参オキアミ |
料 金 |
12,000円(撒き餌、氷、仕掛け1セット付き)
集合 4時30分 出船 4時45分 沖上がり 13時30分 帰港15時
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参 加 者 |
山本、岡田(久)、田所、富田の4名 + 他の客10名 合計 14名 |
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<<釣行記>>
毎年恒例の湯浅のデカアジ釣りです。今年も有志を募って和歌山県湯浅のニュー紀南丸にお邪魔しました。当初は4月14日の日曜日を釣行日にしていましたが、3月末に予約を入れた時には既に満杯とのこと。この時期のデカアジ釣りは人気です。仕方なく釣行日を12日(金)に再設定です。最終的には山本、岡田(久)、田所、富田の4名での釣行となりました。
果たして今年もデカアジの顔が拝めるでしょうか?
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朝日に映える湯浅湾 |
<<田所さん>>
ニュー紀南丸は、船に車を横付け出来ない代わりに、荷物を船の横迄、軽トラで運んでくれます。 荷物を籤で決まった釣り座に積んで暗い中出船です。
釣り座は、左舷の前から2番目から岡田さん、富田会長、山本さん、田所の順番になりました。
出船すると照明が消されるので、暗くて釣りの準備はできません。キャビンに入って、取り合えず出船に乾杯。
釣りのポイントですが、去年は湯浅から西に1時間位走った所でしたが、今回は去年のポイントよりかなり南の方で、日ノ岬の西側の紀伊水道の中になり、移動時間は1時間半も掛かりました。
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ポイントに着いて急いで仕掛けの準備をします。
竿と鉄仮面は岡田章から譲り受けた物を使用しました。岡田さん、この場を借りてありがとうございました。
水深は72m、一投目は鉄仮面を底まで落として電動リールのカウンターとの差を確認します。 誤差は無かったので2回目からは底から3m上の69m迄落とすようにして、コマセを撒いて2m巻き上げる操作を繰り返します。
富田会長が4匹位釣り上げた頃、やっと私にもはっきり分かるアタリです。
緩過ぎず速過ぎず電動リールのスピードを調整しながら網ですくい上げました。大きなマアジで目測で40cmは超えているので鬼アジです。
喜びも束の間、その後はぱったりアタリがありません。底に近づけると豆アジは釣れますが大アジのアタリはありません。この状態が2時間位続きました。左舷は船の日陰になり、晴れなんだけど風が冷たく寒さを堪えながらアタリを待ちます。
船が何度かアンカーを打ち直した所、何時間ぶりのアタリです。しかし、潮が速いのか? 二枚潮の影響なのか? お祭りが頻発してせっかく掛けたアジに逃げられるわ、仕掛けがぐちゃぐちゃに縺れて駄目になるわで、釣果が伸びない割に大忙しです。
それでも仕掛けを消耗しながらなんとか? やっとつ抜けに成功し、納竿となりました。
帰り道に一喜食堂で湯浅名物の釜上げシラス丼を食べました。 美味しかったです。
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◆釣果
マアジ 12匹(38~44cm)
マアジは、お造り、塩焼き、煮付けにして、いただきました。
特にお造りは、子供たちに大好評でした。 |
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<<岡田さん>>
釣り始めは陽が当たらなかったこともあり寒かった。時々晴れ間の見える曇り空で波は小さかったが終盤には風が強くなり潮流もミヨシから艫にかなり早い。
仕掛けが流れ釣りにくかった。
底から8m前後の棚を狙い底から6mで止め餌撒きして8mで待つとググッと竿先が曲がる。釣れだしたらサシ餌無しでもヒットする。
オマツリが多く1匹も釣らずして切り刻まれた仕掛けがメチャ多い。
「ドラッグを締め早く巻き上げろ!」の船長の声に従い早巻きしたら巻き上げ途中で針飛びが頻繁に発生。3.5~4号のハリスが切れる。仕掛けが品薄になり修理を試したが船上ではかなり難しい。その間富田さんは5匹も釣り上げている。
イサギと同じで手返しの速さが勝負なことを分かっていても指先が動かない。また海上まで上がっているのにタモ入れが合わせられず3匹リリース。
昨年と違い巻き上げ途中のギャングの横取りは一度もなかった。マトウダイは落とし込みの獲物。釣れた金魚に食いついて上がってきた。
アカイサキはいずれも微妙な誘いでヒット。アカイサキはこの辺で滅多に釣れないらしい。これも温暖化の影響か?
終盤は釣り環境の悪化と疲れから体力の限界を感じながら納竿。
ジャンボアジ、アカイサキ、マトウダイの刺身の中でもアジが大好評。一夜干ししたアジも甘さが増し絶品。ブリ大根ならずアジ大根も好評。
真子も美味しかった。コレステロール上昇が心配。どれも美味しく頂いています。シンドい思いもしたが楽しい一日でした。
感謝! 感謝ありがと
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◆釣果:
マアジ 21匹(40cm前後 43cm max)
アカイサキ 2匹(33cm、29cm)
マトウダイ 1匹(29cm)
ガシラ 1匹(チビチャン)
豆アジ 6匹
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<<山本さん>>
ニュー紀南丸さんでのデカアジ釣行の釣果報告です。
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昨年は19匹+アオハタを釣りました。今年はせめて昨年並みにと期待していましたが・・・。
第一投目からラインがうまく巻き取りできません。見かねた富田会長からのHELPのお陰で、何とか解決。しかしながら、両隣はデカアジが釣れているのに、小生はガシラ・豆アジや名前の知らない赤い魚ばかり掛かってきます。
何処が違うのかなあ?
今度は富田さんからの釣り棚とポイント指示の助言のお陰で、何とかデカアジが釣れだしました。
すると次は巻取り中にリールが竿のリールシートから外れるトラブル。(しっかりと止めてたのになあ?)
ということで、自身の凡ミスが重なりなりました。でもまずまずの釣果が得られました。
今回も又富田会長にご迷惑をお掛けしました。歳かなあ?
とにかく富田さんに感謝です。ありがとうございました。以後気を付けまーす。
◆釣果:
マアジ 12匹(34㎝~42㎝)
ガシラ 2匹(22㎝、19㎝)
豆アジ 6匹
自宅の流し台にすべてのお魚を並べた画像です。
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<<富田>>
毎年恒例の湯浅のデカアジ釣り、今年も企画します。当初は4月14日の日曜日で計画しますが、3月末にニュー紀南丸さんに電話を入れると既に満杯とのこと。そこで12日(金)に日程を変更します。現役で働いている三原さん、当初は参加予定でしたが突然の業務で不参加となり、最終的には山本さん、岡田(久)さん、田所さん、富田の4名での釣行となりました。(三原さん、ごめんなさいね。来年は必ず参加可能なように早めに休日で予約を入れるようにします。)
当日の集合時間は4時30分、自宅出発は2時前になります。前日を20時前に就寝、12日は1時に起床です。準備を整え出発、田所さん、岡田さんをピックアップして一路湯浅に向かいます。
ニュー紀南丸の待合場所には4時過ぎに到着、既に多くのお客さんが到着しています。我々が到着してほどなく山本さんも到着、準備を行います。4時15分ごろには女将さんが到着して受付を済ませます。料金を支払い釣り座が決まります。今日の釣り客は14名、片側7名ずつの乗船となります。4人で抽選し、釣り座は左舷の舳から2人目~5人目となります。
船に乗船、各自釣り座に荷物を積み込みます。4時45分には出船、ポイントに向かいます。天気予報では暖かいと思っていたのですが、思いのほか風が冷たいです。1時間30分程走ってポイント到着です。今日のポイントは昨年とはずいぶん違っています。昨年は湯浅湾沖という感じでしたが今年は日御碕沖の紀伊水道のど真ん中です。周りを見ると湯浅の玉市丸さん、美浜の千代丸さんが見えます。
水深は72m、釣り始めます。最初は自作のハリス3号4本針(先針はハダカ針にオキアミ、残りはピンク、白、ミドリのウイリー巻の針)の仕掛けを投入します。何度か手返しを繰り返すと待望のアタリです。巻き上げます。上がってきたのは見るからに40cmオーバーのデカアジです。船長から「一匹一匹魚を絞めてたらあかんで、釣れてるときは手返しやで」の声が、釣れたアジをバケツに放り込んで再投入です。最初はダブルも含めて入れ食いです。何投目か、大きなアタリで巻き上げますが、途中で軽くなります。デカアジが1匹付いていますが針が1本飛んでいます。3号ハリスで厳しいみたいです。急遽ハリス3号の仕掛けから4号仕掛けに変更します。また釣れている針はウイリーの白がほとんどです。オキアミの効果は無いようですので4本針からウイリー3本針に変更です。
バタバタとデカアジが8匹程釣れましたが、そこからアタリが止まってしまいます。船長が何度かポイントを変更です。そうしている内に再びアタリです。入れ食い状態になります。釣れている棚は底から7~8m。仕掛けを底から5m程まで落とし、撒き餌を出しながら底から7~8mの棚まで上げてきます。その状態にしておくと直ぐにあたります。バケツの中がいっぱいになってきます。
竿をおいて周りを眺めているとき、今までとは違って大きなアタリです。これは大きいと思いながら巻き上げていると突然軽くなります。上げて見ますと4号ハリスが飛んでいます。4号ハリスが切れるとは相当大きなアジだったのでしょうね。
入れ食い状態だったアジのアタリも遠のき、13時15に納竿です。
昨年のアジは最長寸で40cm位でしたが、今年のアジは最短寸で40cm位、ほとんどが40cmオーバーの良型ぞろいです。
大満足の釣行でした。
◆釣果:
マアジ 33匹(~46cm、内2匹は中アジ、他は全てデカアジ)
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以上、富田記 |
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