8月26~27日、有志5人で小豆島へ
野村くんを訪問し、小豆島観光と
魚釣りを楽しみました。


 
日   時 2023年8月26日~27日(日)
場   所 小豆島の観光地(上記地図の丸印)、野村亭 他
釣 り 船 磯吉丸
参 加 者 野村、山本、岡田(久)、人見、田所、富田の6人
天   候 1日目:快晴 2日目:午前中は曇りのち晴れ、午後は快晴
対 象 魚 キス
釣 り 方 小型天秤でのキス仕掛け
料   金 総費用 23,000円(交通費、宿泊費、宴会費、船代)
ちなみに船代は4,000円(4時間)
<<旅行記>>
 
迷釣会の有志5人で小豆島へ、5年前(?)に大阪からUターンした野村くんを尋ねました。1日目は小豆島観光の後に野村亭を訪問して宴会、2日目はキス釣り&小豆島観光を楽しみました。
スケジュール:
1日目:
 神戸三宮フェリーターミナル → 小豆島坂手港 → ヤマロク醤油 → なかぶ庵(昼食) → 寒霞渓 → 美しの原 → 四方指展望台 → 土渕海峡 → エンジェルロード(王子前港) → 野村亭
2日目:
 野村亭 → 王子前港 → 磯吉丸(キス釣り) → オリーブ公園(昼食) → 岬の分教場 → 二十四の瞳映画村 → 坂手港 → 神戸三宮フェリーターミナル  
 <<野村さん>>
 小豆島にお越し頂きありがとうございました。
 久々に皆さんにお会いできて、楽しい2日間を過ごすことができました。
 小豆島での行程を記載しておきます。
ヤマロク醤油
 テレビでよく出てくる醤油蔵です、先代はアマチュア無線のOMでロクさんと呼ばれる方、1度しか交信していませんが、小豆島の無線家では有名な方です。
 昨年、亡くなられました。観光の行程にヤマロク醤油を入れようと、道筋は調べていたのですが、偶然、行くことができました。今の社長が、醤油蔵の将来、特に木桶で作る醤油が無くなるのではと木桶を自ら作ろうというプロジェクトを発足し、全国から賛同する方々が集まって木桶作りの勉強会など行っています。
 テレビでは日本へ行ってみたい人応援団やイッテQで紹介されています。
 木桶のタガフープ世界大会も行っているそうです。小豆島の醤油というとここがテレビで紹介されますので、また、ご覧ください。
なかぶ庵
 予約しないと行けない店なのと一人では行きにくいので、いままで行ってなかったのですが、初めて生そうめんを楽しむことができました。すごく腰があり驚きました、他県ナンバーの車ばかりでしたが、有名なんですね・・次回から観光案内行程にいれます。
寒霞渓、美しの原、四方指
 今日は最近になく、空気が済んでいて、遠くまで望むことができした。
 最近、無線の移動運用で山に行きますが、水蒸気でかすんでパッとしませんが皆さんの日頃の行いがいいのか・・、素晴らしい景色でした。
土渕海峡、エンジェルロード
 世界一狭い海峡としてギネスに認定されています。
 エンジェルロード昔はエンジェルロードなんて言いませんでしたが、観光目的で色々と考えますね・・どちらもテレビでよく紹介されます。
夕食
 富田会長に持ってきて頂いた、今年釣れた、明石の大たこ、日本海のケンサキイカ、スルメイカ。来られる前に、料理を考えておくようにとプレッシャーをかけられ、思案しましたが・・。結論は、会長に怒られないように、包丁だけ研いでおきました・・。
 何もしなくても、皆さんがそれぞれに色々作ってくださいましたので思惑どおりです・・ありがとうございました。
 メニュー
 ゆでタコ、イカの刺身、タコきょうりわかめの酢の物、げその炒めもの、カルパッチョ、たこ天ぷら、最後にたこ飯まで飛び出しました。
 ありがとうございました。
キス釣り
 小豆島の三都半島周辺をほぼ一周、小豆島土庄の唯一の遊漁船、礒吉丸。最近は魚が釣れず、ほぼタイラバだけをお客さんに勧めているそうです。
 キス釣り道具、餌を自ら準備することで、キス釣りに出船して頂きました。
 天気は最近になく朝曇りで、暑さも感じず快適です、皆さんの日頃の行いがいいのか・・!
 暑さが一番の心配事・・。
 昔、キスが良く釣れた船長の思い出の場所でしょう・・。
 三都半島の吉野沖、富士の瀬、白浜、蒲野です。
 釣れないだろと思っていたのですが、なんとか、人見さんがキス一番乗り!
 大物外道や大きな当たりなどもあり、キスはポロ・・ポロと、案内人の私には一安心です♪
 6時出船で10時半に終了。
 よかったよかった・・。
オリーブ公園
 昼食と買い物をして、オリーブ公園の風車へ、なんとか今回は、ほうきをと思ってましたが、ほうきを借りて返しに行くのが・・暑そう・・。
 断念して、なんとか、おじさん達、観光お決まりのジャンプを!!
 若者達がいる中でジャンプして頂きありがとうございました。
 写真が楽しみですね!!
二十四の瞳分教場、映画村 
 いよいよ最後です。分教場で椅子に座って、手を上げてもらいます。
 お決まりのコースです。はい!手を上げてー・・、おじさん達ものりますね・・。 
 最後に釣りで大きな魚が釣れませんでしたので、映画村の真鯛、コブダイチヌ、他で残念な気持ちを押さえてもらい終了です。
 今回は天気が良く、空気が澄んで寒霞渓は見事な景色。
 夕食は、会長が今年釣った明石の大だこと日本海のマイカ、おっさん達の手料理で楽しみました。
 釣りは遊漁船にお願いしてキス釣りに、釣れないと思ってましたが、なんとか一人1匹以上(私は6匹!!)釣れ楽しむことができました。
 また、来てください。
写真集
フェリー
ヤマロク醤油
 
なかぶ庵
寒霞渓、美しの原、四方指    
土渕海峡、エンジェルロード 
 
野村くんの愛艇「寿号」 今回利用した釣船「磯吉丸」
野村亭 
 
キス釣り 
オリーブ公園 


おじさん達、気持ちは「キキ」になっています
二十四の瞳分教場、映画村  
 
<<岡田さん>>
 小豆島観光&釣り旅行の感想を報告します。
 富田会長と野村さんのお陰で修学旅行を思い起こすシニア群の楽しい2日間でした。感謝!感謝!
 小豆島の主要な観光地巡りのなかでも山頂で快い涼風に素晴らしい見晴らしと、小さい椅子に座り輝く24の瞳で学ぶ子供たちの姿が思い起こされた岬の文教場は特に感動した。
 また初めて食した腰のある生ソーメンが美味しかった。
 野村亭での夕食はメインデッシュの巨大なタコとイカの各種メニューのなかでもタコの天婦羅が特に美味く、冷たいビールと12年ロイヤルのハイボールが進む進む。みんなでワイワイ!
 磯吉丸で初めてのキス釣り、自作した天秤仕掛けで挑むが当たりがない中、キター!船頭の声援の中、巻き上げ途中0.8号ハリスがプツ~ン。
 多分キスでないと思う。
 釣り場所を点々する中、初めてのキスに小鯛、ベラが各1、その後は全くあたりがなかった。
 天秤から胴付きに変え底ベタから2~3mほどの上棚を狙おうとしたがあと10分と野村さんの声。もう時間がない。遅かった。
 これも経験、次回の機会に活かしたい。楽しいキス釣りだった。
 帰りのジャンボフエリーで海面が見える風呂に入りサッパリして疲れを取って5人シニアで帰路に。
 ジャンボフェリーは凄い!
 浴室に何とミラブルシャワーヘッドもあり石鹸無しで汚れを落とすことができる。
 お世話になった野村さんと富田会長に改めまして御礼申し上げます。
 6人シニア群の楽しい時間をありがとうございました。

<<山本さん>>
 山本の小豆島への釣り旅行の感想です。
 先ず我々参加メンバーに自宅を宿として提供いただいた野村さん、更に2日間車の運転をお願いした同じく野村さん、富田会長に改め御礼申し上げます。
 小生は50年以上前の1967年春(ラジオ事業部生産技術課の仲間と)、1973年秋(家内と2人)の2回小豆島へ旅行しており、今回が3回目で実に半世紀ぶりとなります。当時は確か大阪天保山港から水中翼船で往復した記憶があります。特に2回目は秋だったので、寒霞渓の燃えるような紅葉に感激、ロープウエーを2往復したことを思い出しました。
 50年前の観光スポットへの移動は専らタクシーを利用しました。しかし今回はお二人の車で移動でき、時間的にも経費の面でも非常にありがたいことでした。(モータリゼーションの恩恵ですね)
<三宮→坂手港>
 阪神高速は休日の早朝とあってスムーズな流れ、予定通りの時刻にフェリーターミナル到着、なんと乗船番号札1番をゲット。
1,神戸港を出港したジャンボフェリーあおいは約1時間後に明石海峡大橋を通過、メンバー全員デッキへ出て大橋の橋脚の下側からの眺めを堪能、その巨大さに一同口をあんぐり。日本の土木建築技術の高さに改めて感銘を受けました。
2,その後フェリーは播磨灘の比較的広い海域を、悠然と小豆島へ向かいます。
3,5人全員が船室へ戻りしばらく雑談、その後小豆島大角鼻付近のアナウンス。だんだんと坂手港が近づいてきます。
 岸壁の右手方向に方に肩にタオルを掛け、少しお腹の出た野村さんの姿を確認、岡田さんが少し開けた窓から手を振るも、野村さんからは見えないのは致しかた無し。
<ヤマロク醤油・なかぶ庵・寒霞渓、美しの原高原・四方指展望台・野村亭>
 坂手港で下船後野村さんと再会、後は野村車と富田車の2台に分乗、さっそく観光に出発です。
1.ヤマロク醤油蔵、150年前にできた醤油発酵樽は吉野杉を使っているとか。同じ樽をつくるのには現在の技術でも難しいそうです。スギ材が無いのかも? 樽を巻く竹製の箍をつくるのも大変そう(以前TV番組で紹介されていました)。醤油の香りを嗅いでいたらお腹の減ったのが思い出されました。
2.野村さんが予約してくれた生そーめんを提供してくれる「なかぶ庵」、駐車場は県外車でいっぱいでした。生そーめん? 意外と腰のある食べ応え抜群の味覚に満足!満足!でした。小生はオリーブそーめん並盛を注文、隣の野村さんは大盛でしたが私より早く完食していました。
3.寒霞渓はやはり美しかったです。長い年月によって創りだした奇岩怪石の表情や自生した植物により織りなす景色は秀逸、50年前と変わらず迎えてくれました。美しの原高原や四方指展望台から見える瀬戸内海や対岸の四国、本州側の景色も抜けるような青空の好天気に恵まれ、360度遠くまで見えました。
4.途中スーパーで買い物をして野村亭へ、家の前庭に巨大なアマチュア無線のアンテナにびっくり。無線仲間との交信を楽しんでいるのでしょうか?
 野村亭では早速夕食宴会の支度、富田会長より提供いただいた食材(大タコ・イカ)を使って海鮮料理の開始です。
 4本指をまとめたくらいに太いたこ足をそぎ切りにしてカルパッチョ作り、マイカの胴を造りに、タコの天ぷらは小生は食べませんが美味しそうに見えました。最後はタコ飯まで登場⇒朝ごはんもこのタコ飯、タコの出汁が効いて美味でした。
<キス釣り・オリーブ園⇒24の瞳岬分教場・同映画村・坂手港・帰路へ>
1.昨夜の宴会で遅くまで騒いでいた方がなかなか起きてきません。野村さんのモーニングコールに起こされて全員起床、昨夜炊いたタコ飯と味噌汁、新鮮野菜で朝食を済ませ6時に釣り船へ急行、10時半迄頑張るも皆さん慣れないキス釣りに四苦八苦、それでも全員何とか坊主は免れました。再度の野村亭へ戻り、帰る準備をして次の観光へ出発。
2.オリーブ公園で昼食を摂り、その後園内散策、オリーブ園内の風車小屋の前で箒を放棄して、じじいばかりが1.2.3でジャンプするも揃わず。
3.さあ次は壺井栄作24の瞳、おなご先生である主人公の大石先生が教鞭を取った岬分教場の教室で全員小学生みたいに手挙げポーズで記念撮影⇒同映画村へ移動。キス釣りの貧果を取り戻すべく暫しコブダイやチヌと戯れました。この映画村の浜からの眺めに全員うっとり。ゆったりとした時間が流れてゆきました。
4.帰りのフェリー出発の時間が迫ってきました。14時40分に2日間お世話になった野村さんとお別れです。本当にお世話になりありがとうございました。定刻に坂手港を出港したフェリーで神戸港へ向かいます。出航後は皆さん船のお風呂を利用し、疲れが出たのか各自部屋でぐっすり眠っていました。それにしても船のお風呂は予想外の良い風呂でした。湯船の部分の窓が船外へせり出しており、海を一望できて抜群の眺めです。次回からぜひこのお風呂のご利用をお勧めします。
 定刻に神戸港到着、その後は一路各自の家迄の車運転、富田さん本当にありがとうございました。
 
<<人見さん>>
 人見です。今回の小豆島観光ではお世話になり、有難うございました。
 2日間すっかり楽しみました。一言感想です。
・久しぶりのフェリー乗車、明石大橋の真下からの眺めは圧巻でした。
・初めて食べる生ソーメンは、つるっとし腰もあって絶品でした。
・醤油の樽の勉強をし、得られた知識を少し自慢したいですね。
・寒霞渓は、秋の紅葉になった時もう一度行きたいです。
・展望台からの瀬戸内海の眺めは壮観でした。橋まで大きくとるにはもっと長い望遠を持っていくべきでしたが、重いので諦めます。
・世界一短い海峡は、よくあるがっかり名所でしたね。
・エンジェルロードは、引き潮の時間が合いませんでしたね。若くないからいいか。
・夜の宴会は、野村さんのタコのてんぷらなど忘れられない味でした。
・みんなで飲んだのは久しぶりです。充実した時間を過ごしました。
・キス釣りはすべて野村さんにお世話になり大名釣りでした。釣果は3匹です。
・オリーブ公園では、みんなが飛び上がっている写真を撮りましたが、5人全員のタイミングを合わすのは難しいですね。
・24の瞳は、ノスタルチックな思い出で小学校の頃を思い出しました。
 2日間大変楽しい思いをしましたが、今しばらく元気でいたいものですね。

<<田所さん
>>
 富田会長、長時間の車の運転、お疲れさまでした。
 野村さん、二日間観光案内から宿泊・食事まで、大変お世話になりました。
 昨日は、小豆島で遊び過ぎなのか疲れが出て、終日ごろごろ寝てました。
 小豆島観光と釣行記をお送りします。
 神戸港からフェリー(あおい:全長132m)に車ごと乗船。乗船時間は3時間半なので、船内を散策したり、デッキに出て明石海峡大橋を下から見上げたり、散策に飽きたらグループ用の個室でごろ寝したり。
 小豆島には人生初めての上陸です。 
 先ず、予想以上に大きな島で、ビックリしました。(日本で21番目の面積、人口2万6千人)
 野村さんと合流して、
1.ヤマロク醤油さんの見学
 工場自体は見た感じとても衛生的とは言えませんが、昔ながらの木桶による熟成醤油の製法の伝承に重きを置いているんでしょう。
2.なかぶ庵(生素麵が食べられるお店)
 お店の駐車場は、県外ナンバーの車で満車状態でした。有名なお店なんでしょう。
 実際に生素麵を食べてみて、柔らかいのに腰があり、喉越しが滑らかでした。
 生姜のタレと相性がよく、大盛を注文したのにあっというまに完食でした。
3.寒霞渓(かんかけい)国立公園
 麓からロープウェイで山頂に移動し、360°瀬戸内海のパノラマを堪能する。
 抜ける様な青空が海面に反射し、遠くに見える島々と雲のコントラストがとても綺麗でした。
 瓦投げ(5枚200円)で、瓦をリングに通すことが出来れば願いが叶う? 5枚投げて1枚も通りませんでした。
 この結果が翌日の釣果に反映されるとは、思ってもいませんでした。
4.土渕海峡(ギネスに登録された世界一狭い海峡)
 海峡の幅は10m位なんですが、海が見える隙間を残して、海峡の上が遊歩道になっているので、言われないと海峡とは分かりません。
5.エンジェルロード
 潮が引いた時に最寄りの島まで歩いて渡れるとかで、テレビでよく紹介されています。
 我々が行った時は、潮が満ちていたので、残念ながら島には渡れませんでした。
6.野村さん宅(夕食・宿泊・朝食)
 富田会長が持ち込んだタコやイカを富田会長自ら下処理をしていたので、手出しできません。
 タコとキュウリの酢の物は岡田さんが、私はタコの炊き込みご飯を作りました。
 野村さんに作っていただいたタコの天ぷらですが、付けダレの味と大根おろしの相性がよく、とても美味しかったです。
 食後は、岡田さん持ち込みのロイヤルを飲みながら、わいわい談笑していましたが、朝が早いのでと野村さんに諭され、おとなしく就寝です。
7.磯吉丸(キス釣り) 6時出船11時前帰港
 私の釣り座は左舷の真ん中、仕掛けは投げ釣り用の3本鈎仕掛けです。
 釣り開始早々、右隣の富田会長がヒットや!と竿を大きく曲げています。幸か不幸かスピニングリールなので巻くのに苦労している様です。5分位?格闘の末上がって来たのは大きなエイです。船長曰く、本当に毒があるのでリリースです。
 その後、野村さんや野村さんの竿と仕掛けを使っている人見さんが、良型のキスをバンバン釣り上げています。
 私を含め、その他大勢は釣れません。それでも何度目かのポイント移動の後、プルプルとアタリを感じ巻き上げてやっとキスを1匹釣り上げることが出来ました。その他は小さなトラギスが4匹釣れましたが全てリリースです。
 その後も何か所かポイントを移動しましたが、私は釣果が伸びず納竿となりました。
8.オリーブ公園
 昼食にオリーブ塩ラーメン(900円)を食べ、売店でお土産を買い園内を散策しました。
 風車の前で空中浮遊の写真を人見さんに撮影して貰いました。
9.二十四の瞳・映画村
 岬の分教場(実際の校舎)と二十四の瞳映画村の岬の分教場(映画の撮影用)と二か所にあって頭が混乱しましたが、やはり実際の校舎・教室を見ていると、幼少期のことを懐かしく思い出します。
10.帰路
 帰りも昨日と同じフェリーに乗りましたが、山本さんが船内にお風呂があると教えてくれました。浴槽が出窓の様に海に突き出ていて、海を見ながら(他の乗客に見られながら)ミスト風呂に浸かるのはいい気分でした。
 石鹸やシャンプーが置いて無いので、次回は、温泉セットを持参する必要があります。
 初めての小豆島、見るもの聞くもの食べるもの、全て新鮮で感動しました。
 野村さんには、大変お世話になり、本当にありがとうございました。
 私も中2の時にアマチュア無線の資格を取っているので、また機会があればアマチュア無線の話をお聞きしたいと思います。
 ありがとうございました。
 

<<富田
>>
 5年前に住み慣れた泉大津市から小豆島にUターンした野村くんを訪問し、のんびり釣りをする企画を立てたのは2019年、ところがこの年に新型コロナが大流行で中止に、その後も第2波、第3波と続き、最終的には第8波まで来てしまいました。
 ようやく「2類」から「5類」に引き下げられたことから、今年こそはと参加者を募ると5名の希望者が。日程を8月26日(土)~27日(日)に決定します。野村くんからのアドバイスにより、神戸港から坂手港に向かうジャンボフェリー「あおい」を予約します。自由席ではなくプレミアの「のびのびファミリー個室」が良いとのことなのでこちらも予約します。この「あおい」、昨年就航したばかりの新船です。チケットはメールで「QRチケット」が送られてきます。乗船時や船内のプレミア施設の入室はこの「QRチケット」をリーダーにかざすことで使用可能となります。皆さんが感心しているお風呂への入室もこの「QRチケット」が必要となります。
 全体のスケジュールは下記になりました。
1日目:
 神戸三宮フェリーターミナル → あおい → 小豆島坂手港 → ヤマロク醤油(見学) → なかぶ庵(昼食) → 寒霞渓 → 美しの原 → 四方指展望台 → 土渕海峡 → 王子前港 → エンジェルロード → 野村亭
2日目:
 野村亭 → 王子前港・磯吉丸(キス釣り) → オリーブ公園(昼食、買い物、観光) → 岬の分教場 → 二十四の人見映画村 → 坂手港 → あおい → 神戸三宮フェリーターミナル
1日目:
 朝4時過ぎに起床、5時前に自宅出発、田所さん、人見さん、岡田さん、山本さんの順番にピックアップ。荷物制限しているので荷台は余裕がありますが、流石に車内は5人乗車でギューギュー詰めです。
 山本宅から壱分インターまでは一般道ですが、その後は高速を神戸までまっしぐら、よく利用する京橋SA手前の京橋出口で下道へ、5分ほどで
「神戸フェリーターミナル」に到着です。係員の指示にしたがって車を止めます。時間に余裕を持ってきたため、今日は1番みたいです。
 
「あおい」が入港したので乗船します。車はアッパーデッキに止めます。客室の「のびのびファミリー個室」は3階になります。
 8時30分、定刻になったので出航です。流石に5千トンを超える大型船です。全然揺れません。
 神戸ハーバーランドを見ながら明石大橋方面へ向かいます。明石大橋手前の駆け上がりポイントには多くの釣船が出ています。今は青物でしょうか。
 明石大橋の下を通っていきます。流石にでかいです。よくもまあこんなものを作ったなあと感心します
 「あおい」の速力は18.6ノット(34キロ程)、悠々と播磨灘を西方に進んでいきます。右手には家島群島が見えます。
 11時過ぎ、小豆島が近づいてきました。小豆島は牛の姿に似ています。牛が西方を向いています。後ろ足部分の大角鼻灯台が見えてきました。ここを過ぎて右側に曲がります。もうすぐ
「坂手港」です。
 野村くんには車の乗船位置を知らせています。場所によって降車場所が違うそうです。坂手港に近づいてきました。船室は右舷側でしたので、港を見るとえらく腹の出た半パンのおっさんが見上げています。野村くんです。どうやらUターンして肥えたようですね。
 「あおい」が接岸、降車します。野村くんと再会です。分乗して昼食場所の「なかぶ庵」に向かいます。野村くんは13時に予約しているとのこと。少し早いですがお店に連絡すると空いていたらOKとのことです。お店に着いてみるとまず駐車場が満杯です。これでは駄目と急遽予定変更、「ヤマロク醤油」に行くことにします。
 「ヤマロク醤油」、木樽で醤油を作っている数少ない醤油蔵さんだそうです。写真にあるささくれだった木樽、150年前のものだそうです。このサイズの木樽、今はもう作れないそうです。底にブロックを敷いている木樽、これは「小豆島木樽職人復活プロジェクト」で作ったものだそうです。木樽の場合、醤油の材料(大豆、小麦、塩)と水を入れるだけで、木樽と建物に住み着いた微生物(酵母等)で発酵するそうです。ひび割れた土みたいな写真がありますが、これは木樽の上部から見たもろみです。表面は堅そうですが中はドロドロだそうです。
 「ヤマロク醤油
」の見学を終え、再度「なかぶ庵」に向かいます。今度は駐車場も空いています。なかなかの人気店なのでしょうか、ほとんどが県外ナンバーです。ここの名物は生ソーメンとのこと。食するのは初めてです。普通そうめんは冬の寒風に晒すから美味しいと聞いていたので半信半疑です。生ソーメンの大盛を注文します。来ました来ました。食べてみるとなかなか腰があって喉越しも抜群です。あっという間に完食です。生ソーメンですのでここへ来る以外に食べる方法はなさそうですね。
 昼食を終え、
「寒霞渓」に向かいます。ふもと駅から頂上駅までロープウェイ散歩を楽しみます。このロープウェイは片道1,100円/人かかります。全員乗車すると往復しないとダメなので、野村くんと小生はふもと駅から頂上駅まで車移動です。この道路、曲がりくねった登りです。前方の野村くんはすいすいと走っています。こちらはなかなか進みません。野村くんの車は軽自動車ですが、最近の軽自動車はよく走ります。侮れませんね。
 さて、頂上駅に着くと皆さん既に到着です。恒例の瓦投げ、全然ダメでした。
 寒霞渓から
「美しの原」「四方指展望台」に移動します。今日は天候が良く、また空気が澄んでいるのか、岡山、香川が良く見えます。鳴門大橋も見えます。遠くには入道雲上のものが良く見えます。まだまだ夏ですね。
 さて、山頂での観光を終え、
「土渕海峡」
に向かいます。小豆島の牛の頭部分、土庄のある地域は小豆島本体とは海で隔たれた島なのですね。その最細部が土渕海峡なのです。
 
土渕海峡の見学を終え「王子前港」に向かいます。ここには野村くんの愛艇「寿号」が係留されています。「寿号」の見学を終え、「エンジェルロード」に向かいます。手前の駐車場横は「王子前港」の続きになっています。ここには明日お世話になる遊漁船「磯吉丸」さんが係留されています。これも見学です。なかなかしっかりした船のようです。船の見学ののち、エンジェルロードを見学です。残念ながら潮が満ちており、ロードは海面下に。次回に期待ですかね。
 1日目の見学スケジュールも終了です。近くのスーパーで夕食の食材を買って
「野村亭」に向かいます。野村亭は池田町なので暫く走ります。国道から細い横道に入ります。しばらくくねくねした道を行くと見えてきました。家の前に巨大なアマチュア無線用アンテナが立っています。駐車場に車を止め中に入ります。野村亭、新築なのできれいです。荷物を運び入れ、さあこれから宴会の準備です。
 今日のメニューは、明石産オオダコを使った刺身、ぶつ切り、酢の物、カルパッチョ、天ぷら、タコ飯。舞鶴産剣先イカの刺身、舞鶴産スルメイカの炒め物です。皆で分担して料理します。手の空いた人はシャワーを浴びます。
 料理も出来上がり、宴会開始です。
 料理は全て美味しかったのですが、中でも絶品だったのがタコの天ぷらです。天ぷらと天つゆがよくマッチしていました。
 小生、疲れていたので食事を終えた後、早々に就寝です。寝間は2階だったのですが涼しくて快適に寝ることができました。
2日目:
 5時半出発と聞いていたので、早くても4時半起きればいいと思っていたのですが、4時前になると1階ごそごそ音が聞こえます。野村くんが朝食の準備をしているようです。こちらも起床し、1階に降りていきます。野村くんと世間話をしながら入れてくれたコーヒーを飲みます。そうしているうちに皆さんんも起きてきます。朝食を取り出発準備です。
 定刻少し前に出発です。途中コンビニで飲み物を追加して「王子前港」に到着です。今日お世話になる
「磯吉丸」の前に車を止めます。
 磯吉丸での6名の釣り座ですが、船前方に4名、後方に2名ということで、前方に左舷舳から反時計回りに富田、田所、人見、野村。後方の左舷側に岡田、右舷側に山本となりました。
 準備もできましたのでさあ出船です。
 小生の仕掛けは自作の天秤吹き流し。ハリスは1.5号、針は競技キスの9号です。自宅にある釣り用の部材になかに10年前(20年?)程に購入したものが残っていましたのでこれを流用です。
 最初のポイントで釣り始めますがアタリがありません。そうしているうちに微かなアタリが、合わせると十分な重量感です。動いていますので根がかりではありません。使用している竿は先日田中(一)さんから譲り受けた万能竿、リールはスピニングの2000番です。巻き上げますが重いためにスピニングリールがスムーズに巻けません。何かわからないので無理はできません。慎重に、慎重に巻き上げてようやく見えてきました。エイです。重量感はあったのですが匹は無かったので納得です。
 その後も誘いを続けますがなかなか釣れません。後ろの人見さんは既に3匹釣っています。そうしているうちにようやくアタリです。キスです。
 ところがところが後が続きません。船長がポイント移動を繰り返してくれます。こちらも仕掛けを変更です。天秤吹き流しから胴突き仕掛けに交換です。この仕掛けも手製で、幹糸が3.5号、ハリスが1.5号、針は天秤の仕掛けと同じです。下(錘)から上10cmにい1本目のハリス、その上40cmに2本目のハリス、ハリスの長さは30cmにしています。キスは底から浮いているのではないかと思い交換しました。するとどうでしょう、さっそくあたりです。ようやく2匹目をゲットです。再投入します。するとさっそくあたりです。ところがところが、キスの姿も見えているのにもう少しというところでバラシです。
 あとからはどうもダメです。船長が色々と場所替わりをしてくれましたが今日はキスは釣れないようです。野村くんの話では小豆島でもキスは釣れなくなってきているとのこと。小生の感覚では仕掛けを入れればキスは入れ食いと思っていたのですが、そんなのは遠い昔のことだそうです。
 10時半にキス釣りも終了し、港に引き揚げます。船長の話ではキス釣りよりタイラバ釣りが良いとのこと。確かに今日もタイラバ釣りの船が周りに見えましたね。磯吉丸では、竿、リール、タイラバ付きを1,000円でレンタルできるとのこと。次回はタイ釣りですね。
 帰港後に一旦野村亭に移動、荷物を積みなおして
「オリーブ公園」に向かいます。
 昼食を取り土産物を買います。その後公園内を散策。ギリシャ風車の前ではキキになった気分で空中浮遊です。5人で飛びますがなかなかタイミングが会いません。もしかしたら全く飛んでない人がいたのかも。
 オリーブ公園の散策も終わり「岬の分教場」に移動です。懐かしいですね。65年ほどタイムスリップした気分です。こんな小さな机で勉強していたんですね。勿論一番前でいつも手は上げていましたよ。その自分はチビだったですから。
 岬の分教場の見学も終わり、最後の目的地である
「二十四の瞳映画村」に移動です。
 暑い中散策しますが、皆さんお疲れ気味です。ほとんどは東屋みたいなところで休憩です。野村さん、キスが釣れなかったのか生け簀のタイやグレに遊んでもらっています。
 映画村も引き上げ、
「坂手港」に移動です。
 ここで野村くんとはお別れです。2日間お世話になりました。ありがとうございます。
 
「あおい」が入港してきました。神戸港からは始発になりますが坂手港からは高松港経由になります。今度は下部デッキに車を止めます。定刻15時15分を少し過ぎて出航です。帰りも「のびのびファミリー個室」を予約済みです。横になっていると山本さんが風呂に入ってくると。山本さんが帰ってきました。非常に良い風呂だと聞き、タオル一つを持って行ってみることにしました。風呂への入室は「QRチケット」でコントロールしています。なかなか優れモノです。
 お風呂ですが、オーバーハング構造の上に設置しており、すこぶる景色が良いです。快適なひと時を過ごすことができました。この風呂にはウルトラファインバブルの高級シャワーヘッド「ミラブル」が採用されています。次回乗船時には入浴セットとマジックインキを持って乗船することにしましょう。
 風呂で疲れが取れたのか、部屋で爆睡です。
 
「神戸フェリーターミナル」に到着です。
 今度は往路と逆の道をたどります。全員を送り届け、家に着いたのが21時過ぎ、2日間があっという間に過ぎました。
 小豆島旅行、天候も良かったため、観光は楽しめました。本来であれば釣りも爆釣と行きたかったのですが魚がいないのであれば仕方ないですね。次回はキスではなくマダイねらいで考えましょう。

<<後日談>>
 楽しい小豆島旅行から帰ったのが日曜日、小生火曜日の午後に発熱(37.5度)、発熱以外には症状なし。ひたすら寝ているも改善せず。
 水曜日の朝も熱(38.3土)あり。夕方も熱(39.1度)。
 木曜日の朝も引き続き熱(39度)あり。抗原検査を実施するも陰性。流石にと思い発熱外来を予約。
 午後一に発熱外来を受診、その時点では平熱(35.8度)に。
 受診結果:インフルエンザテスト          陰性
      SARS-CoV-2抗原        陰性
      SARS-CoV-2核酸(NEAR法) 陰性
 ところが同行した残りの4名はいずれもコロナ陽性の検査結果が。皆さん、それなりに症状はあるようです。一体どうなっているのでしょうかね?
 いずれにしろ皆さん、新型コロナは健在です。気を付けましょうね。
 なお、野村くんだけはぴんぴんしているとのこと。流石に島の男は頑丈ですね!!!
 
以上、富田記
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