日 時 |
2023年5月27日(土) 出船8:00 沖あがり19:00
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天 候 |
曇り後晴れ |
釣 り 船 |
西舞鶴 V-7
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狙 う 魚
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真鯛
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料 金 |
15,000円(氷、オキアミ1.5kg×4枚付き)
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釣 り 客 |
田所、澤田、富田 3名
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<<釣行記>>
5月度準例会(企画その2)を開催しました。
西舞鶴のV-7さんから出船し、冠島周辺で完全フカセで真鯛を狙います。
当初は山本さん、田所さん、澤田さん、富田の4名参加予定でしたが、山本さん急病ということで3名での釣行となりました。
当日の天気予報は曇りとのことでしたが、後半は晴れ間がのぞき、また海もべた凪でした。
配車は一車のみ、田所さん、澤田さんをピックアップして西舞鶴へ一目散、定刻の8時前には到着、準備をして乗船、即出船です。
釣座は右舷艫が田所さん、左舷艫が澤田さん、左舷胴の間が富田です。
2週間前の準例会企画その1がクーラーボックスに入りきらない程の爆釣でしたので、皆さん期待に胸膨らませての出船です。果たして釣果はどうだったのでしょうか。
それでは皆さんの釣行記を紹介します。 |
<<田所さん>>
当初、4人の計画が諸事情で3人の仕立てとなり、富田会長の車1台での釣行になりました。
V-7には8時少し前に到着し、船に荷物を積み込んだら早々に出船です。
釣り座は、右舷の艫が田所、左舷の艫が澤田さん、左舷の中央が富田会長に決まりました。
9時過ぎには、冠島と沓島の間のフカセ釣りのポイントに到着し、各自仕掛けの準備をして、フカセ釣りの開始です。
船首を12時とした場合、釣り開始当初は潮は8時方向に流れていました。
船長が潮の向きを確認しに来られた時に、たまたま糸が走り上がって来たのは、30cm位のイサキでした。
その後潮の向きが、9時、10時方向に変わり、澤田さんの仕掛けとお祭りする様になったので、私は左舷の富田会長の右隣に釣り座の移動です。するとどうしたことでしょう、邪魔が居なくなった澤田さんは持ち味の実力を発揮し、良型のマダイやカワハギを連続やダブルで釣り上げ、釣果をどんどんと伸ばしていきます。しまいには、魚に飽き足らずカモメまで釣り上げてしまいました。
一方私は、左舷の真ん中に移動したものの、レンコ鯛とカワハギを釣り上げた後は、潮止まりの様な状態になり、仕掛けが出て行きません。最終的に、仕掛けがアンカーロープに絡まるトラブルも発生します。
その後、ポイントの移動と共に元の釣り座に戻り、胴突き仕掛けに変更です。
天気予報では終日曇りの予報でしたが、日差しが眩しいほどのいい天気で、風も弱くべた凪の絶好の釣り日和なんですが、肝心の魚の活性が低いようです。
底取りをして、撒き餌を出してアタリを待ちますが、忘れた頃に時々アタリがある程度で、時間を空けると付け餌が全て取られてしまい、時間だけがむなしく過ぎていきます。撒き餌をした後、置き竿にせずに竿を上下に動かして誘っていると、コツコツとアタリを感じ合わせると、カワハギが釣れる様になりましたが、時すでに遅し沖上がりの19時、納竿となりました。
入れ食いとはなりませんでしたが、べた凪の天気に恵まれ、のんびりと釣りを楽しむ事ができました。
また、帰りにあまりの貧果に同情した富田会長から、マダイ(55cm)を頂いて帰りました。
◆釣果:
マダイ 1匹(26cm)
レンコ 2匹(26~27cm)
イサキ 6匹(26~34cm)
ウマズラ 4匹(33~36cm)
ガシラ 1匹(26cm)
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<<澤田さん>>
終日の運転及び様々なフォロー(地球釣りからの脱出、カモメの救助など)をいただきありがとうございました。
毎年釣り方をすっかり忘れた頃にフカセ釣りをするという、向こう見ずなスタートを切るのですが、やはり始めは全く釣れず。
皆さまがどんどん釣り上げられる中、「これはボウズか?!」と内心焦っておりましたところ、釣り方のアドバイスをいただいたり、場所を広くしてくださったりのおかげで、無事マダイを釣ることができました。
その後も、カモメも気を使ってか釣られてくれたり、3匹一度にかかってくれたりと、イベント盛りだくさんであっという間に時間が過ぎて行きました。
お天気も良く波も穏やかで、つい眠くなりぼーっとする時間が多かったのですが、この時間を釣りに使えば、もう少し釣果も良かったのかなと終わってから考える次第です。
富田さま、田所さま、船長さん、心優しい魚さま達のおかげで、今年初の釣りを楽しく終えることができました。
またご一緒できる機会を楽しみにしております。
◆釣果
マダイ 4匹
イサキ 1匹
ウマズラ 3匹
ガシラ 2匹
チダイ or レンコ 7匹(すみません、区別に自信がなくまとめております...)
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<<富田>>
二週間前の5月度準例会企画その1は真鯛、鰤が爆釣、今回もいっぱい釣れたらどうしよう、クーラーボックスに入りきらなかったらかなわんなぁ、そんな心配をしながらもV-7は8時には出船です。
今日の第一ポイントは冠島と沓島の間、冠島の北西部です。ポイントについて完全フカセで釣り始めます。早速右舷艫で釣っていた田所さんにアタリです。引きからしてイサキのようです。こちらも糸を流していくとアタリです。イサキです。その後も時たまイサキは釣れますが船の向きが変わって釣りにくくなったことから船長がポイント移動です。今度は沓島の北西部、オオグリです。流しますが時たま釣れるのがイサキという状況が続きます。船の向きが変わったのか、8時方向に流れていた潮が10時方向に流れます。田所さん、流せなくなったので釣座を変更します。右舷の艫から左舷の胴の間、富田の釣座から船首寄りに変わります。そうしたら不思議なことが。それまでただ一人坊主を決め込んでいた澤田さんのリールが「ピー」と鳴ります。アタリです。合わせを入れて巻き上げます。竿も結構曲がっています。上がってきたのは待望のマダイです。魚を取り込み再度流すとまたアタリです。今度もマダイです。そうしているうちにマダイだけでは物足りないのか、カモメまで掛けます。流石にこれは持って帰れません。丁寧に外し、お帰りいただきました。
オオグリでの釣りも潮が止まったのか、魚からの便りが途絶えてきました。仕掛けは何とか10時方向に流れますが、仕掛けが上がってくるのは真下から、場合によっては右舷側から上がって来ます。船長と相談してポイント移動です。今度は胴突き仕掛けで狙います。潮が止まっているため、漁礁の真上に船を掛けます。根係のリスクはありますが魚影はあるようです。
このポイントではレンコが時折釣れます。その時、置き竿にしていた竿の穂先が海中に突き刺さります。大物です。この胴突き仕掛けはハリス5号です。先ほどレンコを釣った時にハリスに傷が付いています。傷のないハリスに掛かっていてくれと願いながら慎重に巻き上げます。ようやく上がってきたのは大鯛(55cm)です。フカセ釣りでは全く音沙汰のなかった大鯛が胴突きで釣れる。釣りとはこんなものなのですね。
その後はエサ取りの猛攻に大苦戦です。19時の納竿前にプチ地合いがありましたが、なかなか苦戦の一日でした。
◆釣果
マダイ 1匹(55cm)
チダイ 1匹
レンコ 6匹
イサキ 5匹
キジハタ 1匹(36cm)
ガシラ 2匹
ウマヅラ 2匹
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以上、富田 記 |
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