有志6人でデカアジ釣りに
ニュー紀南丸の女将さん、
今年も絶好調です。
さて、皆さんの釣果は???

日   時 2023年4月19日(水) 出船4:30 沖上がり12:30
天   候 曇り 時々雨 波高は1mまで
釣 り 船 和歌山県 湯浅 ニュー紀南丸
狙 う 魚
デカアジ
料   金 12,000円(エサ、氷、仕掛け1個付き)
釣 り 客 乗合12名(迷釣会からは山本、岡田(久)、人見、田所、三原、富田の6名)

 

 <<釣行記>>
<<富田 幹事>>
 迷釣会の有志6名で和歌山のデカアジ釣りです。
 釣り船はいつものニュー紀南丸、皆さんの予定を確認して3月末に予約を入れます。この時点では集合時間は5時でしたが、その後確認の電話を入れるたびに集合時間が早まります。最終確認の電話を前日に入れたのですが、集合時間は4時になっていました。女将さんの話ではアジ釣りポイントの場所取りもあるので早く出船しないと駄目だとのことでした。
 当日は出発が早いので前日は20時過ぎには就寝です。ところが夜半(23時過ぎ?)に雷の音で目を覚まします。豪雨です。こんな雨だったら荷物の積み下ろしが大変だなあと思いながらもう一寝入り。1時前に目を覚まします。まだ激しい雨が降っています。準備をを済ませて1時30分に出発、田所さん、人見さん、岡田さんをピックアップして和歌山に向かいます。皆さんの日頃の行いでしょうか、ピックアップ時には不思議なことに雨は止んでいます。濡れることなく荷物を積み込み和歌山に向けて出発です。
 途中、紀ノ川SAでトイレ休憩、餌屋で付け餌のオキアミを購入、ニュー紀南丸さんには4時前に到着です。既に山本さん、三原さんは到着しています。事務所も開いており、元気な女将さんに挨拶して受付を済ませます。
 我々6名は左舷側に一列に並びます。波高も予想されたため、船酔いに弱い人見さん、山本さんを舳から3人目、4人目に固定します。後の4人で抽選の結果、舳から三原さん、富田、人見さん、山本さん、岡田さん、田所さんの並びとなりました。


 乗船を済ませ、船は4時30分には出船です。一路ポイントを目指します。付いたポイントは紀伊水道のど真ん中、既に何隻かの釣り船が錨をおろしています。船長から「底から3m上げて2,3回振って鉄仮面からエサを出し、スロー巻で10m程巻き上げて」との指示です。潮は舳側から艫側に緩やかに流れています。舳側の小生、三原さんはしばらくは撒き餌係です。早速艫側の人には釣れています。こちらも何度は手返しを繰り返すとアタリです。アジは口が弱いため、慎重に巻き上げます。デカアジゲットです。その後も順調に釣れ続きます。しばらく後、巻き上げていると急に重くなります。船長が「青物や、ドラグを絞めて切らんとあかんよ」との声、ハリス3号ではメジロは上がりません。変に耐えて引きずり回すより早めに仕掛けを切った方が良いようです。上げてみると見事にハリスが飛んでいます。仕掛けを換えて再度投入します。青物が回遊しているので棚が上がっているようです。底から3mではなく10m位から釣り始めると良く掛かります。順調に匹数を伸ばします。途中、中だるみもありましたがトータル32匹を釣りあげることができました。
 サイズですがデカアジに少し足らない39cmが再長寸でした。惜しい!!
 当日は心配していた雨もほとんど降らず、また波も穏やかでしたが今年も昨年に続き青物に邪魔された釣りとなりました。

◆釣果
 アジ    32匹(最長寸 39cm)

 釣っアジですが、ご近所、友達に24匹をお裾分け、我が家では1匹をタタキに、3匹を2枚卸(塩焼き用)に、4匹を3枚卸(ムニエル用、フライ用)に調理、当日分を除いて真空パックです。
 また、この時期のアジは産卵前なので、真子、白子が沢山取れました。我が家では家族はみんな真子、白子を食べませんので小生が独り占めです。また尿酸値が上がりそうです。

<<田所さん>>

 1時45分のピックアップに備え、21時に床に入ったがなかなか眠れず、やっと眠くなりかけた頃には雷と雨音で完全に目が覚め、結局寝ずの釣行になってしまいました。4時にニュー紀南丸さんの受付が始まり、未だ夜も明けきらぬ4時半には出船です。
 心配していた天気も小雨が時々降る程度で波もそれほど高くはなく、釣りには十分な天気なのですが生憎私は寝不足が祟って気分が悪くなってしまいました。気分が悪いながらもなんとか釣りの準備をして、ビリで釣りの開始です。
 私の釣り座は左舷の艫だったので、私が釣りを始める頃には皆さんの撒き餌が効いていて一投目からいきなり大アジのヒットです。
 魚の顔を見ると酔いは幾分改善し、右隣で爆釣を続けている岡田さんに追いつこうと頑張りましたが気合だけでは釣果は伸びません。
 更に、せっかくマアジがヒットしても途中で青物に横取りされたりして、針が伸びたり、折れたり、ハリスが切れたりして、準備して来たマイ仕掛けがどんどん消耗していきます。針やエダスを修理しながら使っていましたが、それでも8セットを消耗しました。
 富田会長曰く、修理する時間があったら新しい仕掛けを使った方が釣果が伸びるとのこと。なるほどと納得しました。
 そんなこんなで体調が悪い割には、天気も大雨には遭わず、そこそこ大アジが釣れて、楽しい釣行になりました。

◆釣果
 アジ   29匹(30~max40cm)

料理
 釣り当日は、調理せず爆睡。
 翌日、塩焼きとお造りと刺身を斜めに薄切りして、寿司ネタを作りました。
 子供達に一番好評だったのが寿司ネタで、刺身は余りましたが、寿司ネタは完食でした。


<<岡田>>

 天候は予報通り曇り時々1mmの雨。波は1m前後まずまずの環境でスタート。
 釣り座は左舷艫から2番目、ミヨシから餌巻きして頂いた後の摘み取りのベスト座。
 船長から「底から2~3m上げ2回ほど振り電動でゆっくり10mまでまきあげる!」の釣り方がスピーカーから何度も鳴り響く。
 プラスして巻き上げ途中の誘いステイも効果があった。
 自作(20個)の3本針仕掛けに下針だけオキアミ付けて投入、すぐにピクピク!ググッと大きな引き込みまで待ち固い上口掛けを狙う。
 優しく合わせダイワ300で12の中スピードで置き竿せず手持ちでバラシ対策しながら巻き上げる。65m前後から巻き上げるので時間が掛かり腕が泣く。
 前の人の蒔き餌のお陰で棚合わせして入れ食いが長く続いた。幾度かダブルがあり上口掛かりが多いことからタモを使わず手で引き上げるがそれでもどちらかがポチャン!落ちた魚は大きく見える。
 また巻き上げ30mで待ち構えるギャングに幾度も泣かされた。水面まで上がった強者もいたが痛々しい傷跡を見せながらサイナラ~
 その後、魔の30m付近は巻き上げスピードを上げるが追尾され奪い取られる。仕掛けはそのたびに交換。またデカアジのこともあり数匹後は針伸びしており仕掛けは14個使った。デカアジのほとんどが下針にヒットしていたのになぜか3本とも伸びている。
 仕掛けは従来の3色スキンとウイリーに今回ファイバーを加えた。今回の結果はその3種に差がなかった。ファイバーもアジには良さそうだ。
 終ってみれば33Lクーラーがほぼ満タン。昨年の自己最高記録45匹には及ばなかったが楽しい一日をありがとうございました。
 3%の塩水で5時間付けした一夜干しとザン(調理残り)煮のデカアジ様が一番好評でした。

◆釣果
 アジ    38匹(Max 39cm)

 
<<山本>>
 それにしても釣れるのは見事に大きなアジばかり。ほんまやジャンボアジとはよく言ったものです。 たまには15cmくらいの小粒アジが掛かって欲しいなあと考えながら釣っていました。もし釣れたらそのまま底迄落とし込んでヒラメでも釣ろうかなあなんて欲深いことを考えつつ。
 何年か前の正月明けの頃、ニュー紀南丸へ単独行でアジ釣りに行ったとき、この落とし込み釣りでヒラメをゲットした事を思い出したりしていました。
 そんなことを考えていたら、指示だなを大きく超えて着底したと同時に大きな引き込みです。これは3本針全部にジャンボアジが掛かったのかなぐらいで考えていたら、とんでもなく強い引き込みが続きます。ドラグを少し緩くしていたのが幸いし(巻き上げているときに糸が出てゆくほど)、獲物が水面まで上がってきて驚き。今まで小生が釣った覚えがない新顔の魚です。なんという名前のお魚なのかわかりません。誰かがハタやと教えてくれました。
 「その魚が毒あるので食べられないよ」という人あり(船長ともうお一人さん)。
 Wikipediaに掲載されていた図鑑で調べたら、小生の釣ったハタは「マハタ」とありました。この図鑑にはなんと51種類のハタが紹介されていましたよ(赤、茶褐色、瑠璃色等等)。ということで、今準例会は新顔のマハタを釣り上げると言うありがたいハプニングがあり、思い出深い釣行になりました。 ありがとうございました。

◆釣果
 アジ    24匹
 マハタ    1匹(44cm)
 ガシラ    1匹
 画像にはアジが19匹しか映ってませんが、帰路堺の妹宅へ寄り、アジ5匹とガシラを置いて帰ったからです。(妹がガシラは食べたことが無いと言うので置いてきました。)
 
 
<<人見>>

 久しぶりの今年初めての釣りです。
 雨も大したことなく、風もなく、寒くもなく、楽しめました。
 まず隣の山本さんが1匹目を釣りあげます。次は右隣りの富田さんの番です。船長さんに下手な人は坊主もあるでと脅される中、1匹目を釣り上げました。
 まずは安心して、目標を2桁10匹に置いているのでゆっくりと楽しみます。
 上げてくると外れていたり、途中でメジロにおなかをかじられたり、仕掛けを引きちぎられたりしましたが、8時前にはようやく目標を達成しました。
 ここで、とんでもないことが起こりました。借りていた富田さん愛用のたも網を手が滑って海の中に落としてしまいました。誠に申し訳ありません。
 それからはあたりが止まりさっぱりでした。11時半ごろには、借用のバッテリもヘタってしまい、ここで納竿としました。
 釣果は15匹でしたが、塩焼きサイズを超える大アジばかりでした。
 処分するのも大変なのでこの程度で満足しています。
 有難うございました。

◆釣果
 アジ    15匹

 <<三原>>
 針掛かりしたアジをメジロに持って行かれるのには閉口しました。アジだけならともかく、仕掛けもろともなので消耗が激しく、全部で9個ほど使ったと思います。
 お隣の富田さんが自作の仕掛けを下さったので助かりました。富田さんありがとうざいました。
 自宅用とご近所へのお裾分け用として、帰宅してからさばきましたが、疲れてへとへとな体には20匹で限界でした。これ以上なら、お裾分けは鱗もとらずにそのままかと….

◆釣果
 帰宅した夜は一番の大型を1匹、刺身にしました。鮮度が良いのでぷりぷりして美味でした。
 翌日の夕食は背開きにした一夜干しを食しました。一夜干しといっても冷蔵庫干しです。
 一夜干しは塩水の濃度とつける時間を迷うのですが、いつも塩分濃度を6%に固定して、魚の大きさに応じてつける時間を調整するようにしていします。小さい魚は10分で十分ですが、今回は30分で丁度良い塩梅でした。
 塩焼きよりも一夜干しのほうが好きかも!

◆釣果
 アジ    20匹(いずれもスパーでは見かけない大型)

 

以上、富田 記
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