11月度例会、舞鶴沖でメダイ狙いです。
ところがところがメダイさん、今日は
どこかにお出かけです。
全員、メダイ坊主になりました。


日   時 2022年 11月26日(土) 出船8:20~沖上がり19:00
天   気 曇り一時小雨
釣 り 船 舞鶴西港 V-7
狙 う 魚
メダイ、マダイ 他
料   金 15,000円 餌、氷付き
釣 り 客 5人 山本、岡田(久)、山田、田所、富田(幹事)

 
 <<釣行記>>
<<田所さん>>

 最初のポイントは冠島の西側で、水深90mの岩礁の上。
 先ず一投目は、潮の流れる方向が分かっていなかったので、着底する前に3人でお祭り。複雑に絡んでいたので、仕掛けを温存し、PEラインを5m切断。
 気を取り直して二投目。着底後、仕掛けの長さ(7m)+3m程巻き上げて直ぐに竿が大きく曲がる。合わせるとそこそこの手応えがあり、電動リールで巻き上げる。スプールが回っていたので、しめしめと思っていたら、カウンター表示が減るどころか増えていく??? 巻いているのではなく、引っ張られている。ドラグを締めたものの間に合わず、根に入られてハリス切れでサヨウナラ。釣行前に富田会長からメダイ釣りの注意事項についてレクチャーを受けていたが、知識と実践では開きがあった。
 その後も同じ棚で2度目のアタリを待っていたが、船が動いたのか? 今度は根掛かりでメダイ仕掛けを失う。
 皆さんも根掛かりが続いたので、更に経ヶ岬方向にポイントを移動する。底が岩礁ではないので、根掛かりの心配は無くなったが、同じく魚の気配も無くなり、アタリの無いまま時間だけが過ぎていく。
 アタリが無いので再び最初のポイント近くではあるが、岩礁の無いポイントに移動。私事ではあるが仕掛けが天秤に絡まり、船上で時間を掛けて独りあやとりを堪能する。これだから天秤仕掛けは苦手である。このポイントでも船中での釣果は伸びず、ポイント移動。
 今度は、冠島と沓島の間の東側に移動して水深90m。この頃から空模様が怪しくなり、時々小雨が降るようになり、モチベーションが更に低下。私は、早々に天秤仕掛けを諦め、胴突き仕掛けに変更したところ、早々に竿先が海中に突き刺さる。油断していたので合わせが不十分だったのか、巻上途中でバレてしまったが、魚はいるみたいだが、相変わらず小雨が降り続いている。
 何度か船のアンカーを打ち直したが、18時頃になるとあちこちでサバ、アジ、イサキが上がるようになり、私もこのポイントでサバとイサキを釣り上げることが出来、なんとか釣りに来た実感を味わうことができた。しかしながら時既に遅し、19時に沖上りとなり寂しい釣果に終わりました。
 リベンジ釣行の企画をお願いします。


◆釣果
 サバ     2匹(39、41cm)
 イサキ    2匹(29、34cm)
 真鯛     1匹(37cm)
 レンコ鯛   1匹(25cm)
 いただき物として、シイラ×3匹(富田会長から2匹、船長から1匹)

<<山本さん>>
 
 小生、未だメダイなるものを釣った経験が無く、今回の釣行で初メダイを初体験したかったのですが・・・・。
 第一投目、船頭指定の棚迄仕掛けを下ろし、しばらくしてコツコツとする小さい当たりです。
 メダイの当りはガツンと引き込むと思っていたので、そのうちにガツンと来るだろうとしばらく様子を見ていたら、一向にガツンと来ません。仕方なく竿を引き上げて行くと、竿が大きく曲がりだしました。いきなり根掛りです。第一投からの根掛かりは心が折れます。それもハリスが太いからなかなか外れずに四苦八苦、富田会長がヘルプしてくれて何とか切り抜けました。有難うございました。
(自分ながら「下手ッピー」やなあ、そして腕力低下を感じます)
 結局小生もメダイゼロに終わりました。
 せっかく準備していたダイソーで買った「金たわし」もバッカンの隅で小さくなってました。
 聞けば今日はメダイはお休みだそうで、メンバーの何方かが50cmを釣ったとか?誰ですか?(少なくとも両横の山田さん、岡田さんもゼロ)---ガセネタでした。
 そのあとは真鯛釣り場へ移動、この場所ではいきなり当りが出てガシラ2匹をゲットしました。久しぶりに見るガシラちゃんです。(昔はこのガシラ釣りに矢野氏と仙正丸行ったのを思い出しました)
 ということで小生の釣果は以下です。

◆釣果
 ガシラ    2匹(18㎝と15㎝)
 サバ     2匹(40cmちょい足らず)
 イトヨリダイ 1匹(22㎝)
 甘鯛     1匹(27㎝)
 翌日曜日は朝から釣ったお魚を捌きました。
 サバは家内が「きずし」が食べたいと言うので、2匹とも「きずし」にしました。とりあえず4枚とも真空パックにして冷凍庫に保管。
 甘鯛は3枚卸しにし、一口大に切った白菜・青菜の上に並べ、白ネギを添えて上から酒をかけまわし、レンジでチンしてポン酢で食べました。美味です。
 ガシラとイトヨリ鯛は煮付け用に処理して冷蔵庫で保管。

<<岡田さん>>
 本日のターゲットはメダイ。釣り座の左舷中ほどを活用しメダイ用仕掛け天秤と胴突きの二本竿でワクワクドキドキしながらスタート。ホタルイカ、サンマ、サバ、オキアミを組み合わせ誘うが二本とも全く当たり無し時間だけ過ぎていく。ついに15時頃船長からタイ釣り場に移動の案内。
 タイ釣り場で胴付きを落とす途中35m付近で食い上げて強い引きだ、サメかな?
 上げてみると72cmの大きなシイラ。
 底付近はエサ取り多く10m天秤仕掛けで底から20m以上の棚を探る。針を3回も切られ補修、フグかな?
 胴突きも底から5~20mを探るが変化がない。リスク負いアジ仕掛けに変えても変化がない。
 そのうち荒波、強風、雨の最悪環境となってきた。予想していたがさすがに竿が上下しステイできないため胴突きはあきらめ置き竿にして天秤竿に集中した結果、タイ、ハタ、イトヨリ、イサギ、蛇口のエソが上がる。
 19時まで延長して頂いたが締めに大きなサメだ、エソのように優しく針を外しリリース。
 メダイにお目にかかれなかったが5目達成。メダイタクなかったがマッイイカ!
 次回に期待して納竿。
 でっかいシイラの身はムニエル、アラは甘煮、骨は味噌汁に料理してくれました。ムニエルは前評判通り美味しいですね。

◆釣果:
 シイラ    1匹(72cm)
 マダイ    1匹(35cm)
 ハタ     1匹(35cm)
 イサギ    2匹(32cm)
 イトヨリ   1匹(34cm)
 エソ     1匹 リリース
 サメ     1匹 リリース

<<山田さん>>

 今回はメダイとマダイを天秤フカセで狙うということで、電動リールをダイワのフラグシップモデルのシーボーグ300Jを新調し、軽さは感度というダイワのキャッチフレーズにあやかって、リチウム電池をリールの直結することなくエアーコードで接続する初めてのタックルでの挑戦です。
 メダイ狙いの第1ポイントは経ケ岬と冠島の間の100mラインです。8号、6m、2本針の富田会長特性仕掛けに80号の錘、ショックリーダーは3.5mmの1mを天秤に装着し、先針にホタルイカ、手前の針にはオキアミを付けてドラグ調整し早々に第1投目を投入です。しかし、仕掛けが思うように落ちて行きません。かと言って無負荷になるわけでもなく、仕掛けの落下スピードを瞬時に設定できる「フォールブレーキダイヤル」の設定が不調なのかあれこれと設定を調整していると、お祭りしていることが判明しました。
 第1投目はお祭り、PEラインを切断して仕掛けを調整し、出遅れて第2投目です。今度は仕掛けは順調に落ちて行きます。隣の田所さんは格闘中です。田所さんは根に入られたよう、根掛かりでラインブレークです。
 当方、着底後は仕掛け+ショックリーダー分を巻き上げ根掛かり対策を行いますが、岩礁帯ということで更に数m巻き上げ、後は当たりを待つだけのですが、当たりがありません。仕掛けを回収しようとすると、なんと根掛かりしているではありませんか。周りの山本さんも根掛かりと格闘中です。第2投目は根掛かりで8号の仕掛けを切るのに苦戦しました。
 その後は、根掛かりの注意し、仕掛けを10mくらい浮かせて探るものの、全くの反応なしです。第2ポイント、第3ポイントは岩礁帯ではないとのことで、根掛かりはなかったもののここでもノーヒットです。今日は、メダイに見放されたようで、マダイ釣り場に移動です。仕掛けは、7号、15m、3本針に変更します。ここでも棚を探るもののノーヒットです。底潮が動いていないのか、仕掛けが一人お祭りです。仕掛けを6号、10m、3本針に変更してマダイを狙います。遂に当たりです。マダイの引きでもなく、青物の引きでもない、何か不明のまま上ってきたのは、イトヨリです。その後しばらく音なしです。辺りは暗くなり、夕まず目を過ぎ、夜釣りです。この時点でガシラとイトヨリの2匹です。
 周りが何やら騒がしくなってきました。大サバの来襲です。少し棚を上げたところ、穂先が海面に食い込んで行きます。漸くヒットです。巻き上げ開始です。
 さすがに、スモールモンスターの馬力は強く、アッという間に巻き上げが完了し、慎重にタモ入れします。40cmオーバーのマサバです。まだ、引きがあります。先針にもマサバが掛かっています。
 残り時間も少なく、その後はイサキ、マアジを追加し納竿です。メダイは次の釣行のお預けとなりました。メダイはそんなに簡単に釣れるものではないことを実感しました。

◆釣果
 イトヨリ   1匹(37㎝)
 マアジ    1匹(32㎝)
 マサバ    2匹(42、38㎝)
 イサキ    2匹(32、27㎝)
 ガシラ    1 匹

<<富田>>
 11月度例会はを西舞鶴のV-7の船長とも相談し、メダイを狙うことに決定です。舞鶴沖の100mラインの岩礁帯で天秤仕掛けで狙います。
 集合は8時30分ですが、皆さん8時過ぎには集合。急いで乗船準備を行い、8時20分には出船です。最初のポイントは冠島の北方、水深90mです。天秤のところにショックリーダー1m、そこに仕掛けハリス8号6m2本バリ、先針にホタルイカを二匹掛け、手前の針にはオキアミとイカ短冊のミックスで投入、底どりをし、そこから7m程仕掛けを上げます。あたりはありません。手返しのために仕掛けを上げると、先張りにガシラが付いています。潮が緩いのか、仕掛けがほぼ真下に垂れ下がっているのでしょうか、ガシラの目の前に美味しそうなホタルイカが落ちてきたに相違ありません。
 今度は仕掛けを少し上げます。それでもあたりはありません。それどころか根掛かりです。フロロカーボンの8号ですのでなかなか仕掛けが切れません。何とか切って再度投入です。ですがあたりはありません。船長の合図で仕掛けをあげます。すると不思議なことに2本バリにガシラが2匹掛かっているではありませんか。船が振れていることから仕掛けが底に届いたのでしょうか。
 今日は一船に5名の乗船です。釣り座に余裕があるので二本目の竿を用意します。こちらも天秤仕掛けで狙います。こちらもなかなかあたりはありませんが、釣り場を移動しての2か所目ではレンコのトリプルが(実は3本バリ仕掛けでした)。レンコが釣れるということは棚が低いということなのでしょう。
 2か所目のポイントでもあたりがないため船長と相談、メダイを諦めて真鯛狙いのために場所移動です。仕掛けはハリス7号15m3本針の仕掛けに変更します。それでもあたりがありません。せっかくの二本竿ですので、一方を胴突き仕掛けに変更します。食いを良くするために大物に対するリスクは増えますが5号ハリスをチョイスです。辛抱強く手返しを繰り返していると待望のあたりです。良型のイサキです。そのうちサバも食ってくるようになりましたが沖上がりの時間となりストップフィッシング、なかなかきつい一日となりました。それでもこの時期としては終日海の上で遊べて満足の一日でした。
 この日は、若狭大島のメダイ専門船も船中メダイ1匹とか。若狭湾一体ではメダイが留守になっていたということにしておきましょう。

◆釣果:
 ガシラ    3匹
 レンコ    5匹
 サバ     2匹
 アジ     1匹
 イサキ    3匹
 サバフグ   1匹(仕掛けを切られていたのはこいつが犯人か?)
 
 メダイはリベンジしないとあきませんね!!!

以上、富田 記
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