5月度準例会、二度目の開催です。 冠島周辺で完全フカセで真鯛狙いです。 潮が動かず風がくるくると変化、 悪条件の中、山田さんのみ爆釣です。 それでも得意の胴突き仕掛けで 真鯛、甘鯛、アオハタと 高級魚をゲットです。 |
日 時 | 2022年 5月27日(金) 出船8:15~沖あがり19:00 |
天 気 | 曇りのち晴れ 風:そよ風 夕方からは北西の強風 |
釣 り 船 | 西舞鶴 V-7(http://www.turibunev-7.com/) |
狙 う 魚 |
真鯛 |
料 金 | 15,500円(氷、オキアミ1.5kg×5付き) |
参 加 者 | 田所さん、山田さん、澤田さん、富田4人の仕立て船 |
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<<釣行記>> 5月2回目の準例会は冠島周辺で完全フカセで真鯛狙いです。西舞鶴のV-7さんにお世話になりました。天候を心配していた(2週間前の天気予報では大荒れ)のですが、皆さんの日頃の行いが良いのか、当日は好天に恵まれました。ところが皆さんの日頃の行い、もう少し頑張っていただかないと駄目ですね。天候は良かったのですが潮の流れと風向きが最悪でした。そんな中、山田さんだけは完全フカセで真鯛他を爆釣でした。 |
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<<山田さん>> いつもフカセ幹事ありがとうございます。 釣果を下記の通り報告します。 昨年の9月以来の完全フカセです。 今回も同じV-7さんにお世話になり、8時前に集合し、準備完了後、早々に出船です。 目指すは冠島周辺、天候良し、波もなく、後は潮がどのように動いているかです。 今回の仕掛けは、富田会長謹製の爆釣仕様の完全フカセ7号、15m、マダイ針12号3本です。 釣り座は左舷の艫です。潮の流れを確認すると、緩く13時の方向に流れているようですので、6号のフロートを付け、針にオキアミを抱き合わせで刺し、第1投目を流します。 15mくらい手送りし、仕掛けを潮に馴染ませ、当たりを待ちます。25m間隔のラインマーカーが竿先から出ていきます。 水深は60数mとのことですので、暫くは仕掛けの流れを見ていると、リールカウンタで30数mを過ぎたとき、フカセアラームが鳴動します。幸先良く当たりです。ラインマーカーが25m間隔ですので、仕掛けの先針は40m出ていることになります。 久々の完全フカセのためバックラッシュに注意し、クラッチをONして高速巻きで合わせます。生体反応あり、合わせ成功です。上がって来たのは35cmの良型イサキです。 水深の割には、棚が浅いようです。 次の流しも、30m過ぎに当たりです。引きの強さからイサキと思われます。矢張りあがって来たのはイサキです。しかもダブルです。イサキは群れているので、この群れに棚が合っているようです。 順調に釣れているのですが、仕掛けの流れる方向が定まらず、船も振られて上手く流れてくれません。それを見て、船長は仕掛けを回収したら場所を変わりましょう、とのアナウンスがあったところ、60m流れたところでフカセアラームが鳴動です。イサキとは異なり中々、強い引きです。しかも、段引きがあり、マダイの予感です。船長からマダイなら、場所移動を止めるとのことです。真下から魚影が見えてきました。真鯛です。綺麗な雌で、体長64cm、抱卵しています。 しかし、この第1ポイントでは、船が安定せず、仕掛けも左右に迷走し、舳に流れるようになり、この場所では、フカセは無理な海況となり、場所変わりです。 第2ポイントでも、海況は改善されません。富田会長は天秤フカセとの二刀流、田所さんは天秤フカセにチェンジしています。ここは、仕掛けを変更するか思案しましたが、フカセアラームの魅力を捨てきれず、完全フカセを継続します。この決断が拙くその後納竿まで、真鯛3、イサキ1を追加したところで早めに納竿しました。 反省点としては、完全フカセに固執し、海況に応じて最適な仕掛けにチェンジしなかったことです。 釣果: 真鯛 :5匹 (64,45,35,32×2cm) イサキ :4匹 (35×2,34,28cm) |
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<<田所さん>> 今回も富田会長の車に便乗させていただきました。行きは問題なかったのですが、帰りは京都縦貫道の一部区間が工事の為通行止めになっていて、一般道を走ることになり、帰宅が少し遅くなりました。富田会長、長時間の安全運転、お疲れさまでした。 釣り座は、前回は左舷の艫だったので、今回はジャンケンで勝って、右舷の艫を選びましたが、結果的にこれが裏目になりました。 冠島近くのポイントで完全フカセ釣りの開始ですが、仕掛けを前方に流せたのは、最初の1時間位で、その後は仕掛けが山田さんや澤田さんの方に流れる様になったので、完全フカセ釣りを諦め天秤フカセ釣りに変更しました。感覚的には、山田さんや澤田さんの仕掛けの下で、釣りをしているイメージです。 釣法を変えても音なしの構えで、隣で山田さんがイサキや真鯛をバンバン釣り上げているのを羨ましく眺めながらビールを飲んでいると、いきなり竿が大きく食い込みました。青物(メジロ)のアタリです。新調したDAIWAシーボーグ300Jで強引に浮かせて、船長にタモで取り込んで貰いました。 その後は、天秤を40m位に上げたり、ほぼ底近くに落としたり、いろいろ試しましたが、底でウマズラ2匹の追加に留まり、釣果が伸びません。 二刀流の富田会長が、胴突き仕掛けでマダイやアマダイを釣り上げていたので、私も胴突き仕掛けに変更して、終了間際にマダイとマアジを追加することができました。 前回に比べ寂しい釣果になってしまいましたが、メジロとマダイのやり取りで楽しめました。 反省点としては、もっと早めに胴突き仕掛けに変えていれば、釣果を伸ばせたかもしれません。 ◆釣果と釣法と釣れた順番 イサキ :1匹(32cm)←完全フカセ メジロ :1匹(68cm)←天秤フカセ ウマズラ:2匹(34、30cm)←天秤フカセ 真鯛 :1匹(56cm)←胴突き マアジ :1匹(37cm)←胴突き |
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<<富田>> 5月度2回目の準例会、西舞鶴のV-7さんにお邪魔しました。 5月度1回目の準例会は完全フカセが全くの不発に、今回こそはと意気込んでいます。 8時前にV-7さんの船着き場に集合、皆さんてきぱきと準備を済ませて出船です。心配していた天候ですが、雨も降らずに快晴、波は50cm以下です。1週間前の天気予報では荒天模様で日程変更を考えたほどでしたが、これも皆さんの日頃の行いの成果です。 今日のポイントは冠島周辺です。冠島の北西のところに船を付けます。潮は緩いです。どうも7時の方向に流れているようです。右舷大艫に田所さん。左舷大艫に山田さん、左舷中央に澤田さん、左舷舳に富田が位置します。 皆さん、釣り始めます。 いきなり山田さんにアタリです。良型のイサキです。確か昨年も左舷大艫に座った田所さんが第一投で真鯛&イサキのトリプルを釣りあげました。今年も大漁かーーーと思ったのですが。 魚が釣れるのは山田さんの仕掛けだけです。他の3人、完全フカセは全く音沙汰無しです。 仕掛けを流し、上げてきたらイサキやガシラが釣れていた(釣ったのではない」とかはありますが、仕掛けが勢いよく出ていくという感動が味わえません。 第1ポイントでの釣りですが、潮の流れと風向きが合わないのか、仕掛けが11時、12時の方向に流れます。船長、ポイント移動です。今度は沓島(小島)北西部のオオグリです。ここでも完全フカセで釣っているのは山田さんのみです。 そんな中、澤田さんに待望のアタリです。リールが「ピピィ-」と小気味より響きです。上がってきたのはハマチでした。 そうしているうち、北西からの風が強くなってきました。船長が「強風なので釣りにくいやろ。場所変わろう。」ということで、今度は冠島の東側に場所移動です。ところがここでも完全フカセは音沙汰無しです。流すと餌は取られますが魚はかかりません。そんな中、小生は二刀流で挑戦中でしたので、天秤フカセの置き竿にしていた竿(右舷舳)を胴突き仕掛けに変更です。もうそろそろ夕まずめだし、アジでもつれないかなあと思い、全長9m、幹糸6号、間隔1.5m、ハリス5号50cm、針は小鯛針10号の自作の仕掛けを降ろします。棚を底にし、置き竿にしているとアタリです。上げると良型のレンコダイです。これでもいいやと思い、再び仕掛けを降ろします。今度も置き竿です。二刀流ですのでは普段は完全フカセの竿を持っています。そうしているとまたもや置き竿にアタリです。今度は強烈に引きます。三段引きです。実は先ほどのアタリでレンコタイを釣った時、先針(一番底の針)のハリスが傷ついています。ハリスを換えるのも邪魔くさいのでそのままです。この針に食ってたらやばいなあ。切れるかも(過去に傷ついたハリスで痛い目を何回も経験しています)。またハリスの5号です。切れるかもと思いながら慎重に巻き上げます。ようやく上がってきました。一番上の針に良型の真鯛です。これだけでは終わりません。2番目の針に良型の甘鯛です。完全フカセは全くダメですが、このポイント、胴突き仕掛けで入れ食いです。左舷舳の完全フカセも胴突き仕掛けに変更です。こちらにも降ろすたびにアタリです。良型の真鯛、鬼アジ、最後は良型のアオハタで〆ました。 釣果: 真鯛 :7匹(56,55,48,47,37.36.25cm) ← 全て胴突き仕掛け レンコ :4匹 ← 全て胴突き仕掛け チダイ :1匹 ← 胴突き仕掛け 甘鯛 :1匹(43cm) ← 胴突き仕掛け アオハタ:1匹(36cm) ← 胴突き仕掛け アジ :2匹(40㎝) ← 胴突き仕掛け イサキ :1匹(32㎝) ← 完全フカセ 今回、完全フカセ、天秤フカセは全く駄目でしたが、胴突き仕掛けで良型の真鯛、甘鯛、アオハタ等を釣ることができました。フカセが全く駄目で、このままなら晩のおかずもないと思い、胴突きでアジでも釣れればと思ったところが良型真鯛が入れ食い。仕掛けもアジ用の仕掛けです。釣りはわかりませんねえ。何事もあきらめない心が大事だと感じた一日でした。 さて紅一点の澤田さん、昨年は好調でしたが今年はなかなかの苦戦だったようです。完全フカセではイサキとハマチを釣りあげることができましたが真鯛は駄目でした。完全フカセをあきらめ、もっと早くに胴突き仕掛けにすれば良かったと反省しきりです。 軽かった澤田さんのクーラーボックス、富田のクーラーボックスから真鯛&アジをワープして少しだけ重くしておきました。これに懲りずに次回も頑張ってくださいね。 V-7さん、出船が8時過ぎ、帰航したのが夜の8時過ぎ、12時間の釣りでした。 長い時間釣りをさせてくれます。コスパの良い船です。いつもありがとうございます。 それにしても疲れました。年寄りには辛い。夜寝ているときににこむら返りしました。 |
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以上、富田 記 | |
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