日 時 |
2022年 5月14日(土) 出船9:15~沖あがり18:30
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天 気 |
曇りのち晴れ 風:北西の風 天気予報では3mでしたが、体感は6m以上ありました |
釣 り 船 |
東舞鶴 瑞翔(http://www.club-zuisyo.com/) |
狙 う 魚
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ヒラマサ・タイ他
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料 金 |
19,500円(氷、オキアミ3kg×2付き、1時間の延長料金を含む)
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参 加 者 |
岡田さん、三原さん、田所さん、富田4人の仕立て船
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<<釣行記>>
迷釣会の今年初めての準例会、岡田(久)さん、田所さん、三原さん、富田の4名で東舞鶴の瑞翔さんにお世話になりました。
経ヶ岬沖の白石グリで完全フカセを楽しむ予定でしたが、あまりの激流で退散、深場で乗っ込み真鯛を狙いました。
さてさて、皆さん方の釣果は? |
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<<田所さん>>
今回も、富田会長の車に便乗させていただきました。いつも安全運転ありがとうございます。
朝、6時30分に自宅でピックアップしていただき、途中岡田さんを乗せて、高速のSAでトイレ休憩を1回取っただけで、9時前に舞鶴港の瑞翔丸に到着しました。荷物を直ぐに積み込んで、9時15分には早々に出船です。抽選の結果、釣り座は、左舷の艫が私、その前が岡田さん、右舷の艫が富田会長、その前が三原さんに決まりました。
釣り場は、丹後半島の北端の通称白石グリと呼ばれている所で、例年だと11時から釣り開始になるのですが、風と波があって船のスピードが出せません。結局、アンカーを下ろしたのが11時半頃になりました。
木の葉の様に揺れる船の上で、完全フカセ仕掛けを準備し、投入してみると仕掛けが船首を12時とした場合、5時方向に勢いよく流れて行きます。どうも潮が速過ぎる様です。船長の指示で100m位から始めますが、何度繰り返しても、餌が残ったままです。
4人共、それぞれ錘を付けたりして色々と工夫している様ですが、当たりがありません。私は、結局、最長280m迄出してみましたが、何も釣れませんでした。見かねた船長が完全フカセは諦めて、白石グリから更に10分位北上し、天秤仕掛けのポイントに移動しました。
天秤仕掛けに変えて直ぐに、水深95mで撒き餌を出して穂先を見ていると、ちょんちょんと穂先が曲がったので合わせてみると、中型のマダイがヒットしました。やっと魚の顔を見ることができました。
何匹かマダイを追加した後、マダイとは違う電動リールが止まる程の青物の強烈な引きで、なんとか浮かせてPEラインを素手で掴んで手繰り寄せようとした時、魚が暴れてPEラインで手が少し切れてしまいました。魚を舐めてました。やはり手袋はしないと、ケガしますね。反省です。
その後、揺れる船の上で大鯛や中鯛のダブルなどを釣り上げ、疲労困憊です。疲れました。
完全フカセ釣りは残念でしたが、天秤仕掛けで大型クーラーの半分位釣れて、今回の釣行に満足しています。
案の定、夜中に足が攣って目が覚めました。
翌日曜日は、足腰の筋肉を重点的に全身筋肉痛です。身体が訛ってます。
釣果:
マダイ :6匹(66、55、48、45、36、34cm)
メジロ :1匹(69cm)
マアジ :2匹(30、25cm)
沖メバル:1匹(22cm)
シマフグ:1匹(23cm) |
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<<岡田さん>>
降雨はなかったが予報通り15:00頃まで荒波と激早潮流のため11:30頃スタートの完全フカセ(仕掛け7号15m3本針)はガン玉追加して調整したものの棚はつかめず魚反応なし。
シマフグと42cmのマダイがお愛想に上がったもののお祭りが多発し釣りにならない4番釣り座。荒波も若干収まってきた14:50頃から船頭のアドバイスで右舷前座に移動。
この釣り座は全く周りへの気配りは無用で釣りやすい。もっと早く移動しておけばよかったとしきりに反省。
天秤フカセ(3号PE200m、80cm天秤、仕掛け6号12m2本針と3本針、ナイロン網目マキ餌調整付きカゴ大、錘120号)に変えてマダイを狙い投入。120号でも底棚取りは相変わらず良くわからない。
115mから徐々にオキアミの有無を見ながら90mまで探った。結果103mの釣り棚に決定。時間はすでに15:50過ぎだ。
焦り!焦り! さあダッシュできるか?
103m棚へ合わし誘うとすぐにヒット。でかいマダイだ。その後連続して3回のバラシ。
なぜだ?
タイは向こう合わせなのに焦って早すぎる、針の返しのヘタリを推測し仕掛け交換し食い込むまで待つことに。
それからが投入ごとに空振り無しバラシ無しでダブルもあり連続ヒット。竿納時にも竿先ギューン。
短時間の右舷前座でマダイ58cm~43cm8枚、レンコ1枚の釣果。
後で船長から、「タイは群れで泳ぐので釣れている時は追い食いさせるとよい。」とのアドバイスあり。
微妙な釣り日和でしたが結果良ければすべて良し。皆さんありがとうございました。
釣果:
マダイ :9匹(58cm、55~50cmを6、42cmを2 すべて真子持ち)
レンコ :1匹(シマフグ1はリリース) |
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<<三原さん>>
こんな良型ぞろいの真鯛をいっぱい釣ったのは初めてです。
最初の完全フカセは釣果ゼロで暗雲漂いましたが、ポイント移動してからの天秤フカセはバッチリでした。いきなりメジロが来てグローブ無しで指を切り痛い目をしましたが、幸先良しです。富田さん特製の長い15m仕掛けなので、投入時のお祭りに苦労しましたが、天秤フカセの基本通りに天秤を先に入れて手返しが早まりました。
釣果:
マダイ :8匹(最長58cm)
メジロ :1匹(68cm)
料理:
翌朝からさばいてヘトヘトです。4匹おすそ分けし、残り4匹の最長の真鯛だけがオスで巨大な白子が取れました。二日にかけて、刺身、カルパッチョ、あら炊き、白子の湯がきポン酢、真子の煮付け、鯛めしで堪能しました。
まだまだ保存があるので楽しみです、
いつも大型魚の頭落としの背骨切りで難儀するのですが、今回は骨の継ぎ目を探ってそこをスパッと切る術を体得しました。しかし、この良型真鯛のかぶと割りは、安物の出刃包丁では叶わず断念しました。 |
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<<富田>>
今年初めての準例会、今回は東舞鶴港の瑞翔さんにお邪魔しました。経ヶ岬沖白石グリで完全フカセでヒラマサを狙います。
心配だった当日の天気ですが、春の天気は変わりやすいのか、天気予報が晴れから雨、曇りと目まぐるしく変わります。ようやく前日の天気予報で雨は大丈夫だろう、波も1.5m位ということになり、予定通り決行となりました。多少波はありますので船酔いが心配ですが、今回参加の岡田さん、田所さん、三原さん、富田は船酔いに強いので安心して開催できます。
現地に9時前に到着、荷物を積み込んで9時15分には出発です。通常であれば1時間半もあれば白石グリに到着するのですが、さすがに風と波の影響か船がなかなか進みません。白石グリは11時に投錨可能なのですが、今日は遅れます。周りを見渡しますと、ルアー船はいますが餌釣りの船はいません。今日は白石を独占です。
今日の潮は丹後半島沖から冠島の小島(沓島)方向に流れています。いわゆる本潮ですので、条件は良いはずです。
自作の完全フカセ用の仕掛け(ハリス7号15m3本針)を流します。ところが今日の潮は激流です。仕掛けが底に沈み、本潮にのるとリールからの糸の出が早く、電動リールからアラームがなります。釣っていても周りの電動リールからアラームが鳴り響きます。こんな状態ですので、糸をいくら流しても餌も取られません。潮が早くで仕掛けが浮いているのでしょう。錘を付けて調整しますがお手上げです。
これは駄目だとあきらめ、船長とも相談して真鯛用のポイントに移動します。
真鯛用のポイントの水深は103m、100号も錘を付けて仕掛けを入れます。底を取るとリールのカウンター(PEラインの色でも判断)は115m、船長から底から20m上げて開始してとの指示で95mで釣り始めます。何回か打ちなおしますが、なかなかアタリがありません。隣の田所さんは順調にマダイを上げています。焦ります。そうしているうちにアタリが。巻き上げますが、最初はあまり引きません。ところが途中からはすごく引きます。ドラグが滑ります。時間をかけてようやく上がってきました。良形のメジロです。
その後も順調に釣れますが、どちらかというと他の3名の皆さんにはマダイが釣れるのですが、私にはメジロがよく釣れました。今日は青物に好かれたのでしょうか。(多分皆さんと比べて棚が微妙に高かったのではないかと。)
釣果:
マダイ :5匹(55cmを頭に)
メジロ :3匹(75㎝を頭に)
レンコ :2匹
メバル :1匹
チカメキントキ:1匹
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今回の釣行、激流で完全フカセができず消化不良でしたが、天秤フカセでマダイ、メジロが爆釣でした。皆さん、満足の釣行だったと思います。
完全フカセは次回に期待です。
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全員の釣果合計(主要なもの)
マダイ :28匹(良形ぞろい)
メジロ : 5匹
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以上、富田 記 |
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