11月度例会は悪天候で中止に
有志でメダイ釣りに挑戦しました
でも上がってくるのは赤いのばかりです

 
 
日   時 2021年12月6日(月) 出船 8:45 沖上がり 19:00 帰港 20:00
天   気 曇り時々晴れ 風は弱く、波も穏やかなべた凪
潮 回 り 中潮 干潮時刻10時 満潮時刻:17時半
釣 り 船 京都府西舞鶴 V-7
対 象 魚 昼間はメダイ・真鯛、夜はアジ狙い
釣 り 客 4人(岡田、山田、田所、富田)
船   代 15,000円 餌(オキアミ1.5kgブロック×4)、氷付き
 
 
 
<<釣行記>>
<<田所さん>>

 当初11月の釣行予定が悪天候で2度の延期となりましたが、当日はべた凪の天気に恵まれ、絶好の釣り日和となりました。
 今回、昼間はメダイなる魚を狙うとか、私はメダイを釣ったことも見たこともありませんが、聞いた話によると引きがとても強い魚だそうで、ハリスは8号以上とのこと。私の手持ちの電動リールはPE3号しか巻いてないので、メダイ対策用にPE4号300mを巻いた電動リールを新調しました。楽しみです。 
 最初、冠島の手前で真鯛を狙うも、山田さんがカワハギ1匹を釣っただけで、真鯛の反応が無い為、当初の予定通り、メダイのポイントに移動。
 メダイの仕掛けにイカやサンマの切り身やオキアミを付けて、何回目かの投入でいきなりその時はやって来ました。竿が大きくしなり、思いっきり合わせるとかなりの重量感・・・これがメダイか? 
 新調した電動リールを全開で巻き取ろうとしたその瞬間・・・電動リールの液晶表示が消え、モーターストップ。シャットダウン(電源OFF)です。???何が起きたのか分かりませんが、とにかく魚を取り込むべく残り110mを手巻きで頑張りました。上がって来たのは、メダイではなく65cmのマダイでした。
 シャットダウンした原因は分かりませんでしたが、リチウムバッテリーを接続し直したら電動リールはまた動き出したので、そのまま継続使用していましたが、今度は天秤仕掛けの回収中にフルパワーにするとまたもやシャットダウン(電源OFF)です。
 仕方なく電動リールを交換しましたが、こちらは同じリチウムバッテリーを使っても、全く問題ありません。 電動リールの初期不良か? ここで若干のモチベーション低下。
 その後、中型のマダイや小型のレンコ鯛を追加できましたが、潮が速くなってきたので、アジ釣りのポイントに移動。
 メダイの代わりにアジをお土産にすべく頑張りましたが、さっぱり釣れず時間終了となりました。
釣果:
マダイ  3匹(65、44、42cm)
レンコ鯛 4匹(31cm他)
 メダイの姿を見ることが出来ず、お土産のアジも釣れず、少し寂しい釣果となりましたが、またの機会に期待したいと思います。
 懸案の電動リールは、現在メーカーに原因調査依頼中です。
<<岡田さん>>
 予報通り絶好の釣り日和でした。
 メダイは14時ころまで頑張ったが全く反応なし。
 その間、サンマ、サバ、オキアミなどに変えたり仕掛けを変えたりしたが・・・
 潮流は100号でも底がなかなかつかめないほど速い。しびれを切らし作戦変更。
 10号ハリス5m、針14号の2本針天秤仕掛けから6号ハリス10m、針12号3本針のテンビン仕掛けに変えた。
 通常は仕掛け分を巻き上げるが、今回は早い潮流を利用してオモリを1mほど上げ早い潮流に期待幸運を呼ぶか?
 いきな大タイがダブルにHIT!。直後に同じような引きでHITしたがなかなか巻き上がらないのでドラグを少しきつくしたら上がる直前のところで6号のハリスがプツン!残った針にアマダイがHITしていた。その後2枚のマダイ。
 マダイ時間はそこまで。その後はレンコ、ガシラ、アジに変わった。
 もう少し早く切り替えればよかったかも。
 夜のアジ釣りは19時まで頑張ったがオキアミは付いたまま何の変化もなくショボタン納竿。
釣果:
真鯛   4匹(61、52、40、32cm)
レンコ  2匹(26cm台)
アマダイ 1匹(22cm)
ガシラ  1匹
アジ   1匹
 
<<山田さん>>
 11月の例会が時化で12月4日に延期され、更に今回の6日の月曜日に延期となり、ようやく出撃することができました。
 当日は冬の日本海とは思えないほどの凪で、未明の小雨も止み、寒くもなくこの時期としてはこれ以上の天気はないと言えるほどの好コンディションです。
 最初は、冠島の西側の伊根沖でしょうか? 今日はメダイ狙いと思っていたので、メダイ仕掛けを準備していたところ、マダイを先ず狙うとのことで、仕掛けをマダイ用の天秤フカセに変更し、釣り開始です。潮は80号の錘で、多少なびく程度です。早速、当たりがありましたが、マダイ特有の段引きではありません。上がって来たのは、40cmくらいのウマヅラです。先針にしっかりと針掛かりしています。
 しかし、その後の当たりはなく、30分ほど北東に進み、水深120mでメインのメダイの釣り場に移動です。
 2、3投目に早速の当たりです。しかし、メダイの強烈な当たりではありません。上がって来たのは、スリムな魚体です。なんと、エソの一家です。それも、そこそこのサイズですが、リリースです。8号のハリスがエソの歯でボロボロです。
 針の付け替え作業を終え、釣り再開です。仕掛け投入し着底し後棚どりすると、竿先が当たりとは程遠い何か怪しい動きです。食い込みを待っていると、船長が場所替えの合図があり、竿を大きくフッキングすると、fish onです。今度の当たりは、エソではなく、メダイでもない当たりで、段引きがあります。上がった来たのは43cmのマダイです。すると、移動を予定していたのを止めて、この場所で釣りを継続することになりました。次にHITしたのはマダイでもメダイでもなく、何と40cmのアマダイです。結構大きなアマダイで、パーソナルレコードを更新です。
 その後、暫く我慢の時間が流れましたが、船長からマダイ狙いへの変更提案があり、マダイ仕掛けに変更したところ、58cmのマダイがHIT、引く続き大きな当たりです。電動リールの巻き上げがストップするなど中々上がってきません。残すところ、20mくらいまで漕ぎづけたところ、敢え無くブレークです。仕掛けを確認すると、マダイ針12号の針先が折れています。メダイ仕掛けはヒラマサ14号の針を使用していたのですが、痛恨のバラシに意気消沈です。マダイが好調なので、仕掛けはマダイ用で再開したところ、またしても大きな当たりです。今回は、慎重に取り込みます。上がって来たのは、残念なことにサメです。富田会長の竿にもサメの一家が食いついています。サメが多くなったことと、そこそこの時間になったので、冠島に戻り、胴突きでアジ狙いですが、ここではレンコの顔を見ただけで、それ以外は全く当たりなし、更に仕掛けのハリスブレーク2回となったところで納竿となりました。
釣果
マダイ   2匹(58cm、43cm)
アマダイ  1匹(40cm)
レンコ   1匹
ウマヅラ  1匹
(サメ1匹、エソ2匹)
アマダイは、代表的な松笠揚げで美味しく頂きました。アマダイの胃袋にはオキアミが一杯詰まっていました。 
 
<<富田>>
 11月度の例会、悪天候で中止が2回、それでも諦めず日程調整して12月6日(月)にプライベイト釣行を実施しました。参加は岡田、山田、田所、富田の4名。船は西舞鶴のV-7さんです。
 8時過ぎに現地に到着、準備を整えて乗船、出船予定時刻は9時でしたが8時45分に出船。今日は波もなく最高の釣り日和です。
 最初のポイントは伊根沖、ここで真鯛を狙いますが音沙汰ありません。メダイを狙おうとポイントを移動です。今度は冠島北東の水深120mのところです。確かこのポイントは2月にクロムツを爆釣したところです。周りを見てみますと、メダイ釣りで有名な若狭大島の庄栄丸さんも見えます。
 ハリス8号6m、真鯛針13号2本バリの仕掛けを投入します。先針には途中の釣具店で購入したホタルイカを付けます。早速あたりです。なかなかの引きですがメダイとは違うようです。やけに細長い魚が上がってきました。エソです。この魚、練り物にすると美味しいらしいのですが小骨が多いので海にお帰りいただきます。エソは小さくて鋭利な歯を持っているため、ハリスがザラザラになります。針を付け替えて再度投入です。またもや直ぐに当たりがあります。今度は先ほどより引きが強いです。それもそのはず、エソのダブルです。本命はなかなか当たりません。
 周りを見ますと山田さん、田所さんが真鯛を上げています。今日は乗客4名ですので、船長も舳で釣っています。船長には頻繁に当たりがあります。良型の真鯛が爆釣です。「仕掛けは? 棚は?」と聞いてみますと、ハリス10号15m3本針の仕掛けで、棚は底から1mとのこと。今日は潮が早いため長い仕掛けでないと真鯛いるところに届かないとのこと。また棚を上がても餌も取られないので底から1mでよいとのことです。潮が早いので底から1mでも仕掛けが舞い上がって丁度良い棚になるのでしょう。そこで8号6mの仕掛けから7号12mの仕掛けに変更(本当は15mの仕掛けにしたかったが持参していなかった)して投入、底から1m上げてしゃくると直ぐに当たりが。60cmの真鯛ゲットです。再び投入します。今日は乗客が少ないので二刀流を決め込んでいて二本目の竿を操作していたところ、となりで釣っていた田所さんが、「当たってるよ」との声、早速合わせて巻き上げますが魚がついていません。見るとハリスが途中で切れています。ザラザラになっているので海底にスレて切れたのでしょうか。合わせのタイミングが遅れたのからでしょう。
 その後はなかなか当たりがありません。そうしているうちにもそもそとした当たりが。巻き上げますが思いばっかりです。これは何? 嫌な予感が。時間をかけて上げると、何とサメのダブルです。重い筈です。丁重にお引き取り願いましたが、仕掛けはズタズタになるし、心が折れます。
 あたりが薄暗くなったころ、真鯛を諦めアジ釣りに移動です。ところがアジ場は潮が全く動かずあたりがありません。皆さん頑張って釣りましたが19時に納竿としました。
今回の反省点:
 ・メダイ狙いにこだわって真鯛狙いに変更したタイミングが遅かった。
 ・潮が早い場合は長い仕掛けが有効であるが、今回は最長でも12mの仕掛けしか持参しなかった。
 ・乗客が少ないと二刀流を欲張ったが、お祭り等で時間を取られ過ぎた。
 反省ばかりの一日でした。
釣果:
 マダイ   1匹(60cm)
 レンコ   1匹
 アマダイ  1匹
 アジ    1匹
(他にエソ5匹、サメ2匹)
 山田さんもサメを釣っていましたが、サイズ的に全部1m強でした。昨年もサメがいっぱいかかりましたが大きすぎて上がってこず、仕掛け、天秤、撒き餌カゴをいっぱいロストしたが今年はロストなし。そこだけはよかったかなぁ~
今日は船長が爆釣でした
船長のクーラーボックスです

 
以上、富田 記
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