10月度例会は大阪湾の太刀魚釣りです
台風一過後の好天気に恵まれましたが
太刀魚は激渋でしたが
大サバが爆釣でした

 
 
日   時 2021年10月2日(土) 出船:6時30分 沖上がり:12時30分
場   所 泉佐野漁港
釣 り 船 ふどう丸
参 加 者 9名 辻野、田中(一)、岡田(久)、人見、田所、山田、三原、澤田、富田
天   候 快晴
対 象 魚 太刀魚、サバ
釣 り 方 太刀魚 太刀魚テンヤ       エサはイワシ、サンマ
サバ  太刀魚テンヤに枝針仕掛け エサはサンマの切り身

<<釣行記>>
<<辻野幹事>>

 台風16号が東に外れて上天気での出船にひと安心。ふどう丸は関空大橋を潜って友ヶ島方面へ、1時間ほどで小島と洲本の中間付近のポイントに到着。すでに周辺は釣船で一杯。
 一投目を投入も予想に反して無反応? 嫌な予感がします。
 次のポイントでは底から少し巻きあげたところでタチウオとは違う当たり、急速で巻きあげて枝針にサバをゲット。
 サバを5匹ゲットしたところで枝針をはずしてタチウオに専念もフグに邪魔されたりでタチウオの当たりが無いまま終盤へ。底から10m位でコツンと当たりがあり、続けさまに5匹ゲットできたところで終了となりました。
釣果:
 タチウオ  7匹(70〜85cm)
 サバ    5匹(45cm前後)

<<岡田さん>>
 右舷は真夏のような強い日射の中、貧果の厳しい太刀魚釣りでした。
 今年はシマノの紫ゼブラの激早テンヤ40号Mの追加と、塩と旨味調味料で処理した「三枚おろしサンマ」、「頭と内臓を取ったイワシ」と、リーダー12号1.5mにエダス40cmを追加して臨んだ。
 ジャーク、stop&go、フオール、タダ巻きなどの誘いかけるとコツコツ。
 巻き上げ速度を変えながら深追い掛けを狙うが全く追いかけてこない。
 上げてみるとエサは無い。このエサ取りはフグではないか? フグが2回も上がった。
 ついに痺れを切らしエダス針にサンマを追加してサバ狙い。でっかいサバが即ヒット、5匹で終了と思いきや2匹もエサ無しでヒット。あわてて針を外した。
 その後も本命の太刀魚の変化の無い中、初めての1匹をヒット。その後たらたらと4本。
 最後の釣り場に移動。今日はこれで終わりかと思いきや終了30分前の船頭アナウンス後から入れ食いモードに入った。なんだこりゃ? ここで激早テンヤの出番、大活躍。
 立て続けに5本ヒットし計10本の太刀魚で納竿。
釣果:
 太刀魚   10匹(全体的に小さかった)
 サバ     7匹

<<三原さん>>
 三原です。幹事、ありがとうございました。
 台風の挙動が心配でしたが、幹事さんの日頃の行いの良さで好天に恵まれました。
 去年に比べて厳しい釣果でしたが、久しぶりの釣りを楽しみました。
 途中2回も高切れし、元々リールの糸がフルキャパでなかったので、最後は底までギリギリでした。次回はフルキャパ(3号300m)巻いときます。
 サバ狙いの枝針は付けていなかったので太刀魚オンリーですが、皆さん良型のサバをお土産にしているのを見て、自分も付ければ良かったと思いました。
料理:
 炙り刺身、塩焼き、真子の煮付け、3cm以下の身幅の狭いところで出汁を取ったおすましで、当日の夕食を楽しみました。翌日(今日)はソテーの予定です。
釣果:
 太刀魚    6匹

<<田所さん>>
 暑くも寒くもなく、風も無い絶好の釣り日和です。
 前半は、沖ノ島の北側で沢山の釣り船に囲まれながら釣り開始です。
 最初は、底から20m位の間を繰り返し探りますが、アタリがありません。それでもスロー巻きで小さなアタリを感じたので、棚キープでアタリを待っていると再度軽いアタリがあり合わすと、全長65cm指2本の可愛いタチウオが上がってきました。リリースサイズなんですが、最初の1匹なのでキープ。
 その後、着底からスロー巻きしていると、いきなり穂先がピーンと伸びたので、食い上げかと思ったら高切れです。PEラインが65m短くなりました。泣けて来るぜ。
 仕掛けを作り直す際に、サバ用の枝針を追加し、最初は底まで落としていたのですが、山田さんから20mで釣れたとのことで、20m落として待っていると、サバフグが2匹釣れました。リリース。その後、ひったくる様なアタリを合わせ巻き上げると、まるまると太ったサバが釣れました。ただ、私の釣り座はジャンケンで負けて1番の横の臨時の釣り座で、1番の山田さんとの距離がすごく近いので、サバが釣れる度に山田さんの仕掛けとお祭りしてしまい、申し訳ありませんでした。
 サバがそこそこ釣れたので枝針を外して、本来のタチウオ釣りに戻しましたが、小さなアタリはあるのですが、タチウオが掛かりません。確認の為餌を確認すると、餌が綺麗に無くなっています。サバフグの仕業なんでしょうか?
 その後、釣り場を地島の北側に移動してから、底からスロー巻きで巻き上げている途中、再び高切れです。今度は、PEラインが55m短くなり1回目と合わせて120mも短くなったので、リール交換です。なんていう日だ。
 リールを交換し再び仕掛けを作る際に、枝針を追加し、底でタチウオのアタリを待っていると、いい感じのアタリで巻き上げると38cmのマアジが枝針に掛かっていました。本来はタチウオ釣りなんですが、枝針を付けると色々な魚が釣れて、なかなか楽しい釣りとなりました。ただ、臨時の釣り座は床面が斜めというか傾いていて、ずっと足を踏ん張っていなければならず、疲れました。(夜中に足がひきつって目が覚めました。) 
 釣りも上手くなりたいし、ジャンケンも強くなりたいと思いました。
釣果:
 太刀魚    5匹(65~98cm) 内指4本2匹
 サバ     8匹(37~50cm)
 アジ     1匹(38cm)
<<山田さん>>
 タチウオのベストシーズンの若潮、晴天、無風、凪という申し分のない海況での釣行となりました。
懸念材料としては、クロサバフグが大量発生していること、型が小型中心であることの二点です。
 今日の釣り場は友ヶ島の北の水深70m前後の海域です。この海域でのタチウオはあまり記憶がありません。
 釣り場に到着すると、泉南、和歌山の遊漁船に混ざり、一部ですが明石の船も来ています。
 今回はマサバも釣れているとのことで、枝針黙認ということですが、第1投はタチウオ狙いのテンヤのみ、台風の影響による濁り対策として、スーパー夜光ヘッドのテンヤにサンマの餌です。
 昨年は、第1投目から入れ掛りでしたが、タチウオの当たりらしきものはなく、フグが餌を啄んでいるような当たりがあるだけです。そうこうしているうちに、心配していたフグによる高切れです。敢え無く、スパー夜光ヘッドのテンヤをロストです。
 タチウオの気配がないので、仕掛けを枝針付きに変更し、マサバも狙うことにしました。その結果、マサバを3匹ゲットし、また、枝針にもタチウオが掛かりました。マサバ釣りは引きが強く魅力はあるのですが、三又サルカンがブレークするアクシデントで、仕掛けをロストしまい、タチウオ釣りの専念することにしました。
 釣り方としては、Stop and Go、タダ巻きを試しましたが、タダ巻きで途中にシェークを入れるパターンが良いように感じました。ただ、タチウオの本来の前たりが明確になく、あってもフグの当たりと明確に区別をつけ難く、また本当たりもなく、掛け合わせのタイミングが難しい、釣行でした。
 使用タックルは、8:2の先調子の掛調子のタチウオテンヤ専用竿、フォースマスター600にPE3号200mです。高切れが2回あったので、最後にはラインがギリギリの状態でした。
 使用した餌は共に持参したサンマにイワシで、イワシは岡田さんの報告にあった頭を落とし、内臓を取除き塩で絞め、うま味調味料(アミノ酸)で味付けしたものを使用しました。このイワシは餌持ちが良く、手返しが良いので、お勧めです。仕込み方は、下記のURLから、大阪湾タチウオキングバトルのチャンピオンが公開していますので、参考にしてください(サンマですが、うま味調味で味付けした写真も添付します。うま味調味料は業務用スーパーで500円までで購入できます。)。
エサ持ち最強!爆釣イワシ餌の作り方【太刀魚テンヤ】 - YouTube)
 なお、今回の友ヶ島北の釣り場の潮流データを本日調べたところ、釣り開始時から13時ごろまで下げ潮、stop fishingの12時30分頃は潮止まり直前でした。12時頃からの時合いは、上げ潮に転流する潮止まりの前ということになります。次回の10月30日の潮流データでは、11時過ぎが上げ潮への転流となりますので、時合いは10時30分過ぎから12時頃までで、期待できそうです。
釣果:
 タチウオ    12匹(小型中心)
 マサバ      3匹
 ロスト       テンヤ3個
 
 
<<田中さん>>
 田中です。山田さんの往復安全運転に感謝しています。
 今年はイカ竿をやめ、30号の竿とケミホタルを使用するも効果なく、惨敗でした。
 帰港後に、青空市場を見学。今まで何度も見ていたが、改めて大阪湾の魚介類の豊富さに驚きました。
 帰宅後は疲れが、どっとでてきました。年齢のせいでしょうか?
 そんな訳で、30日は不参加で、伝助に登録済みです。
釣果:
 太刀魚    7匹(Max 75cm)(外道なし

<<人見さん>>
 人見です。昨日はありがとうございました。釣果報告です。
 台風一過、快晴の中の久しぶりの釣行です。推奨のサバ仕掛けはつけず、太刀魚一本に絞りましたが、今年は全くトラブル続きの太刀魚でした。
 皆様には、最後の追い込みチャンスが来たようですが、私は最後まで見捨てられたようです。
釣果:
 太刀魚    4匹(75~78cm)

<<澤田さん>>
 みなさま、澤田です。
 昨日は参加させていただきありがとうございました。報告いたします。
 初めての太刀魚釣りということで、餌をつついている太刀魚を引っ掛けて釣るという釣り方に中々感覚が掴めず、前半は1匹のみであとはサバという状況に「何を釣りに来たんだっけ?」と太刀魚釣りに来たということを忘れがちになる状況でした。
 後半はよいポイントに連れて行っていただいたおかげか少し巻き返すことができました。
 周りの優しい方々と引っ掛かってくれた優しい太刀魚のおかげで、楽しい時間を過ごすことができました。
 またご一緒させていただけること楽しみにしております。。
釣果:
 太刀魚    6匹
 サバ     5匹

<<富田>>
 心配していた台風16号も関東方面にそれ、2日は絶好の釣り日和となりました。
 全員泉佐野漁港のふどう丸係留所に6時前に集合、受付を済ませて船に乗り込みます。
 ふどう丸は12名定員ですが、今日の客は13名、おかげで田所さんが不便な釣り座に追いやられます。
 全員乗船し、6時30頃出船です。今日は神戸沖に行くのかと思っていたら関空連絡橋の下をくぐります。洲本沖だと南西方向に船が進みますが、今日はそのまま南下です。小島沖、友ヶ島の北側が今日の釣り場のようです。
 辻野幹事の情報によりサバ用の枝針にサンマの切り身を、太刀魚テンヤにイワシをくくりつけて投入です。でも太刀魚のアタリはありません。何とはなしにモズモズとしたあたりがあります。上げてみるとエサがかじられています。明らかに太刀魚のかじり方ではありません。仕掛けを巻き上げると何か魚が追いかけてきます。サバフグです。このモズモズしたあたりの正体はサバフグのようです。
 何投目かにようやくあたりです。走り回ります。良型のサバです。今日は太刀魚よりサバの活性が高いのかサバが入れがかりです。
 船長がポイントを色々と探っているようで、どうも水深が80m以上のポイントだと太刀魚がいるようです。途中までは皆さん苦戦しましたが、最後のポイント(水深82m)でバタバタと食いが立って来たようです。ここで12時30分となり、沖上がりとなりました。
釣果:
 太刀魚   5匹
 サバ    7匹
 サバフグ  3匹
料理:
 以前に田所さんに教えてもらった太刀魚のてんぷらを作りました。
 細い太刀魚を何とか3枚におろし、大葉と一緒に巻いて楊枝で止め、てんぷらにします。
 なかなかふわふわとした触感で美味でした。
 皆さん、次回はお楽しみあれ。
 
 

 以上、富田 記
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