9月度例会は台風14号の影響で中止に
代わりに有志4人で特別例会を開催
完全フカセで真鯛、胴突きでアジ狙いです

 
 
日   時 2021年9月23日(木) 出船:10時 沖上がり:22時
場   所 西舞鶴港
釣 り 船 V-7
参 加 者 4名 岡田(久)、田所、山田、富田
天   候 晴れ 昼間は風が強く波高し 夜は凪に
対 象 魚 昼間は真鯛、夜はアジ
釣 り 方 昼間 完全フカセ
夜間 胴突き

<<釣行記>>
<<富田>>

 9月18日予定されていた9月度例会ですが、台風14号の影響により海況が悪いため中止としました。代わりの釣行を9月23日に計画、有志4名で西舞鶴のV-7さんにお邪魔しました。
 予約時に「4名やけど乗合でお願いします(V-7は3名以上集まれば出船してくれる)。」と言うと、船長より「完全フカセはやるか、完全フカセをやるのなら仕立てにしとくは。」とのありがたい申し出があり、二つ返事で「それなら仕立てでお願いしますと。」
 船長と出船時間を相談、11時出船、20時沖上がりにしようと話がまとまります。V-7さんは集合次第出船してくれます。全員10時前に集合、即行で準備をし、10時には出船です。
 最初のポイントは冠島の西側です。完全フカセで仕掛けを流しますが反応がありません。数投流したのちに場所替わりです。今度は冠島の北側です。風は北西、潮は北から南の感じでしょうか。仕掛けが225°方向に流れますが、風向きが一定しないため釣りにくいです。皆さん何とか流していきます。すると小生を除いて皆さん方にアタリが出始めます。真鯛、グレ、中には80cmのヒラマサをスレで釣る(引っかける)人も。小生には全然あたりがありません。忍耐の一字で頑張っているとようやくアタリが。リールの道糸が走ります。スプールを止めて合わせを入れます。ようやく食べごろの真鯛をゲットです。
 何匹か真鯛を釣ったあと、17時30分頃船長から「波も高くなったので少し早いがアジ場に移動しよう。」と風裏になる伊根沖方面に移動です。ここでは胴突きでアジ狙いです。自作の胴突き仕掛けでアジを狙います。仕掛けを降ろし撒き餌を振ってアタリを待ちます。何投目かにアジ特有のアタリがあります。最初は30cm級のよく太ったアジです。このアタリを皮切りに良型(40cm級)のアジが釣れますが、さすがのこのサイズですと爆釣にはなりませんが、何とか家のおかず程度は釣ることが出来ました。
 今回釣ったアジですが、いずれも良く太っています。片手でつかむとその太さが良く分かります。翌日の24日にはアジをタタキにしましたが、極めて美味でした。
 V-7さんでの釣行、11時出船、20時沖上がりの予定でしたが、船長の好意で10時出船、22時沖上がりの12時間コースとなりました。年寄りにはなかなか疲れる釣りとなりました。
釣果:
 マダイ:  3匹(40cm~45cm)
 アジ:   6匹(40cm級)
       2匹(30cm級)
       7匹(20cm級)
 カマス:  1匹
 レンコ:  1匹
 ウマヅラ: 1匹
 
<<山田さん>>
 特別例会に急遽参戦しました。西舞鶴のV-7です。4人の仕立て船ということで、基本は完全フカセということですが、他のメン バーに迷惑が掛からない範囲で色んな釣法も可ということで、いつも以上に竿、 リール、仕掛けを準備しました。
 天気予報では徐々に波が高くなると言うことでしたが、出船場所の西舞鶴では湾 内の奥というか、波は穏やかでした。釣り場は冠島の西です。何回かV-7に乗船していますが、この辺りでの完全フカ セは初めてです。釣り座は右舷の艫で早速、一流し目の投入です。しかし、この日は、右舷から左舷に仕掛けが流れます。人流し目は100m以上を流 しても反応なし、仕掛けを回収すると、仕掛けは船底から上がってきます。一針目の仕掛けを回収したところ二針目がスクリューか船底にお祭したようです。7号の仕掛けのため、人力でラインを切断することはできず、ハサミで切る羽目 になり、早々にして仕掛けをロストして仕舞いました。
 潮の流れが悪いのか、釣り場を冠島の近くに変更です。潮の流れがまずまずです。数流し目に、60mでフカセアラームが鳴ります。ヒットです。本日の初釣果とい うことで、姿を見るまで何が釣れているのか分かりません。引きからすると、青 物ではなさそうと言ったところです。上がって来たの45cmのマダイです。坊主ク リアで、まずまずのサイズです。続いて、同じくらい流したところでフカセアラームが鳴りだしました。少しサイズアップの50cmのマダイです。暫く、当たりがなくなり、仕掛けを120mくらいまで流すことを繰り返していたと ころ、ドラマが置きました。回収途中の100mくらいで、急にリールに負荷が掛か り、ラインが出ていきます。何かがヒットしたみたいです。しかも、電動リールの トルクより、引きの方が強い、これは5月の準例会のヒラマサと同じです。今回は更にパワーアップした感があります。昨年の11月の準例会のサメ事件が脳裏を 横切ります。その時は、サメの力が圧倒的に上回り、ラインブレークしました。 今回は、ラインを手で手繰り寄せながら、少しづつラインを巻き取ることがで き、漸く船の近くまで寄せてきました。青物です。ネットですくい上げると、ヒ ラマサです。なんと擦れ掛りです。体長は80cmと5月より小型に拘わらず引きが 強かった理由が判明しました。その後、フカセではマダイ1匹を追加し、波が高 くなって釣りずらくなったことか、アジ狙いに場所替えです。
 アジ場は風裏ということか、伊根沖?のようです。胴突きでアジを狙います。他の方が既にオオアジをゲットされているにも拘わらず、場所替えの移動時、船が大 きく揺れたため、仕掛けの変更に時間を要し、すぐに仕掛けを投入することができません。2周遅れで仕掛けを投入すると、今度が根掛りです。こちらも第一投目から敢え無く、ラインブレークで、餌かご以下をロストしました。気を取り直して、第二投目ですが、投入後、場所替えです。仕掛けを回収すると、生体反応があり、アジなら口切れリスクがあるので、慎重に巻き上げると、船が移動を開始するではありませんか。高速巻きで回収すると、レンコがしっかり針掛りしていました。次の場所では、第一投目、オオアジヒット。タモですくい上げたところ、何とタモにオオアジの姿がありません。タモをよく見ると、底に大きな穴が開いています。穴に気づいていなかったことに後悔しつつ、ヒラマサの時でなくて、ホットしました。今後の教訓です。
 アジの気配がないので、太刀魚のスロー巻きで棚を探っていいると、底から15mくらいで、カマスが釣れました。カマスは初物です。その後、カマス3匹、コアジ5匹を追加し、納竿となりました。
 この日の釣行は、13時間以上と今までの最長でした。
釣果:
 ヒラマサ: 1匹(80cm)
 マダイ:  3匹(50、45、42cm)
 レ ン コ: 1匹
 コアジ:  5匹
 カマス:  4匹
 
<<田所さん>>
 迷釣会(富田、岡田、山田、田所)4人で、西舞鶴V-7の仕立てです。11時出船の予定でしたが、メンバーが揃ったので1時間早めの10時に出船。釣り座はジャンケンの結果、左舷の中央が富田会長、左舷の艫が田所、右舷の艫が山田さん、右舷の中央が岡田さんに決まりましたが、その後、風と潮の関係で岡田さんは左舷の舳に移動されました。
 最初は、冠島の西で「完全フカセ釣り」を始め、潮はいい感じで流れているのですが、1時間半全員アタリがありません。
 次に冠島と沓島の間に移動し、再び「完全フカセ釣り」釣りです。すると、船中1匹目は山田さんの良型のマダイ、2匹目は岡田さんの大型のグレとパラパラと釣れる様になり、私もやけくそで130m流してやっとマダイをゲットすることができました。
 そんなこんなで山田さんの隣で釣りをしていて、気づいたことがあります。実は私は山田さんと同じ電動リールを使っているのですが、山田さんの電動リールはフカセアラームが鳴るのですが、私の電動リールはアラームが鳴りません。 
 ???何で??? 
 山田さんに確認した所、電動リールをフカセ釣りモードに設定する必要があるとのこと。「完全フカセ釣り」は今回で3回目ですが、これまで音無しの構えで、使い続けていました。山田さんにフカセ釣りモードに設定していただき、私もようやくフカセアラームが鳴るようになりました。山田さんありがとうございました。
 その後もパラパラと釣り続けていたのですが、17時頃から風が強くなり、波もかなり高く、船が揺れる様になって来たので、波をかぶらない様にゆっくりとアジのポイントに移動。ここからは、胴付き仕掛けでマアジを狙います。
 アジのポイントに到着後、ともに鎮座する私と山田さんは、釣り開始早々ほぼ同じタイミングでダブル根掛かり。山田さんは全仕掛け喪失、私は胴付き仕掛けの半分を喪失。なんていう日だ~~~
 その後、風が嘘の様に治まったので、少し沖のポイントに戻り、胴付き仕掛けで再びマアジ狙いですが、私は仕掛けを喪失したこともあり、日本海仕様の胴付き仕掛けを止めて、和歌山の友ヶ島仕様のアジの胴付き仕掛けを試したり、カタクチイワシが沸いていたので落とし込み仕掛けを試したり、色々と試してみました。結果として、落とし込み仕掛けは無反応で✖、友ヶ島仕様のエダス50cmの胴付き仕掛けは、食いつきは良いのですが、巻き上げの途中や船べりで鈎ハズレが頻発して▲。タモに穴が開いていたので、タモを使わず引き上げる途中、口切れでバレたのが5匹、やはり日本海仕様の胴付きじゃないと、駄目なんでしょう。
 沖上りは20時だったらしいのですが、船長が22時迄延長していただいたので、結局13時間釣りを楽しむ事ができました。
釣果:
 マダイ:  4匹(43、40、39、32cm)
 青物は釣れませんでした。
 マジ:   6匹(34、32、30、25、22、21cm)
 40cmオーバーの鬼アジは釣れませんでした。
<<岡田さん>>
 今回は富田さんの交渉で4人貸し切りの完全フカセとアジを主とする釣り会。
 フカセ対応のダイワ500番リールの新調と7号300mの完全フカセフロロを購入し臨んだ。これまでの500番のカウンターの調子が悪かったが新調したとたん回復し正常になった。トホホ
 仕掛けは15m3本針と12m2本針を自作した。
 今回の作戦は昼はフカセ、夜はアジと天秤フカセの2本竿を考えた。
 クジで希望の舳右舷席をゲット。
 いよいよ右舷でフカセ開始。ところが残念なことに右舷から左舷潮流のため船底に仕掛けが流れスクリュー巻き付けを避けるため船頭のアドバイスで左舷に移動。
 富田仕掛けを真似し道糸と仕掛けの間に7号のシモリをつけて第一投。
 75m付近でリールがピピピと鳴り道糸が走った。なんと大きなグレだ。
 75~85mで続けて真鯛2匹ヒット。しかし横席後方の富田さんとオマツリが続いたため富田さんから仕掛けが早く落ちるようにシモリを外すようにとのアドバイスでシモリを外した。確かにオマツリは無くなったが75~85mでヒットが無くなり上げてみたらオキアミエサが無し。75m前で止めたがヒット無し。数回繰り返しヒットなしで昼のフカセは終わり。
 風が徐々に強くなり大きな波で大量の潮水が舳左舷船べりから流れ込むため18時前にアジ釣り場に移動。初めての経験でメチャ船の恐怖を感じた。
 アジ釣り場は風は弱いが右舷から左舷の潮は早い。2本竿は諦め左舷でアジ釣りに専念することにした。
 イトヨリのヒットが大きな成果。アジ?ヒットして巻き上げる途中でバレが続いた。これも腕の差か?
 アジ?がヒットし巻き上げていると急にリールの巻き上げ力勝る引き。富田さんの援助でたぐりよせたら水面に招かざるサメの顔。
 船長の心遣いで2時間延長して頂き22時まで頑張ったがアジは期待外れで納竿。
 今日は自分が選んだ釣り席だったが右舷と左舷のウロウロ移動の時間ロスと風で仕掛けの舞い上がり。また波で船が揺れ最悪な釣り環境だった。
 グレ、タイ、ハゲ、アジの豪華な刺身とイトヨリの煮つけ。そのアラの味噌汁を家族で舌鼓み。
釣果:
 グレ:   1匹(46cm)
 マダイ:  2匹(47,43cm)
 イトヨリ: 1匹(38cm)
 カワハギ: 1匹(36cm)
 アジ:   3匹
 カマス:  1匹
 小鯛:   3匹


 以上、富田 記
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