<<山田さん>>
特別例会に急遽参戦しました。西舞鶴のV-7です。4人の仕立て船ということで、基本は完全フカセということですが、他のメン バーに迷惑が掛からない範囲で色んな釣法も可ということで、いつも以上に竿、
リール、仕掛けを準備しました。
天気予報では徐々に波が高くなると言うことでしたが、出船場所の西舞鶴では湾 内の奥というか、波は穏やかでした。釣り場は冠島の西です。何回かV-7に乗船していますが、この辺りでの完全フカ
セは初めてです。釣り座は右舷の艫で早速、一流し目の投入です。しかし、この日は、右舷から左舷に仕掛けが流れます。人流し目は100m以上を流 しても反応なし、仕掛けを回収すると、仕掛けは船底から上がってきます。一針目の仕掛けを回収したところ二針目がスクリューか船底にお祭したようです。7号の仕掛けのため、人力でラインを切断することはできず、ハサミで切る羽目
になり、早々にして仕掛けをロストして仕舞いました。
潮の流れが悪いのか、釣り場を冠島の近くに変更です。潮の流れがまずまずです。数流し目に、60mでフカセアラームが鳴ります。ヒットです。本日の初釣果とい
うことで、姿を見るまで何が釣れているのか分かりません。引きからすると、青 物ではなさそうと言ったところです。上がって来たの45cmのマダイです。坊主ク
リアで、まずまずのサイズです。続いて、同じくらい流したところでフカセアラームが鳴りだしました。少しサイズアップの50cmのマダイです。暫く、当たりがなくなり、仕掛けを120mくらいまで流すことを繰り返していたと
ころ、ドラマが置きました。回収途中の100mくらいで、急にリールに負荷が掛か り、ラインが出ていきます。何かがヒットしたみたいです。しかも、電動リールの
トルクより、引きの方が強い、これは5月の準例会のヒラマサと同じです。今回は更にパワーアップした感があります。昨年の11月の準例会のサメ事件が脳裏を
横切ります。その時は、サメの力が圧倒的に上回り、ラインブレークしました。 今回は、ラインを手で手繰り寄せながら、少しづつラインを巻き取ることがで
き、漸く船の近くまで寄せてきました。青物です。ネットですくい上げると、ヒ ラマサです。なんと擦れ掛りです。体長は80cmと5月より小型に拘わらず引きが
強かった理由が判明しました。その後、フカセではマダイ1匹を追加し、波が高 くなって釣りずらくなったことか、アジ狙いに場所替えです。
アジ場は風裏ということか、伊根沖?のようです。胴突きでアジを狙います。他の方が既にオオアジをゲットされているにも拘わらず、場所替えの移動時、船が大
きく揺れたため、仕掛けの変更に時間を要し、すぐに仕掛けを投入することができません。2周遅れで仕掛けを投入すると、今度が根掛りです。こちらも第一投目から敢え無く、ラインブレークで、餌かご以下をロストしました。気を取り直して、第二投目ですが、投入後、場所替えです。仕掛けを回収すると、生体反応があり、アジなら口切れリスクがあるので、慎重に巻き上げると、船が移動を開始するではありませんか。高速巻きで回収すると、レンコがしっかり針掛りしていました。次の場所では、第一投目、オオアジヒット。タモですくい上げたところ、何とタモにオオアジの姿がありません。タモをよく見ると、底に大きな穴が開いています。穴に気づいていなかったことに後悔しつつ、ヒラマサの時でなくて、ホットしました。今後の教訓です。
アジの気配がないので、太刀魚のスロー巻きで棚を探っていいると、底から15mくらいで、カマスが釣れました。カマスは初物です。その後、カマス3匹、コアジ5匹を追加し、納竿となりました。
この日の釣行は、13時間以上と今までの最長でした。
釣果:
ヒラマサ: 1匹(80cm)
マダイ: 3匹(50、45、42cm)
レ ン コ: 1匹
コアジ: 5匹
カマス: 4匹
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