良型の乗っ込み真鯛、イサキ、アジが爆釣です(5月度準例会)

 
5月28日(金)、2回目の5月度準例会を開催しました。
乗っ込み真鯛、良型イサキ、鬼アジが乱舞です。
クーラーボックスが重くて持てませ~ん!!!


 
釣 行 日 2021年5月28日(金) 出船8:10 沖上がり19:10 帰港20:20
天   気 快晴 風速:南の風3m/s程度 16時頃から6m/s以上
釣 行 者 山本、田所、澤田、富田
釣 り 舟 西舞鶴港 V-7(瑞翔http://www.turibunev-7.com/
 ポイント  舞鶴沖 冠島周辺、伊根沖
 釣   物  真鯛、イサキ、アジ
 釣   果  全員で
 真鯛    15匹(80cm~  )
 スズキ    1匹(67cm)
 イサキ   16匹(44cm~  )
 アジ    37匹(42cm~  )
 チダイ    2匹
 沖メバル   4匹
 ウマヅラ   1匹

 
 
  
 
<<釣行記>>
<<山本さん>>

 富田さん、2回の5月度準例会開催お疲れさまでした。
 前後の日が雨模様の天候にもかかわらず、5月度の準例会2回ともに狙ったように好天を引き当て、皆さん大満足の釣果が得られた釣行でした。
 小生にとっては今年初の釣行です。昨年の夢をもう一度(87センチ真鯛)と期待が膨らみますが、正直なところは小さくてもよいから40~50センチ程度の食べごろサイズ希望でした。
 最初は11時過ぎ頃までは魚信を得られず、今日は厳しいのかな?と思ったりして、よそ見をしていたら、ラインが走りだしリールの小気味よい回転音に我に返りました。なんと55センチの真鯛です。青いアイシャドウが美しい、まさに食べごろサイズに満足。2匹目は45センチと、これも食べごろサイズ。3匹目はちょっと小ぶりな(贅沢を言ってはいけない)37センチ。合間に40センチオーバーのジャンボイサキが釣れます。少し中だるみがあってそのあと、2~3枚潮のような感じの潮に乗って仕掛けが流れて行きます。水深カウンターは98mを指していました。これもよそ見をしていたら、「ビューン」という音。慌ててクラッチを入れました。若干のバックラッシがありましたが、そのまま巻き上げます。すごい抵抗感、根に逃げ込もうとているのか、底へ底へと引き込みます。リールカウンターが「船止」表示が出るまで抵抗にあいました。上がってきました。大きな真鯛です。計測したら80センチちょうどのきれいな魚体の雌、これって、宣言に反するから公約違反?当然小生のクーラーボックスには入りません。仕方なく尻尾を切り、折りたたむようにしてようやくクーラーボックスに収まりました。
 この時点で小生のクーラはほぼ満タン状態。その後鯵釣り場所へ移動、ここでも40センチオーバーの鬼アジが釣れました。
 いよいよ大きなクーラーボックスに替えんとあかんやろか? 真剣に悩みます。平和で贅沢な悩みです。これだから釣りは止められない。
  釣果:
   真鯛    4匹(80、55、45、37cm)
   イサキ   3匹(44~35cm)
   アジ    3匹(42~30cm)
 クーラーボックスに押し込むようにして持ち帰った魚は翌日の今朝から調理。問題は80センチの真鯛をどう捌く? まず、出刃包丁を研ぐことから始めました。(日頃まめに手入れしていないから泥縄状態) 格闘すること30分余、特に頭の兜割、出刃包丁を木槌でたたきながら、少し歪んだけど兜割成功。この真鯛は雌でおなかには子供の拳ほどの真子が二つ入っていました。我が家の一番大きな鍋であら炊きを楽しみます。因みに小生はいつも目玉から食します。


<<田所さん>>

 釣り始めのポイントは、丹後半島の東側にある冠島と沓島の中間地点(地図添付)で、私の釣り座からはゆっくりとほぼ真っすぐ前に流れる潮で釣りやすい環境。一投目を投入。前回の釣りでは、40m前後で当たりがあったが、今回は当たりが無い。山本さんに何m流すの?と聞くと、水深(65m)の2倍と言う。110m流した辺りで糸がするすると出て行く。竿をゆっくり合わすと、魚の感触があり巻き取りを開始するも、それほどの手ごたえもない。ん???おかしい。よく見るとドラッグがスリップして巻き取りが出来ていない。ドラックを締めるとやたら重たくなる。上がって来たのは上から、イサキ、マダイ、イサキの3連ちゃん。
 なかなか好調なスタートダッシュで喜んだのも束の間、次の強烈な当たりで電動リールのスプールが回り過ぎてバックラッシュが発生。魚には逃げられるし、バックラッシュを解くのに30分位掛かり、とんだロスタイムです。
 その後、満潮時刻になると潮の流れる方向が変わって、私の釣り座からは仕掛けを流し難くなったので、胴付き仕掛けに変更し底物を狙うも、全く当たりがありません。
 16時頃、アジ釣りに変更という事で、釣り場を移動。(地図添付)錘60号で胴付き仕掛けを投入すると直ぐに当たりがあり、なかなか良型の大アジを何匹かゲット。一番大きかったのが39cmで、鬼アジの40cmに届かず。残念でした。

   

 当日は夜中に何度も足が攣って、ろくに眠れませんでした。巣ごもりで、足腰弱ってます。
 翌日は解体ショーですが、マダイの兜割で金づちで出刃包丁を叩いていたら、出刃包丁を叩いている所が変形してしまいました。木槌買わないといけません。
 今回はクーラーボックス満タンとはいきませんでしたが、そこそこ釣れて楽しかったです。
  釣果:
   真鯛    2匹(68、60cm)
   イサキ   3匹(40,36,33cm)
   アジ   10匹(39~20cm)
   沖メバル  2匹(20cm)


<<澤田さん>>
 迷釣会ゲストの澤田さん、4回目の完全フカセ挑戦です。
 田所さんのいきなりのヒットに続けと仕掛けを流します。そうしているうちに突然ラインが走り、リールが「ピー」と音を出します。何とか合わせて巻きますがなかなか上がってきません。浮いてきたのは自己新記録の64cmの真鯛です。これ以外にも何回かラインが走りますが、残念ながら真鯛は2匹しか釣りあげられませんでした。合わせが弱くて何匹かは針外れしたようです。年一回の完全フカセ釣りですから要領を得ないようですね。まだまだ修行が足りないかも。でも胴突き仕掛けでの釣りはもうベテランの領域です。最後の最後にスズキも釣りあげました。場所を変えてからの釣りでは堂々の竿頭です。全体を通してもダントツの6目達成です。「
やったね!!!
  釣果:
   真鯛    2匹(64cm~  )
自己新記録
   スズキ   1匹(67cm)   
自己初スズキ
   イサキ   4匹
   アジ   12匹
   沖メバル  2匹
   ウマヅラ  1匹


<<富田>>
 迷釣会の5月度準例会、14日に続いて2回目の開催です。1回目は瑞翔さんで白石グリの大物狙いでしたが、今回はV-7さんで冠島周辺の乗っ込み真鯛狙いです。今年は真鯛が好調とのことで期待に胸を膨らませます。
 V-7さんに8時に集合、すぐさま準備を整え、8時10分に出船です。最初のポイントは冠島の北西部です。潮の流れは7時方向、右舷大艫に山本さん、左舷大艫に田所さん、左舷中ほどに澤田さん、左舷舳に富田が陣取ります。ここから完全フカセで釣り始めます。
 田所さん、この日のためにフカセ用の電動リールを新調です。皆さんに先駆けて第一投です。120m程流したでしょうか、ラインが走ります。合わせを入れ巻き上げます。何ということでしょうか、いきなりの良型乗っ込み真鯛を釣りあげます。しかも大型イサキ2匹付きで。あー、3本針じゃなくてもっと針をつけてた方が良かったのに!!!
 これは頑張らないと、皆さんも流し始めます。
 そうしていると澤田さんのラインが走ります。慎重に巻き上げます。これも良型(64cm)の乗っ込み真鯛です。自己新記録です。山本さん、富田にもアタリが来ます。勢いよく走ると真鯛、控えめに走ると良型イサキです。
 皆さん快調に釣っていたのです、風向きが変わり仕掛けが7時方向から12時方向に流れます。こうなるとアンカーロープに絡みます。このポイントを断念し、今度は沓島北西のオオグリに移動です。仕掛けは2時~3時方向に流れます。澤田さん、富田は左舷から右舷に釣り座を移動します。この場所でも良型真鯛がコンスタントに当たります。富田のダブル、山本さんのダブルなど快調で、これは何匹釣れんやろと思っていたのですが、突然風向きが変わり、仕掛けが0時方向に。こうなるとフカセは難しくなります。船長が「この風は変わらへん。完全フカセは出来ても一人やろ。天秤ができるところへ移動しよう。」と。ここで考えます。もう皆さん真鯛は十分に釣っている筈。天秤だと真鯛が釣れる保証もないし。そうだ、今が旬のアジを狙おう。そこで船長に「胴突きでアジの釣れるところへ行かへん」と提案します。船長二つ返事で「ええで」と。仕掛けを上げ、アジポイントに移動です。今度は伊根沖でしょうか。船長の「始めて」ので釣り始めます。通常、撒き餌を使った釣りは何度か撒き餌を撒かないと釣れませんが、山本さんが第一投で鬼アジを釣りあげます。こちらにも直ぐにあたりです。入れ食いです。アジ釣り大正解です。
 18時頃、船長から「今日は19時に終わります」とのアナウンス。あと1時間と思い、頑張って釣ります。もうそろそろ19時になったので「船長もう終わりやなあ」と言いますと、「暗くなるまでええよ。ここは港に近いからすぐに帰れるから」と。19時10分ごろでしょうか、船長から「もう終わりしようか」と。富田、仕掛けを巻き上げます。すると隣で釣っていた澤田さん、最後の最後に大物のあたりのようです。竿が大きく曲がっています。ハリス5号ですので慎重に巻き上げます。これはきっと大真鯛の予感? ところが上がってきたのは立派な67cmのスズキです。船長から「珍しい。1年に1匹位しかあがらん」と。富田も長い釣り経験でスズキを釣ったことはありません。釣船の同乗者(赤の他人ですが)が釣ったのを見たことが過去に一度だけです。このスズキですが、実は富田の深謀遠慮が。このポイント、「船長、アジ以外に何が釣れる」と聞くと、「真鯛もくるで」の返事。そこでいつものアジ仕掛け(全長9m、エダス50cm、針は玄人アジ12号)ではなく、針を真鯛針10号の仕掛けを用意、これを使用していました。この仕掛けですと、確かにアジの食いは落ちたかも知れませんが、そこそこの大物にも耐えられます。このスズキ、玄人アジ12号だと針が折れていたと思います。
 いずれにしろ、皆さん大爆釣で例会を終えることが出来ました。
 「ヒラマサも釣りたかったなぁ」と思うのは贅沢でしょうか。
 完全フカセ釣りですが、昨年の例会は貧果に終わってしまいましたが、今年は14日、28日の両方ともに爆釣で終えることが出来ました。幹事ほっとです。
 この流れで6月度例会も爆釣でいきたいものです。
 さて、釣った魚ですが、ご近所に配った残りを調理、一番大きな真鯛は柵と切り身に、切り身は西京漬けに、アジは3枚に、イサキも三枚におろして最近購入した真空パック器で包装してを冷凍です。29日はアジのたたき、イサキなめろう、真鯛のアラ炊きで夕食です。全て美味しかったのですが、中でもアジのたたきが特筆ものですかね。
  釣果:
   真鯛    7匹(63cm~  )
   チダイ   2匹
   イサキ   6匹
   アジ   12匹

 
 以上、富田 記
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