ヒラマサ、真鯛、イサキが乱舞です(5月度準例会)

 
5月14日(金)、今年初めての準例会を開催しました。
ポイントは舞鶴沖の白石グリ、完全フカセで大物狙いです。
この日のために大型のクーラーボックスを新調した人も、
「無駄な投資になるのでは」との心配は杞憂になりました。
山田さん、迷釣会記録となる96cmのヒラマサをゲットです。



釣 行 日 2021年5月14日(金) 出船 9:20 沖上がり 17:00 帰港 18:20
天   気 晴れ 風:南の風 2m/s程度 べた凪
釣 行 者 人見、山田、田所、富田
釣 り 舟 東舞鶴港 瑞翔(http://www.club-zuisyo.com/)
 ポイント  舞鶴沖 経ヶ岬の白石グリ
  
 釣   物  ヒラマサ、真鯛
 釣   果  
      マダイ   3(76、52、38㎝) 
 人 見  イサキ  10(42、37、30㎝代2 他)
      ウマヅラ  1

      ヒラマサ  3(73、70、67cm)
 田 所  マダイ   4(67、57、49、48cm)
      イサキ   5(41、37、35、35、20cm)

      ヒラマサ  2(96、70cm)
 山 田  マダイ   3(50、47、45cm)

      イサキ   9(36~22cm)

      ヒラマサ  1(73cm)
 富 田  ブリ    1(82cm)

      マダイ   3
      イサキ   7
<<釣行記>>
<<人見さん>>

 人見です。久しぶりに海の上でゆったりと過ごしました。
 富田さんには、いつも多大なお世話になり感謝です。
 今回は運悪く、潮の流れに合わせると船の方向が整合できず、真ん中で綱を固定をしたために船の真ん中の私の席は、大物・青物がかかると電動リールの電源を外して、一番前まで走っていき、手で巻くように言われて非常に厄介で、特に素人には難しい釣りでした。青物が来ると厄介で嫌だなと思っていたら結局来ませんでした。大きなタイは、前まで走って行って船頭さんの助けで上げました。
それでも、いさきや中型のタイは自席で引きを楽しめました。
 76㎝のタイは自力ではさばけず、近所のスーパーに持って行きましたが、もう持ち込み処理はやってないとのことで、やっと電話で探して(トップワールド香里園店)、一匹500円+消費税で処理してもらって助かりました。結局気力もないのでタイ2、イサキ2の処理もたのみました。
 釣るのは非常に面白いのですが、後の事を考えると、イカ、タコ、太刀魚、アジあたりが身分相応
とも考える年です。


<<山田さん>>

 快晴、凪という海上予報の下、東舞鶴の瑞翔で完全フカセによる青物、後半は深場で天秤による乗っ込みマダイ狙いで出船しました。完全フカセは経ケ岬東の白石グリです。白石グリの完全フカセは今回で3回目の挑戦ですが、過去2回が撃沈で余り相性がよくなく、今回も撃沈覚悟の釣行です。
 白石グリは11時にくじ順でポイントに遊漁船が入るルールのため、ポイント周辺で待機し、3番目?にポイント入りました。潮の流れは、ほとんどの流れていないようで、上潮と底潮の流れが異なる2枚潮で、完全フカセでは余り良い潮ではなさそうです。
 さて、昨年第1投目にヒットし、バラした経験を活かして、第1投目にヒットしても良い準備を行ってから、富田会長作の仕掛け(全長15m、7号、マダイ針12号3本)を投入し、釣り開始です。潮が流れていないので、フロートを追加し仕掛けを流そうとしたのですが、フロートの浮力の方が潮の流れを上回り、フロートが沈下しません。そうしている間に田所さんにヒットがあり、フロートなしの仕掛けということで、フロートを外して再開したところ、わづかに仕掛けが引き出される状況になり、50mくらいで最初のヒットがありました。良型のイサキです。その後もイサキがヒットするものの、ターゲットの青物が来ません。この時点で、田所さんには2本のヒラマサがヒットしていましたので、青物が回遊していないということはなく、後は棚どりとこちらの餌に気づいてくれるか否かの状況で、根気よく、餌撒きを行っていたところ、待望のラインの走りがあり、フッキングしたところ、イサキとは違う強烈な引きで、電動リールも悲鳴を上げ、ラインが逆に引き出される始末です。どうにかドラグ調整を行い船べりまで引き寄せ良型のヒラマサのタモ入れに成功しました。その後、さらに青物がヒットしました。引きは先ほどより強く大型の期待が膨らみます。こちらも電動リールが悲鳴を上げながら、強烈な引きに耐え、大きな魚体が船べりに寄ってきますが、かなりの大物でタモに簡単に入りません。揚がってきたのは大物のヒラマサです。早速計測したところ96cmと1mにわづかに及ばないものの自己最長のヒラマサをゲットすることができました。
 その後は、当初予定の深場での天秤マダイはこのポイントでフカセでもマダイがヒットするようになり、ポイント移動せずマダイを3枚ゲットしました。大満足の釣行となりました。


<<田所さん>>
 日 時:2021年 5月 14日(金) 出船9:20~帰港18:20
 天 気:晴れ 風:南の風 2m/s程度
 潮回り:中潮 干潮:9時 満潮:15時 
 釣り船:東舞鶴 瑞翔(http://www.club-zuisyo.com/)
 狙う魚:ヒラマサ・タイ他 料金:18,300円(別途:竿とリールのレンタル料2,000円)
 釣り客:4人 釣り座(1番:富田会長、2番:山田さん、3番:人見さん、4番:田所)
【釣り場】
 丹後半島の北端にある経ヶ岬の沖、白石グリと呼ばれている所だそうです。
 (グーグルのGPS地図を添付)
【所感】
 去年、瑞翔で初めて完全フカセ釣りに挑戦させていただきましたが、結果はウマヅラハギ2匹だけでした。今年も潮の流れが緩いので、悪夢が脳裏を掠めます。
 釣り始め、ラインを弛ませても竿を振っても、27m位からラインが出て行きません。よくよく調べてみると、レンタルしたリールはラインが途中で結んであって、その結び目の飛び出たラインが竿のガイドに引っ掛かっていることが判明。飛び出たラインを短く切って、仕切り直しです。
 船中で一番にヒットしたのは左隣の人見さんで、良型のイサキでした。羨ましいと思いながらラインを弛ませながら送り出していると、弛ませたラインがピーンと張りました。お~ 久々の感触。本日の1匹目です。バラしたくないので慎重に巻き上げると、良型のイサキでした。
 その後もイサキが釣れ続けていましたが、遂にその時がやって来ました。イサキとは違う様な強烈な引きがあり、電動リールが止まりそうになる位、強烈な引きです。船長に網ですくって貰って取り込んだのがヒラマサです。私の釣り人生、ヒラマサを釣り上げてたのは初めて。 感激。
 その後もイサキやマダイに混じってヒラマサを追加していましたが、4度目の強烈な引きです。最初は少しだけ巻けたのですが、43mからびくともしなくなりました。そうです、瀬に潜られてしまいました。ちょっと余裕をかまして巻き上げのタイミングが遅れたのが原因なんでしょう。残念でした。
 それにしても、完全ふかせ釣り2度目の挑戦で、爆釣。新調した48Lのクーラーが一杯になりました。とても楽しい釣りの機会を与えていただき、ありがとうございました。


<<富田>>
 迷釣会の今年初めての例会、舞鶴沖で完全フカセで大物を狙います。今年は乗っ込み真鯛も好調とのこと、期待が膨らみます。
 東舞鶴の瑞翔さんに9時に集合、準備を整えて9時20分に出船です。ポイントは経ヶ岬の白石グリ、ここは11時にならないと投錨出来ません。以前は遊漁船が11時のホイッスル(は鳴りませんが)を合図にボートレースのようにポイント争奪戦をしていたのですが、さすがに危ないということで今はくじ引きです。今日は3番目に船を移動します(3番くじなんでしょうか?)。やがて投錨、潮がほとんど流れていません。また潮の向きも湾内から外。船の向きと合いません。左舷の艫から舳方向(11時の方向)に流れています。このままでは流せないということでアンカーロープを船の左舷中央付近に止め、船を少し右に振ります。何とか10時方向となります。4人が左舷に並んで釣り始めます。水深は60m、底は岩礁です。
 自作のハリス7号、長さ15m、真鯛針12号、3本針の仕掛けで釣り開始です。潮の流れですが、表層は後ろ方向に、中層からは左舷の10時方向に流れます。第一投、40m程で(優しく)走ります。糸ふけを取り合わせます。巻き上げますと良型のイサキです。しばらくはイサキの入れ食い状態が続きます。そうしているうちに強烈に糸が走ります。フッキングして巻き上げます。今度を大物です。ところがーーー。途中で外れてしまいます。針外れです。気を取り直してまた仕掛けを投入します。そうしているうち強烈なアタリが。今度は慎重に巻き上げます。上がってきたのは82cmのブリです。舳で釣っている田所さんは既にヒラマサ3匹、こちらにはヒラマサは?と思っていたところ、また強烈な引きが。今度は正真正銘のヒラマサです。
 ヒラマサがひと段落したのち、今度はぽつりぽつりと真鯛が釣れ始めます。当初の予定では後半は深場のポイントで天秤で真鯛を狙う予定でしたが、船長がここでも真鯛が釣れるということでポイント移動はせず、引き続き真鯛を狙います。真鯛、イサキが退屈しない程度に釣れ続きます。
 結局4人で、ブリ1匹、ヒラマサ6匹、真鯛13匹、イサキ31匹(+ウマヅラ1匹)と満足の釣行となりました。
 15日(土)は朝から魚をさばきます。青物の胃袋からは大量の沖アミが出てきます。撒き餌を腹いっぱい食べています。「魚はいっぱい餌を食べている。きちんと棚に流せば必ず釣れる」ということでしょうか。15日はヒラマサの刺身、ブリのあら炊きを賞味しました。後の魚はさばいて小分けして真空パックに、暫くは魚料理が続きそうです。


以上、富田 記

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