令和2年7月度例会です


ブランドの明石蛸を狙います。
今年は例年に増して豊漁です。

開催日:2020年7月18日(土)
出船・帰港:5時~12時15分
釣り場:明石 二見沖(10m前後)
釣り船:小松乗合船(明石 林崎漁港)
海 況:中潮(月例26.8日)

幹 事:山田
参加者:大島、山本、岡田(久)、人見、三原、山田、田所、池本、澤田、富田


<<釣行記>>
<<山田 幹事>
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 全国各地で記録的豪雨をもたらした梅雨の末期に開催となり、大雨も心配されましたが、最初は雨具のいらない程度の小雨が降っている中の釣行となりました。
 今年は、例年より出船が1時間早い5時となり、5時30分過ぎには、釣り場(二見沖)に到着です。雨の影響で少し濁りが残っていますが、凪状態です。早速、タコエギ仕掛けで第1投目を投入すると、何といきなりのバッククラッシュです。予備の竿とリールで出遅れ感は否めませんが、第2投目を投入です。投入しながら、バッククラッシュを直していると、大きな違和感が手元に伝わって来ます。思いっきり鬼合わせをし、リールを巻き上げると、かなりの重量感です。タコであれば、間違いなく大ダコです。幸い、予備のタックルは、、テンヤ用の硬い竿に、リールは中型と大ダコ仕様でリールをゴリゴリ巻き上げると、自己新と思われる大ダコが海面まで上がって来ましたが、痛恨のタモ入れ失敗です。敗因は、タコが余りにも大きすぎ、足を広げていたため、持参したタモに収まり切れなかった、ことです。大きなタモを、持参しなかったことが悔やまれます。ヒットしたエギは、墨族の餌巻きONBUで、イエロータイガーにサンマの塩漬けを使用していました。開始直後の、痛恨のバラシは、5月の準例会で、青物の際もあり、これで例会で2回連続です。
 その後は、インターネットで紹介されている大ダコ狙い用の仕掛け(写真参照:テンヤに豚の脂身に、バス用のワーム(Jackallのシザード)を使用したり、ワンナックのデビルクラッカー)を使用したりしましたが、敢え無く空振りに終わり、釣行を終えました。


 なお、今年の好況は、平成30年度の不良の際に、明石の漁業者と市役所がタイアップしてふるさと納税により、産卵用の蛸壺を4300個を平成30年度の年末に追加設置したことと、今年から国の許可を得た漁業者のみが捕獲できるように制限し、漁も午前中で終了することになった、ことが、原因のようです。
釣果:18杯(途中、何ハイか脱走していましたので、実際の釣果は+α)

<<池本>>
 今年も大変お世話になり、有難うございました。また、田所さんには毎度毎度、同乗させていただき有難うございます。
 今日(7/19)の我が家の昼ご飯は、何と「タコ焼き(添付写真)です。
 あの「3.6Kg」の大タコで???そんなわけありません。
 いくら私でもそこまで〇〇していません。
 実は、大タコを奥様に見せた途端、「えぇ~!」と絶句し、「こんなん料理できへん」と言われてしまう始末(私池本は料理音痴)。
 そして、その次の一言、
 「そやわぁ~、××さんに中元で持っていこう。」とそのまま飛び出し大タコは、家族付き合いをしている方のところへ・・・。(因みに、その方の実家は魚屋さん)
 釣り始めて直ぐに右隣の田所さんがまずまずの型をゲット。そうこうしているうちに左隣の山田幹事さんの「タモ、タモ!」の声。私(池本)が、すかさず近くの網を持って大タコの下に・・・。
 「あぁ~・・・」、逃がしたタコはデカかった!!!
 大変申し訳ありませんでした。
 しばらくなしのつぶて状態が続き、そして、異変が起きました。私の竿が大きくしなり、これは根掛かり、お祭りか・・・。リールが空回りし、ドラックを絞りながら必死に・・・。
 船の女性アシスタント(マドカ船長)が飛んできて、「これはタコやで!」
 山田幹事さんがタモ(網)で・・・、すかさず女性アシスタントが船の大きな網を持って来て・・・で無事に取り込みに成功!!!
 何と「3.6kg」という超大物。



 その後も、いろいろな仕掛けをとっかえひっかえで最終的には「17杯」という超―超―満足な釣行となりました。
 これまで迷釣会のお荷物的な存在だったので、これで少しは恩返しができたのでは。そして、我が家の奥様も大きな顔で中元を届けられて、ここでも恩返しが出来て、ダブルでハッピーでした。
 富田会長、山田幹事さん、迷釣会の皆さま、有難うございました。
 なお、例年通り、洋友会大東地区の地区だよりに今回の釣行記(皆様の釣行報告と写真)の掲載について、ご諒解をよろしくお願いいたします。
釣果:18杯



<<田所>>

 道中小雨が降り続いて、昼間の天気を心配していましたが霧雨程度の小振りで、釣りへの影響はありませんでした。
 昨年の釣果は4杯で、今年は絶好調らしいので、タコ釣りの下手な私でも、2桁は確実と事前の情報に基づき、エサを取り付けられるエギを買って、手羽先から骨を取り除いたものを用意し、更に味付けとして、アジシオを振り掛けて準備万端。
〇釣果について
 850~100gが10杯で、総重量2,340g、辛うじて目標達成。(注:持参した網籠の目が粗く、何杯か脱走した模様)
 爆釣なら20杯は釣れるかなと思っていた自分が恥ずかしい。1投目で、850gが釣れて、なかなか幸先の良いスタートと思っていたら、隣の池本先輩が3.6kgと信じられない大きさの化け物タコを釣り上げ、戦意喪失。釣り上げるサイズも段々と小さくなって、最後はリリースサイズ?の100gも持ち帰って来ました。
〇所感
 池本先輩や山田さんの様子を見ていると、小まめにエギの色や種類を変え、エサも頻繁に交換している。私と言えば、手羽先を一度交換しただけで、エギは最後まで交換せず。多分この辺の感性の違いが、釣果の差になっているんだと思います。む~ タコ釣りは、やっぱり難しい。
釣果:10杯


<<岡田>>

 釣り環境最高でしたが釣果は30の目標未達。1投目直後のタコさんが最も大きかった。誘いと送り込みコツがなかなか掴めず時間だけ進む。その間、横座の富田さんはバンバン上がる。残念ながら今年もタコさんの気持ちを掴めなかった例会でした。
釣果:22杯


<<大島>>

 山田様、今年も大好きなタコ釣りの幹事ご苦労様でした。
 富田会長、間近で色々とレクチャー頂いたので昨年の6パイから倍増の12ハイも釣れて型も最大350グラムでした。
 好調タイガ-スにあやかり黄色のエギ、スッテで誘ったのが良かったと思います。手抜きをしてエサなしを反省しています。
釣果:12杯


<<三原>>
 釣れない時間が長く、しんどかったですが。自家消費分は釣れたのでまずまずです。バンバン釣れる人と何が違うのでしょうか?安物の重いタコ専用竿+でっかいリールなので、誘いのシェイクが足りなかったかも。
料理:当日はタコ飯、刺身で堪能しました。翌日曜の昼食はタコ焼きです。
釣果:14杯

<<山本>>
 14時に帰着、さっそく車のトランクの整理・掃除と道具の始末を済ませ、タコの下処理に取り掛かりました。ぬめり落としだけを済ませ、入浴、夕飯後から釣ってきた全て(と言っても12ハイですが)をゆで上げました。大き目のタッパーひと箱に収め、冷蔵庫へ。
 一夜明けた本日朝から近所へ配給、家には大き目のやつ1ハイだけ残し、あとは全てもらってもらいました。
 やはりタコも難しい(海底を仕掛けが引きずるときの振動が邪魔して、タコが乗った時の感覚がいまいち実感がありません。皆さんこれを克服して釣果を伸ばしているのでしょうね)
釣果:12杯(全重量1955g)

<<人見>>
 竿とリールを新調してのチャレンジです。竿は安物をと思い買いかけましたが、釣具屋の兄ちゃんがこの竿はまだ実績がないので心配やという一言でやめ、結局、兄ちゃんが「太刀魚」用やけどタコでも大丈夫、実績もあると勧めるものにしました。
 富田会長から、やわらか過ぎるのでダメと言われた通り、竿振りがしっくりいかず、大きいのが来た時はしなりすぎでした。また、事前に山田情報や富田情報から予習をし、道具も補強する予定でしたが、同僚が骨を折ったため、急遽ピンチヒッターで審査に行ったため、準備不足での挑戦です。それにもめげず、着実に成果が上がっていきました。しかし途中中だるみでさっぱりの時もありまでしたが、十分釣行を楽しむことができました。有難うございました。
 釣果は、昨年を少し下回る18匹にとどまりましたが、中型以上が半数と満足な結果でした。
釣果:18杯

<<富田>>
 例年恒例の明石の蛸釣りです。今年は蛸が豊漁、岡田さんと同行した先乗り釣行(7月6日)では59杯と絶好調でしたので、今日もと期待が高まります。7月6日は雨の月曜日で乗客も少なかったのですが、今日は好天で満船なので、59杯の半分、30杯が今日の目標です。
 5時に出船、前回のポイントは鹿ノ瀬ですが、今日は二見沖です。水深は10mまで。早速投入です。使った仕掛けは蛸墨族の餌木、蛸墨族の餌巻きスッテONBU、DUELの餌巻きスッテです。餌には手羽中の骨を外したものを使用しました。ポイントに到着、早速投入します。釣り方はyoutubeで研究した方法です。餌木を底まで落とすと錘が海底に着いた状態で糸ふけが出ます。その糸ふけの範囲で竿をしゃくります。決して錘を底から浮かしてはだめです。何回かしゃくった後、ステイします。竿を少しきき上げます。蛸が乗っていたらこの時に違和感があります。竿に重みが感じられます。重みが感じたら少し送り込み、鬼合わせをします。きき上げた時に乗っていない場合、一度大きく竿を上げ、底を取り直します。船は移動していますので仕掛けは必ず手元方向にきます。糸ふけが必ずできますので再度この糸ふけを利用して竿をしゃくります。竿をしゃくる位置ですが海面付近ではなく手の位置(手から水平方向)にしなければなりません。蛸の重みを感じた時に送り込む必要があります。海面付近ですと送り込む余裕がありません。
 今回、入れ食いにはなりませんでしたがコンスタントにあたりがあり、満足の釣果でした。
 隣で釣っている澤田さん、日ごろの激務で寝不足でしょうか、昨夜の睡眠時間は1時間程だそうです。半分寝ながらの釣行でしたが目標の10杯は軽く超え、20杯近くは釣っていたでしょうか。ノルマは達成です。
釣果:56杯(富田+澤田)
 前回は59杯、今回は40杯(?)と釣りあげることができ、蛸釣りに開眼です。良型3杯を知り合いに届け、残りを澤田さんと折半、26杯を持ち帰りました。



 ここ最近は不調だった蛸釣り、今年は参加者全員つ抜けを達成です。
 もう少し釣りたいと思う人は下記の動画を視聴して研究して下さい。
明石江井ヶ島の阪本丸船長が蛸釣りの極意をレクチャーしています。
https://www.youtube.com/watch?v=c6sOYyCz6wQ(3分30秒あたりから)


以上、富田 記

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