令和2年5月度準例会です



COVID-19騒ぎの中、完全フカセを楽しみました。

日 時:2020年5月15日(金)
場 所:舞鶴東港
釣り船:瑞翔 http://www.club-zuisyo.com/
出 船:9時15分 沖上がり:17時30分
幹 事:富田
乗 船:4名
    山田、田所、富田、他に瑞翔の常連さん1名
天 候:曇り
対象魚:ヒラマサ、真鯛
釣り方:完全フカセ(全長15m ハリス7
~8号 2本バリ、3本バリ) 


<<釣行記>>
<<富田 幹事>>

 COVID-19騒ぎで自粛の続く中、5月度準例会を開催しました。
 感染リスクを限りなくゼロとするため、往路、復路共に寄り道は最小限に、船上ではキャビン利用を制限、各自マスク着用で決行です。
 当日ですが、皆さん9時前には集合、9時15分に出航です。船長から、今日はまず経ヶ岬沖の白石グリでヒラマサを狙い、14時ごろからは冠島周辺で乗っ込み真鯛を狙いとの説明があり、皆さん期待に胸いっぱいです。11時少し前に白石グリに到着、昨年まではフカセ釣りの船によるポイント争奪のためのボートレースが繰り広げられるのですが、今年からは抽選になったとのこと。瑞翔丸は今日は3番くじとのこと、11時にポイントへ移動します。
 ポイントに着きますが、今日は潮が流れていないとのこと、水深40mの根の上にアンカーを入れます。何時ものように仕掛けを長く(100m~200m)流して釣るのではなく、根の上から流して回遊しているヒラマサを釣る作戦のようです。気になる冠島周辺ですが、僚船の情報ではアンカー潮(仕掛けがアンカー方向に流れる潮でフカセ釣りが難しい)だそうで、今日は白石で粘る作戦とのことです。
 各自全長15m、ハリス8号、3本バリの仕掛けで釣り始めます。
 流し始めてすぐのことです。右舷大艫に座っている山田くんの仕掛けが走ります。竿が大きく曲がっています。ただ、潮が右舷方向から左舷方向に180度以上の角度で流れているため、仕掛けが船底にかかります。竿を持って右舷側から左舷側に移動した瞬間、痛恨の針外れです。
 それを横目で見ていた小生の仕掛けも走ります。クラッチを入れて電動リールを最速にして大きく合わせます。掛かったと思う間もなく外れです。
 エッ、何?---
 何で掛からないの?
 餌を咥えて走っただけかいな---
 そうしている内、隣に座っている常連さん、仕掛けが走りっぱなしです。メジロでしょうか、ヒラマサではないようです。
 こちらも負けじと仕掛けを流します。途中でスプールを止めたり流したりと色々と試します。そうして40m程流すと突然に仕掛けが走ります。さっきはスカを引いているので今度は少し長めに仕掛けを流し、よく食い込ませた後に思いっきり合わせます。今度はきちんと掛かりました。強い引きに耐えつつ巻き上げます。魚体が見えてきました。ヒラマサです。80cm程の良型です。ここ最近は瑞翔で全然釣れていなくて久しぶりの大物ゲットです。匹数は伸びませんでしたが満足の一日でした。
 釣ったヒラマサはオスでした。
 土曜日の夕食は白子の湯通し、ヒラマサの胃袋の塩ゆで(これ美味です)、刺身、煮つけにして食しました。刺身ですが、コリコリ感は抜群ですが、もう少し寝かしたほうが良いかな。
釣果:
 ヒラマサ 1匹(80cm、4.9Kg)
 イサキ  2匹

<<山田さん>>
 今回は釣果報告というより釣行報告をお送りします。
 釣り座抽選で最初にくじを引き、一番を引き当て、右舷艫で釣り開始です。潮の流れを確認する間もなくまた準備が整わない1投目にラインが走り、行き成りのヒットです。
 仕掛けは、青物の大物狙いということで、8号、15m、3本針で、電動リールで巻き上げるものの、中々巻き上げることができません。さらに潮が、右舷から左舷の横流れで、ラインが船底に潜り込んだため、これでは取り込みが難しいということで、左舷側に移動しようとした時、何ということか、痛恨のバラシです。仕掛けを回収すると、ラインブレイクではなく、針も延びていません。
 行き成りのヒットで、フッキングが浅かったのと、移動したときにテンションが緩んだことなどが原因のようです。このバラシが最後まで尾を引いて、途中2回のバラシと今回は3打数0安打という、大撃沈の釣行となりました。
 ただ、COVID-19の影響で約2ヶ月振りの釣行で、洋上で気分転換できたことがなりよりの釣果でした。
釣果:
洋上での釣行

<<田所さん>>
 なんせフカセ釣りは初めての挑戦。
 事前に釣り具屋で用意したフカセ釣りの仕掛け4種類を家に忘れて来る大失態。
 ⇒富田会長の手作り仕掛けを提供していただきました。
 見よう見まねで仕掛けを投入し、30m位流したところで送り出した道糸がピンと張ったので、慌てて合わせたところガツンと手ごたえのある魚の感触なれど、上って来たのは肝パンパンのカワハギでした。
 残念ながら、青物のアタリは一度もありませんでした。
 刺身にして、肝醤油でいただきたいと思います。
 撒き餌と仕掛けの同調が難しい釣りだと思いました。機会があれば、またチャレンジしたいと思います。
 富田会長、仕掛けの提供並びに車の運転お疲れさまでした。
釣果:
 カワハギ 2匹


以上、富田 記
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