日　時：２０１９年１１月２３日（土）
場　所：東舞鶴港
釣り船：スーパーコーリン
出　船：１１時４５分　沖上がり：２０時００分
参加者：９名
　　　　山本、三原、森西、大島、田中（利）、田所、岡田（久）、山田、富田
幹　事：富田
天　候：快晴
対象魚：青物
釣り方：胴突き仕掛け

<<釣行記>>
<<富田　幹事>>
　例年１１月の例会は東舞鶴のスーパーコーリンにお邪魔です。昨年はマイカが爆釣でしたが、今年は８月末を境に全く釣れません。どうやらマイカの群れが何処かに行ってしまい、次の新しい群れが入って来ないようです。そんな訳で今年は青物狙いです。ブリ（メジロ、ハマチ）、運が良ければヒラマサ狙いです。最新情報では大鯖も釣れているようです。
　皆さん方からブリとヒラマサの違いが判らないということで違いを説明します。
　下図をご覧ください。

　一番わかりやすい違いは側線がヒレと重なっていることでしょうか。また、ヒラマサは側線の色がブリに比べてより黄色っぽいところでしょうか。
　皆さん、判りましたか？
　今回の釣行で釣れたのは殆どがハマチだったと思います。
　さて、今回の釣行ですが、快晴、波高も５０cmまでと晩秋の釣行としては望外の天候に恵まれました。ただ、うねりが残っていたため、船酔いに悩まされた方もいたようです。
１２時前に出航、今日のポイントは冠島周辺です。昼間は冠島周辺、途中で沓島（冠島北側の小さい島）周辺へ、夜間は沓島周辺から少し島より（少し浅場）です。



　ハリス６号の胴突き仕掛けで船長指示棚の底から１０ｍで待ちますがなかなか釣れません。そうしているうちに隣の山本さんに大きなアタリです。苦労して釣り上げます。なんとヒラマサです。山本さん、ヒラマサは初めてとのこと。当方にも来ないかと一生懸命誘います。そうしているうちにアタリが。こちらは残念ながらハマチです。なかなかアタリが続きません。どうも群れが小さいようです。途中で沓島周辺へ。こちらも群れが小さいのか、忘れたころにアタリがあります。夜になると少し浅場に移動です。ここではハマチというよりは大鯖が中心に釣れます。なかなか爆釣とはなりませんでしたが、秋の好天に恵まれた満足の例会でした。
釣果：
ハマチ　　９匹
サバ　　　９匹
カマス　　１匹
サバふぐ　１匹　むき身にして塩焼きで食べましたが美味でした。

<<山田さん>>
今年最後の月例会、有終の美を飾るべく、準備万端で臨みました。 胴突きは、５号～１０号まで、また青物狙いの赤毛針、更に赤毛針とイセ尼のハイブリッドです。 結局、昼間の釣りも青物狙いということで、最初は、７号のイセ尼を使用し、その後、赤毛針が好調ということで、１０号のハイブリッドで大物を狙いました。 結果としては、ハマチ、マサバの二目の青物に終わりました。昼間は、根魚も狙いたかったです。また、途中、タイラバにもチャレンジしましたが、ノーヒットでした。
釣果：
ハマチ　　５匹
マサバ　　７匹（大サバ５、中サバ２）


<<岡田さん>>
　１１月下旬の日本海にもかかわらず好天に恵まれ釣り日和でした。昼は底から１０ｍの五目釣果が暇なため、底からの棚探りや オモリ底付けして３ｍたるませたり等、種々試しました。 自作５本仕掛けの上２本はスキン巻きして手返しのスピードUPと「刺餌無くなってもダミーに食いつけ！」にTryしました。夜の青物には前回の苦い経験から赤毛/ピンク毛の１０号/５本バリのハリミツ製品（1,000円投資）を使用しました。これも底から１０ｍを中心に棚を探りました。赤毛のイカ短冊が良かったようです。
　今回反省事象は起きなかった。
釣果：
ハマチ　　７匹 　
サバ　　　５匹（他２０cm以下リリース３匹） 　
アジ　　　３匹 　
アマダイ　１匹　・・　刺身は絶品だった 　
アオハタ　１匹　・・　刺身は絶品だった
　楽しい一日でした。幹事をはじめ皆さんありがとうございました。

<<田所さん>>
　青物釣り初参加で、事前の情報に基づき道具を用意しましたが 結果的に選定ミスが二つ。
①撒き餌かごのサイズが”中”で、皆さんのより小さかったこと。
②青物仕掛けが3本針で、短かったこと。
　前半は、毛の付いていない鈎だけの仕掛けでやっていましたがハマチ１匹だけ。周りはバンバン釣れているのに、私は音なしの構え。何が違うのか？？？　岡田さんの仕掛けを見ると餌以外に鈎に何か付いている。毛鈎の３本針仕掛けに変えて、ハマチやサバを追加できました。
釣果：
ハマチ　　２匹（４５ｃｍ）
サバ　　　３匹（４１～４４cm）
　あまりの貧果に、富田会長からハマチ２匹とサバ３匹をいただきました。奇しくも同じ数？　暇だったので、持参したアルコールは全て飲み干すことができました。楽しかったです。次回の例会を楽しみにしています。

<<田中さん>>
　久々の釣りでしたが、最初の釣場で微妙なあたり。そっと聞いてやるとこれが大物。喜び勇んで散々やりとりしたら７号幹糸をぶち切られる始末。チョット強引過ぎたかと、次に来た魚とはヌラリクラリ対応したら針をはずされる始末。その後は何処のポイントに行っても、待てど暮らせど何も来ず。気分直しに竿を変えたら、仕掛けはもつれるしトラブルばっかり。久しぶりの釣りとはこんなものかとウンザリしていたら夕方近くになってやっと良型ハマチが１匹！　結局のところ釣果の殆どは暗くなってからのお客さんです。来年は謎の大物の正体を突きとめるつもり。
釣果：
ハマチ　　３匹
サバ　　　３匹

<<大島さん>>
　久し振りに参加出来ました。高齢者優先のくじ引きで右舷艫に座りましたが潮が左舷方向へ流れています。船長が言うには左舷がよう釣れるとのこと。コマセ係りを覚悟しながら何とかお土産を確保できた。
釣果：
ハマチ　　５匹
大サバ　　１匹
小サバ　　２匹

<<森西さん>>
　天気に恵まれ、今年最後になる例会で今日こそは大物を且つ大漁を期待して行きの車中では楽しかった。出発の２時間前に波止場に到着して岸壁釣りなどを見て回り、舞鶴港は軍港で大型輸送船を見ることができました。１２時に出船した後、釣り場に到着する頃になっていつもの船酔いが始まり、みんなが釣れている時にチャンスを逃した。吐き気を催しても昼飯を食べていないので吐くものがなく大変苦しかった。富田さんが自前の仕掛けを貸してくれて準備をして何とか仕掛けを投入した。しかし、吐き気が収まり、やっと釣りを開始したが今度は電動リールが故障。それでも船頭さんから電動リールを借りてやっと釣りを開始。 みんながハマチを次々に釣れている中でなかなか釣れなかったが仕掛けを投入している最中で皮に点々が付いた皮ハギに似た魚が釣れました。その後もなかなか釣れなかったが場所を変わったところでやっと１匹目のハマチが釣れた。それから少しづつ釣れ出してハマチが３匹、大型のサバ２匹、小型が４匹釣れました。帰港後、富田さんからハマチ：２匹、サバ：２匹を頂き、お土産が増え、結果的には満足な一日となりました。皆さんと、和気あいあいの釣行で大変楽しい一日だった。皆さん、ありがとう。
釣果：
ハマチ　　３匹（＋追加で富田さんから２匹を頂いた）
サバ　　　２匹 （大型）、４匹（小型・中型）（＋追加で富田さんから２匹を頂いた） 　
皮ハギの一種：１匹（皮が非常に硬く皮をはぐのが大変でした。海面から仕掛けを落とし込む最中に食いつきました。）

<<三原さん>>
　富田会長殿、三原です。幹事、ありがとうございました。以下、釣果報告です。宜しくお願いします。 【釣果】ハマチ:13匹、サバ:1匹
【感想】
　ハマチ（系）が１３匹釣れたのですが、１、４、３、４、１匹ずつの連で釣れたので、引きを楽しめたのは５回だけ。贅沢な不満ですが、１匹ずつ１３回釣りたかったです。お裾分けの結果、自宅でさばいたのは５匹ですが、全部ヒラマサでした。船上で富田さんに山本さんが釣ったヒラマサを見ながら教えて頂いたばかりなので間違いないです。家内に任せたのですが、自宅用に太めの魚をキープしたからだと思います。
料理：
　半身を普通の刺身、半身を「づけ」にして、づけ丼にしました。夫婦二人では、づけ丼だけで満腹で刺身は大半残りました。残り４匹も全部冊取りし、あらは全部あら炊きにしました。
釣果：
ヒラマサ　５匹
ハマチ　　８匹
サバ　　　１匹

<<山本さん>>
　残念ながら今年も船酔いに悩まされました。それでも何とか１８時ころまで頑張ったおかげで満足の釣果が達成でできました。第一投はエサ撒き、続く第二投で船頭の指示だなの底から１０ｍに仕掛けをキープ。しばらくすると強烈な引き込み、少し緩めにしていたドラグが滑り出します。竿を上げて持ちこたえながらドラグを増し締めし、富田さんに助けてもらい何とか取り込みできました。取り込んだ魚は大きなハマチと思ったのですが、富田さんと、船長の鑑定の結果、これがヒラマサでした。よく観察すると、本で読んだ通り、ヒラマサの特徴である、黄色の側線が胸ヒレと重なっていました。中だるみがありながらも７匹釣りあげたころから船酔いの兆候。そこで、ハリス５号（６号が無かったので）の仕掛けではちょっと危ないかな？と思い、赤毛鈎の仕掛けに交換しました。同時に竿も８０号の中通しに、調子の悪いリールも５００Feに交換、それでダブルをゲット。でもそこまでが船酔いの限界、ついにギブアップ、何とか道具を片付け終わり、キャビンへ移動したのが１８時でした。釣果内容は、最初に釣り上げた大物の他に大きいなと思われる２匹はヒラマサの特徴がありましたので、たぶんヒラマサだと思います。
釣果：
ヒラマサ　３匹（６３cm、4７cm、4５cm）
ハマチ　　６匹（４２cm前後）
　６３cmのヒラマサは小生の２６Ｌのクーラには入らず、岡田さんのクーラに入れてもらいました。今回の船酔いは特にきつかったみたいで、翌２４日の１５時過ぎまで時々来る吐き気に悩まされ、食欲も全く無し、夜になって３０時間ぶりの食事を摂りました。本日２５日朝から調理を開始しようと思ってます。

以上、富田　記