8月度準例会です


8月度準例会を開催しました。
明石でブランド蛸を狙います。



 8月度準例会の釣果報告、HP管理人(富田)が誤って消去しましたので、田所氏作成の洋友会会報より転記させていただきます。

<<釣行記>>

◇恒例の迷釣会「明石のタコ釣り」の報告
<釣行日> 2018年7月28日(土)
<時 間> 午前6時~午後1時
<釣り船> 小松乗合船(明石林崎漁港)
<釣り場> 二見沖
<釣り人> 富田義数(会長)、山田義明(幹事)、岡田久男、人見正明、山本孝、三原良和、野村浩、澤田砂織、田所正光、池本佳市

 今年の夏は、殺人的な暑さと言われています。
 流石に大東地区の沖釣りクラブ「迷釣会」の皆様も自重されると思いきやタコ釣りの中止の連絡が一向に入りません。それもそのはずです。迷釣会の今年の釣行実績をHPで確認すると、
・4月22日 場所:湯浅 釣船:ニュー紀南丸 狙い:オオアジ
・5月 1日 場所:東舞鶴 釣船:瑞翔 狙い:ヒラマサ、ブリ、真鯛
・5月25日 場所:西舞鶴 釣船:V-7 狙い:真鯛
・6月16日 場所:和歌山美浜 釣船:供進丸 狙い:イサキ
・7月 8日 場所:小浜市田烏 釣船:松前丸・長幸丸 狙い:アジ五目、剣先イカ
と元気一杯に釣行を重ねられています。皆さん、本当に好きなのですねぇ。
 釣具店のフィッシングエイトに出向くと格安のタコ釣り専用リールと竿のセットが販売されており、衝動買いをしてしまいました。これも酷暑の影響でしょうか。そして、釣行日を指折り数えていたら、台風12号が何を血迷ったか東から西に向かって来るというような信じられないことが・・・。
 そんな中、今回は女性アングラーの澤田砂織さんが初参戦されました。

<<富田>>
 心配していた台風もスピードが弱まり当日は曇り、気温も30度以下と過ごしやすい天気の中でのタコ釣りとなりました。小生の最近の釣果を調べてみると、2014年は27杯と好調でしたが、昨年は3杯と絶不調。昨年の反省点は「蛸テンヤでの手釣りであったが、道糸が太いため流され、あたりが取りにくかった。来年は竿釣りがいいかなあ~」そんな訳で今年は蛸専用竿を購入してのタコ釣りです。ポイントは二見沖、水深は10m未満、タコテンヤにアジを括り付けて釣り始めます。しばらくすると後ろの方の野村君が大蛸を釣り上げます。ところが姿を見たところで痛恨のバラシ。野村君、がっかりした顔で仕掛けを投げ入れます。すると直ぐにあたりが、大蛸が上がってきます。タコエギの針に大蛸の足の先が引っかかっています。あ~バラスと思っていたらマドカ船長がすくってくれました。野村君は快調に次々とタコを釣り上げますが、こちらには全くあたりがありません。そうしていると隣の澤田さんがリールを巻いています。釣れたのと聞くと「わからない?」、やがて仕掛けが上がってきます。すると運の悪いタコがかかっています。澤田さん、さっそく坊主逃れです。小生も負けずと頑張って竿を振ります。するとじわ~と竿先が重くなります。一呼吸おいてしゃくりますと待望のマダコをゲットです。一生懸命頑張った結果、釣果は6杯でした。(今年の反省点)竿釣りでは誘いが難しい。小刻みに振るのが重要か?

<<山田さん>> 
 今年の明石のマダコ釣りは、例年に比して厳しい状況が続く中、また記録的な酷暑の中での開催となり、加えて東からの台風の接近という非常事態での開催となりました。台風の接近は、偏西風にアゲンストな進路ということもあり、速度が加速させず、台風は思いがけない曇り空をもたらし、快適なコンデションでの釣行となりました。今年の釣り場ですが、砂地の浅場ではマダコが釣れず、ワカメ場が主体でしたが、今日は、10m未満の比較的ワカメが少ない二見沖でした。この場所は、大型より中型~小型が主体の数釣り場のようで、つい5日までの前乗りでは釣らなかったポイントです。どうやら、漸く釣れるようになってきたようで、周りをみても、それほど船が集まっていません。釣行開始のファーストヒットは、中型でしたが、取り込み前に痛恨のバラシとなりました。ただ、開始からそれ程時間がたっていない段階でのヒットで、今日は釣れるのでは、と期待が膨らみます。今回初参加で、マダコ釣りに初挑戦の澤田さんも早い段階で、マダコをゲットし、坊主クリアです。多くの釣り人が、タコエギ、タコスッテを使用する中、大ダコは餌に限ると、餌釣り(タコテンヤ)に拘り続け、最終流しで良型をゲットし、釣行を終えました。釣果:マダコ14ハイ(最大637g、良型7ハイ)

<<澤田さん>>
 迷釣会のみなさま、8月度準例会に参加させていただきありがとうございました。タコ釣りは初めてで坊主にならないかとドキドキしておりましたが、両側に師匠がいらっしゃるという良席にて、5杯釣り上げることができました。と言いましても半分くらいは釣ったという感覚がなく、釣られてくれたタコにも感謝する次第です。皆様が試行錯誤されている姿を拝見するのも楽しく、また機会がありましたら紛れ込みたいと目論んでおります。楽しい時間をありがとうございました。

<<岡田さん>>
 
 今回の14匹すべて持参アジに背脂巻きのテンヤ釣り。準備した数種のエギを変えながらトライしたが釣果無し。6月30日と7月23日の大型含む6匹はエギだけだったので何が原因か? 次回の課題だ。釣り場は前回と異なりワカメ引っ掛け少ない浅場で釣りやすかった。タコ釣りはラフで簡単そうだが、奥が深いことをしみじみ感じた今回の例会でした。

<<人見さん>> 
 最初すぐに当たりが有りましたが、痛恨のバラシ。その後はしばらく音沙汰なしで焦りましたが、何とか赤ちゃんを1匹ゲット、坊主はクリアしました。野村君の快調を横目に、前半はたまには当たりあり、後半は殆ど手首を振ってるだけの釣りでした。釣果は、良型食べ頃3ハイと赤ちゃん3ハイの合計6ハイでした。

<<山本さん>>

 台風12号の影響が出る前で、太陽が雲に隠され夏としては穏やかなカンカン照りでない絶好の「タコ釣日和」となりました。さて、小生の釣果は、昨年と同様の極低調に終わりました。今年も惨敗です。以下小生釣果の内訳:110g、150g、290g、330g各1匹でした。帰宅後の家内の一言、どうせあんたが食べないのだから4匹もあれば十分でしょう?

<<三原さん>> 
 エギとテンヤ両方の欲張り仕掛けで臨みましたが全然だめで、隣の野村さんはハイペースですが、1匹のみの時間が続きました。終盤に船頭仕掛けに変更して、ようやく4匹追加の厳しい釣りでした。
料理:塩揉みまで私がやり、後は家内に任せました。1匹は普通に湯がいた刺身、もう1匹はニンニクを効かしたオリーブ油で煮るアヒージョでした。煎ってキツネ色にしたパン粉のトッピングが良く合います。小さいので二人で2匹ペロリです。残り3匹は圧力鍋で煮るトマトソース煮の予定とのこと。

<<野村さん>> 
 昨年はどこのHPを見てももう一つだったので、タコ釣りに行きませんでしたが、今年はタコを食べたい!!今年は釣れるのではと6月にブルーマックスに行きました。一昨年の初めてのタコ釣りではタコテンヤが主流で、その中でタコエギ組がばんばんタコを釣り上げ、タコエギやなぁとタコエギでチャレンジするようになりました。ところが、今年はタコテンヤが一人もおらず、タコテンヤの餌も船に乗せていない状態でした。釣れない中で、そこそこ釣っていた方や何人かが、タコエギにサンマの切り身を巻き付けおり今はこれが流行とのこと。タコエギはサイズが小さいから小さいタコでも抱きつけば針にかかり、数釣りにはいいのですが、そこに餌を付ければ一石二鳥!かな・・・?と今回は太刀魚のテンヤに付けるサンマを購入。それが、良かったのかどうか? 最初の大だこを逃がしてこれで今日は終わりか・・・と思っていたのですが、立て続けにもう一匹! こんなことあるんですね。船のお姉さんに掬ってもらいなんとか取り込み、自宅での計測では2.28kgでした。サンマの切り身試してみてください。釣果:大だこ1匹と他で合計23匹

<<田所さん>>
 今年で4回目のタコ釣り参加になります。3年前・・・6ハイ、一昨年・・・2ハイ、去年・・・4ハイ、今年は新しく買い足したタコエギで5ハイをゲットできました。途中で、テンヤにアジを付けて試しても見ましたが釣れず、やはり背脂が必要かと毎年反省。来年こそ、2桁釣りたいと思ってはおりますが、タコ釣りは奥が深い・・・。

<<池本さん>> 
 今回は、私自身のタコ挑戦史上最悪の「2杯」と撃沈でした。隣の山田さんが順調に釣り上げるのを横目にビールとワインを飲みながらその差を分析、そして、その結論は「判らん?」 そこで、恥を忍んで教えを乞うことにしました。ヤマダ師匠曰く、「原点回帰ですよ」の重たい一言。なんだかんだと言ってもテンヤに餌釣り、アジ・イワシに豚の背油が基本であるにも関わらず、他人の言うことを聞かない頑固さでエギに拘ったことが最後まで響き坊主逃れがやっとでした。来年は師匠の教えを謙虚に守り、原点回帰で頑張りたいと思います。
 迷釣会の皆さん、今年もご高配いただいた富田会長さん、お世話をいただいた山田幹事さん、有難うございました。(池本 記)


以上、富田 記
RETTOP