深夜便でマイカが爆釣です

 
日   時 2012年12月3日(月)  出船 22:00  沖上がり 6:00
場   所 東舞鶴
釣 り 船 スーパーコーリン
参 加 者 単独釣行
客は5名
天   候 終始小雨模様、一時暴風雨も
<<釣行記>>
<<富田>>

 11月末で仕事も休止し、毎日が日曜日状態に。かねてより日本海の深夜便でマイカを釣りたいと思っていたのですが、冬の日本海は天候のかげんで出船できる日が限られており、仕事に行っているとなかなか釣行のチャンスがありません。今がチャンスとばかり毎日天気図を眺めています。一週間の天気図を見ていると、3日は何とか天候が持ちそうです。深夜便(23時〜夜明け)はなかなか体がきつそうなので、3日の朝に社長に電話し、夕方便(18時〜24時)を予約すると、まだお客は2人目とのこと。最低出船人数は3人なのでお昼まで待ちます。結局夕方便は人数がそろわず、深夜便に乗りました。22時30分集合なので22時頃に船着き場に着くと、船長の野口さんが「富田さんで全員集合や、明日も明け方は天候が心配やから準備が出来次第直ぐに出船しよう。」と、あたふたと準備し、22時過ぎには出船です。
 マイカのポイントは伊根沖です。ポイントに着き仕掛を下します。今日の仕掛は自作のエダス間隔3m、スッテ7本の仕掛です。最初はなかなか乗ってきませんが、しばらくしてライトが効きだすとボツボツと乗ってきます。なかなか良型ぞろいです。皆さん方のメタボ体型によく似ています。最長は胴長40センチ、小さくても胴長20センチです。冬(水温が低いとき)のマイカはあたりが非常に小さいです。仕掛を降ろし、スッテにアクションを加えてしばらくすると微妙なあたりが穂先にあらわれます。穂先が少し下がるか、少し上がるか、すかさずきき合わせます。乗っていればグイグイと引きます。追い食いも期待しながらゆっくりと巻き上げます。冬のマイカですので殆どは1杯でしたが、中には2連、3連で上がることもありました。
 マイカのグイグイと引く強さで大体サイズが分かるのですが、釣っている途中でこれはすごい引きだなあと思っていると、突然外れるということが何回かありました。野口さんに聞くとタルイカと違うかと。実際野口さんがタルイカを一匹釣り上げました。小学生サイズだそうですが迫力あります。要らないかと言うのでもらって帰って只今冷凍中ですが、身の厚さは半端ではないですね。味については色々と言う人がいますが楽しみではあります。
 あと、サゴシに釣っているマイカを相当数食べられてしまいました。マイカが上がってきてそこに見えいるときにサゴシがかっさらっていきます。悪い時にはスッテを飲み込んで上がってきます。それを外すのに時間を相当数ロスしました。不思議なことに野口さんはスッテを4号を使っていたのですがサゴシは一回もかかりません。私の仕掛は3号でしたが、その微妙な違いが効いてくるのでしょうか?
 結局釣果は、大型、中型、小型を取り揃えて57杯ゲットです。写真のもろぶた(木箱)は夏の小型マイカであれば100杯入りますが、冬のメタボマイカは50杯程でもこのもろぶた2個に満杯でした。
 さて、体が心配だった深夜便ですが、釣るのに忙しかったのか降りしきる雨も全く気にならず、あっという間に納竿時間を迎えました。4日の明け方は西風がきつくなり、経ヶ岬沖では風速17mということで早めの沖上がりとなりましたが、大満足の釣行でした。
 出来れば年内にもう一度行きたいものです。


以上、富田 記。


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