7月度特別例会は田烏で半夜釣りです

 
日   時 2012年7月21日(土)  出船 15:00  沖あがり 23:30
場   所 田烏
釣 り 船 松前丸、冨美丸
参 加 者 松前丸(阿部、山崎、田中(一)、森西、富田、岡田(久)、丹松)
冨美丸(山本、岡田(章)、野村、安井、辻野、三原)

<<釣行記>>
<<三原 幹事>>

 道中では強い雨もありましたが、田烏に着いた頃には、すこぶる良好な天気になりました。海上も風、波ともに穏やかな凪で、潮もゆるく道糸が真っ直ぐ下になるほどで、釣りやすいのは良いのですが、魚の活性は低かったです。数は伸びませんでしたが、釣れるアジは大型でした。
 松前丸では底物もそこそこ釣れたようですが、冨美丸では底物はだめでした。
 夜のマイカ釣りは、去年は全くだめでしたが、今年は少しはましで、何杯かは釣れたようです。
 松前さん恒例の宿でのビールのおつまみは、枝豆と蛸の刺身で、300円/人なので、こんな物かなと思いきや、最後に新聞紙の下から蒲焼が大量に出てきてびっくり。最近高騰している鰻と思いきや、もっと高級な鱧でした。
【釣果】
大アジ:  4匹
小アジ:  1匹
チダイ:  1匹
ウマズラ: 1匹
マイカ:  9杯
【感想】
 アジの数は少ないですが型は満足です。40cmクラスにもなると、引きも強く痛恨の途中バラシが多かったです。下針には小魚を付けて底物を狙いましたが全く来ずでした。
 20時頃からマイカにチャンジしました。少し早くからスタートした野村さんが、「入れ掛りやで」と仕掛け交換中の私を焦らせます。確かに、最初は良いペースで釣れましたが、すぐに止まりました。2本竿を出せる準備をしていれば、アジとの両狙いができたのですが、暫くしんどい時間帯が続き、納竿直前に2杯追加して終わりでした。
【料理】
 大アジ1匹、チダイ1匹、マイカ1杯を刺身にし、あらで味噌汁を作りました。
 いつものように鮮度の良い魚の刺身と味噌汁は大変美味でした。
 ウマズラは少し凝って、料亭風に仕上げました。ぶつ切りにした身を寄せ鍋風の出し汁で煮てお椀に盛り付け、肝とほうれん草も煮てから身の上に格好良く盛り付け、出し汁にとろみを付けて銀あんにして上から掛けました。


<<安井さん>>
 7月度例会幹事お疲れ様でした。
 皆さんいろいろとお世話をお掛けしました。
釣果:アジ大・・・2、小・・・1
   イカ・・・・1
 天気晴朗なれど釣果あがらずでした。

<<山本さん>>
 釣始めから20時頃までは真面目に釣っていたのですがそれ以降急に気力が無くなり、イカは釣れなかった。というより、積極的に釣らなかったというところでした。
釣果:大あじ :2  
   エソ  :1   
   カイワレ:1

<<森西さん>>
 今回、昨年9月例会の欠席から初めての例会参加が出来て良かったです。釣りが難しいことをつくづく知らされた釣りでした。鯵、底もの、イカ釣り全てが1匹づつで漁師の話を聞いて釣り方についてもっと勉強が必要だと感じました。
釣果:アコウ鯛:1匹  
   大きな鯵:1匹  
   ガシラ :3匹  
   小さなレンコ鯛:1匹

<<丹松さん>>
 三原さん、7月例会幹事ご苦労様でした。当方楽しく過ごさせていただきました。
 5時近くまで坊主で嘆いていましたが、阿部さんとお祭りした時、「あこう」が私の仕掛にかかっていました。これが坊主との決別で、その後、真鯛、大アジなど順調に釣れ、イカ釣りまで続きました。
 最後になりましたが、森西さんに配車・運転を、富田さんには長時間運転をしていただき、本当にありがとうございました。当方、後部座席でゆっくりとさせていただき、助かりました。
 ありがとうございました。
釣果:大アジ: 2匹
   あこう: 1匹
   真鯛 : 1匹(32cm)
   真鯛、チダイ、レンコ〜17cm 6匹
   マイカ:15杯
   スルメ: 1杯


<<岡田(久)さん>>
 三原殿 幹事をして頂き有難うございました。ご苦労様でした。
 心配した天候良、風、波も無く絶好のつり日和に恵まれました。が、釣果は残念ながら反対でした。
釣果:アコウ:2匹 (大40cm、中25cm)
 幸いにも超大型のアコウが釣れ嬉しかったです。刺身は漁師の話の通りガシラと同じようなコリコリして甘みが有り人気でした。片身は今夜しゃぶしゃぶの予定です。頭を二分するのが硬くて大変でしたが、全てのザンを味噌汁にしました。
   アジ :11匹 (大7 中2 小 2)
   刺身は脂が乗り大人気でした。近所からも大好評でした。
   ガシラ: 1匹、(小1)
   レンコ: 3匹 (小3)
   本命のイカ:坊主 8月16日か17日 リベンジの予定

<<岡田(章)さん>>
 船:富美丸(田中船頭)場所:松前丸より少し岸より(底は砂地)
 釣り座:右舷の中央
 少し柔らかい日差しの天気にも恵まれて、絶好の釣り日よりで快適な釣りができました。しかし、昼間はなかなか魚の当たりが来ないので、ビールを飲みながら気分転換をしてひたすら待ちました。夕方近くになってようやく大アジが釣れ始めたのですが、以後大きなあたりが7回来たにも関わらず、上げる途中でバラシが5回で上げたのは2匹のにみ。どうも、アジが38〜40cmと大きいので針があごの骨にかからず、上げる途中ですっぽ抜けたようです。
 結局、20時までは大アジ2匹だけ。
 船頭に聴くと底は砂地とのこと。これではアコウやソイなどは無理とあきらめて、ヒラメ仕掛けでヒラメとアジ釣りの胴突き2本針に変更。結局ヒラメは来ず、大アジが6匹でバラシは無し。ヒラメ用の大きな鋭い針と50cmの長い枝スが40cm級のアジにはマッチしたようです。大きなかごの撒き餌が効いてきて、23時ごろは入れ食い状態になって来たのですが、時間切れで残念。
 マイカは20時ころからおき竿にして、アジ主体の両刀使いにチャレンジ。水深20〜15mに合わせて、置き竿で8杯の釣果でした。
 外道はほとんどなしで、唯一底でエソが1匹かかったのみ。死んだ小アジやサバ・イカの切り身を付けるとエソが良く来るので余りやらない方が良い、とは船頭の弁でした。生きアジは別です。(最初に言って欲しかった)
 22日の夕食は、マイカとアジの刺身を大皿に盛り合せ、イカの脚とエンペラは細切れにしてカルパッチョ風ににして、それにアジの塩焼きと卵子と白子の煮込みなどを加えて大いに満喫できました。併せて帰途の朽木村の朝市で買った赤飯とトマトも大変美味しくいただきました。
 三原さん、幹事役大変ご苦労さまでした。
釣果:オオアジ:8匹(33〜40cm)
   マイカ :8杯(胴長 12〜18cm)

<<辻野さん>>
 何かとお世話になり有難うございました。
 お陰様で久し振りの例会を楽しませていただきました。
釣果:アジ :38cm・35cm・30cm各1匹
   マイカ:胴長25cm・23cm・18cm各1杯 10〜15cm9杯

<<田中さん>>
 阿部さんの往復の運転に、感謝しています。往路の土砂降りの中、本当にご苦労さんでした。
 釣果とコメントは以下の通りです。
釣果: ・・・ 昨年より不釣でした。
   イカ    10匹(中〜小サイズ。内、小スルメ2)
   ウマズラ   2匹 
   アジ     1匹 
   ガシラ    1匹
   チャリコ   1匹 
   チダイミニ  1匹(リリース)
   大型エソ   1匹(リリース)
(コメント)
1)古希を迎え、15時〜24時の釣はしんどくなりました。
2)今年は、昼釣のアジの当りが少なかったですね。
3)船頭さんとの釣談義が一番の楽しみになりました。(陰の声:準会員が近いかも・・・)
<追伸>
 自作6連の「イカツノ放出機」は思い通りには働かず!松前丸の船頭さんにプレゼントして来ました。



<<阿部さん>>
 配車を担当し、当初10:00出発の予定でしたが途中買い物時間を考慮し9:30に変更、さらにガソリン不足に気がつき、9:15に出発にしたおかげで、結果的に40分近くの早出になり、同乗の皆さんに迷惑をかけました。しかし、朽木村あたりでの土砂降りにも関わらず、道行きはゆっくり出来て快適でした。
 松前丸に着いたときは雨も上がり、暑くも無く気分的には最高の釣行となる予感したのですが、腕の未熟さが露呈してしまい、悔いの残る結果となってしまいました。
 一つ目の失敗は、仕掛けの選択ミスです。アジ釣り仕掛けとしては日本海仕様と瀬戸内仕様の2種類を準備し、日本海仕様を中心にトライしましたが、手さばきが悪く、縺れを修正する手間がかかったため、瀬戸内仕様に重点を移した結果、アジが釣れず、大きなエソの引きに満足せざるを得なかったことです。
 二つ目の失敗はマイカが小ぶりであるとの事前情報に惑わされて、適切に対応できなかったことです。つまり、先入観から、仕掛けの投入が遅れ、釣機を逃してしまい、その結果、マイカ釣りの感覚を取り戻すことができなかったことです。何本かの大きな足(ゲソ)だけをゲットするに留まってしまったことはきわめて残念な事でした。
 宴会時の船頭の話は大変有意義でした。次回はこの話を生かした釣行にしたいと思っています。
 幹事をやって頂いた三原さん、大変ありがとうございました。
釣果:
以下の釣目は全て一匹(ハイ)ずつです。
アコウ32cm、アジ37cm、レンコ鯛22cm、チダイ24cm、ウマヅラ27cm、マイカ16cm



<<富田>>
 当日は松前丸の左舷大艫、くじ運良しです。
 昼間はアジ五目です。自作仕掛(幹糸6号、間隔1.2m、ハリス4号40cm、針はがまかつの玄人アジ9号6本仕掛)に沖アミを付けて投入です。チダイ、レンコ、真鯛など色々と釣れます。アジもあたりはあるのですが、途中で針はずれ、玉網ですくう直前でさよ〜ならと4打数0安打です。折角玉網を新調したのに使うのは山崎さん、岡田さんのオオアジばかりです。アジはあきらめ、底物も釣りたいということで船が漁礁の上に着いていることから、底物用の自作仕掛(幹糸8号、間隔1.2m、ハリス6号、針ムツバリ16号3本仕掛)に豆アジを付けて投入です。仕掛を底に着けて誘うとあたりです。ところが根に持って行かれます。仕掛を緩めたり引っ張ったりといろいろやると上がってきました。良型のアコウ(キジハタ)です。
 暗くなってマイカ釣りです。今回使用した仕掛は幹糸6号、間隔3m、ハリス6号8cm、スッテ数7個の自作仕掛です。竿はマイカ用の柔らかい2m程の竿です。リールは小型両軸リールにPE1.5を巻いています。電動ではありません。手巻きです。仕掛を付け、潮もあまり動いていないので錘スッテ30号を使います。ライトな仕掛ですので小さなあたりもよくわかります。錘も軽いので置き竿にしていてもイカがばれません。昼間にアジが釣れなかったので二刀流で狙いましたがオオアジがよく釣れました。不思議なことに夜は一匹もばれませんでした。
釣果:オオアジ 6匹
   真鯛   2匹
   チダイ  6匹
   レンコ  1匹
   ウマヅラ 2匹
   アコウ  3匹
   マイカ 16匹
   スルメ  2匹
(番外)サメ  1匹
    エソ  1匹    十目釣り達成です。
 今年は一昨年、昨年にましてマイカの魚影が濃いと感じました。昨年はマイカを390匹釣りましたので、今年は
500匹オーバーを目指そう!!

以上、富田 記。

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