イカ釣り名人の称号を 
  
 
日   時 2011年8月22日(月)  出港 14:00  帰港 25:00
釣 り 船 東舞鶴 スーパーコーリン
参 加 者 森、大島、富田の3名
<<釣行記>>
<<富田>>

 昼間は胴突き仕掛けでのアジ五目釣りです。8月に入って二度ほどスーパーコーリンに乗船するものの、イカは合計9杯と散々たる結果です。去年が30年ぶりのイカの豊漁でしたので今年は駄目かとあきらめていたところ、スーパーコーリンからイカの乗り乗り警報発令です。これは何をおいても行かねばと、月齢、天候を見極め、22日(月)に予約を入れます。この日は下弦の月、月の出は23時です。また天候も雨模様でイカ釣りには最高の日の筈です。
 22日、客は9名、小生は左舷の大艫から二人目です。
 最初は白石でイサキ釣りです。
 棚30メーターで錘は40号、3号6メーターの特製イサキ仕掛けで釣り始めます。一投目から当たりです。良形のイサキゲットです。この日は潮は殆ど動いていないのですが活性は高いです。最終的には42センチを頭に49匹ゲットです。最初から最後まで一投ごとに当たりがあり、空振り無しでした。
 イサキ仕掛け:
  ハリス3号、全長6メーター、3本針
  針はがまかつの玄人アジ9号
  この針は軸が細く針先のひねりで食い込みが良い。
  イサキ、アジ等に最適です。
 イサキを切り上げ、イカ釣りに中浜沖へ移動です。
 ここでは錘60号です。60号で糸が少し斜めになる位のゆるい潮です。
 仕掛けは自作の幹糸8号、ハリス間隔3メーター、ハリス5号8センチ、スッテは2.5号~3号です。
 船長の指示は棚30メーターから上を探れとのことです。
 錘60号を付け、仕掛けを海中に投入します。仕掛けの片側のサルカンにPEラインをつなぎ、仕掛けを30メーターまで降ろそうとしますが降りません。既にイカが乗っています。それも最初から3杯。これが当日のイカフィーバーの始まりです。仕掛けを降ろすたびに当たりがあり、はずれがありません。それも殆どがダブル、トリプル、フォース(一度は6杯も)です。単発は殆どありません。型は胴長15センチ程度が殆どでしたが中にはビール瓶サイズも混じります。結局自己新の112杯ゲットです。見事スーパーコーリンのイカ釣り名人に認定です。
 皆さん、今年もイカの魚影は濃いですよ。
 9月度例会に期待です。
船長直伝のイカ釣りの極意:
1.仕掛けの間隔は3メーター。
2.スッテはシンプルな物が良い。
3.スッテは色々と混ぜる。
4.棚は船長の指示棚を。
5.最初のイカは仕掛けの上方のスッテに掛けること。
6.上方のスッテにイカを掛け、仕掛けをゆっくりと上げていくと掛かったイカを別のイカが追いかけてくるので多点掛けが可能になる。仕掛けを指示棚に下ろし、スッテを動かしては静止する動作を繰り返し、イカを誘う。
7.追い食いさせるには仕掛けを単純に巻いて上げるのではなく、色々とリズムを変えて仕掛けを巻く。但し、仕掛けを落としては駄目。(常に掛かったイカに一定のテンションをかけておく。そうしないとばれる。)
8.イカがどのスッテに乗ってくるのか良く確認を。その日の当たりのスッテがある。当りスッテが仕掛けの上方にあると多点掛けがしやすくなる。
9.スッテは常に蓄光させること。仕掛けは毎回全て巻上げ、船上で並べて蓄光させて下さい。そうすると海中で光ります。


以上、富田 記

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