田烏の酒のつまみは美味しかった
7月度例会が開催されました

 
日   時 2011年7月23日(土)  出船 15:00  帰港 24:00
場   所 田烏(船:松前丸、宿:民宿松前)
費   用 釣り代1万円/人(撒き餌・氷込み)、宿泊(朝食のみ)4500円/人、つまみ代300円/人(ビール別)
釣 り 方 (魚) アミエビ撒き餌の胴付き(刺し餌は船頭準備の小鯵と各自持参)
(イカ)各自のスッテ
参 加 者 左舷前から 富田、田中(一)、三原、安井、野村
右舷前から 田中(利)、丹松、山本、辻野、阿部
<<釣行記>>
<<三原 幹事>>

 7月例会は田烏にて、昼釣り→夕食→夜釣りのパターンで宿泊することが定例化していましたが、夜遅くに帰港するため、静かにしているつもりでも、やはりビールと入浴でバタバタするため他の泊り客の迷惑となり、民宿に迷惑を掛けてしまうことが問題でした。そこで、釣船と民宿が同じ経営なら大丈夫かも、ということで今年は釣り・宿泊とも「松前」にしてみました。且つ、夕食時間帯が釣りとしては大事な夕まずめの時合いであるため、船頭さんの助言もあり、出港を遅らせて深夜までの通し釣りに変えました。
 結果としては、当日は他の泊り客も居たとのことですが、船頭さんとも夜の談義ができ、一人300円の割りには充実したビールのおつまみ(サザエの壷焼、鯵と蛸の造り)もあり、結構良かったと思います。ただ、小さな船に10人乗船したため、皆さんには狭い思いをさせてしまいましたが、2船にすると釣り代が1万5千円に上がりますし、皆で一体となって釣りができたので、これで良かったのかなと思います。
 さて、肝心の釣果のほうは、爆釣とまでは行きませんでしたが、各位の釣果報告をご覧下さい。
【釣果】
アコウ:   大1匹、中1匹
鯵:     大3匹、小3匹
ウマズラ:  中2匹
チダイ:   中1匹
レンコダイ: 小2匹
沖メバル:  小2匹 
スルメイカ: 大2杯、小1杯
マイカ:   大1杯
【感想】
 大きなアコウが釣れて満足しています。刺し餌は船頭さん提供の小鯵です。持参した刺し餌はオキアミですが、他にも色々と、魚は6目釣れて楽しい釣りができました。イカのほうは今一でしたが、最後の最後に集魚灯を赤色に変えてすぐに大きなマイカが釣れました。最初から赤なら...と思いましたが、色を変えたことに意味があり、最初から赤にしてもダメなんでしょうね。
 今回、狭い釣座になるのが幹事として気になるところでしたが、特に狭い胴の間が小生に当たってしまい、半分ほっとし、半分がっかりです。右舷の胴の間の山本さんには、すみませんでした。しかし、狭いぶん、船が揺れてもクーラーボックスは滑らず、キャビンの壁にもたれて体を固定できたので、もしかしたら他の釣り座より楽だったかもしれません。
【料理】
 鯵とマイカは普通の造り、スルメイカはイカソーメンにして食しました。家族みんな、魚よりもイカが大好きなため、もう少しイカが釣れれば....
 アコウの片身は造り、残りの片身は塩焼きにしました。造りも旨いですが、塩焼きのほうが高級魚らしい旨みと食感を堪能できました。残りは冷凍保存で、後日の楽しみです。

<<阿部さん>>
【釣果報告】
 報告できるような釣果ではありませんでしたが、取り敢えず下記のとおり報告します。
アジ   :8匹
カワハギ :6匹
マイカ  :8ハイ(含む胴長30cm)
スルメイカ:1ハイ
 今回はマイカをしっかりゲットしたいと力を入れて準備をしました。最後は誘惑に負けて豊後スッテを購入してしまいましたが、結果的にはこのスッテによって何とかマイカをゲットすることができたように思います。しかし、魚信をしっかり捕らえたいと考えて、敢えて手釣りにしましたが、座席と船べりとの距離が遠いため、非常につりにくい体制になり、思ったような釣りができませんでした。今回、マイカ釣りに関して得られた教訓は推論も含めて記述すると次の通りになります。
1)仕掛けのエダスは短いほうが良い。アピールにも良いし手返しにも良い。
2)エダス間隔は短くても良い。広範囲を探るには全体の仕掛けを長くする必要があるが、手返しの関係でスッテを少なくして間隔を広く取るやり方もある。
3)幹糸は縺れを防ぐためにも太いものが良い。
4)スッテはアピールの関係で3号ぐらいのほうが良いかもしれない。
5)スッテのデザインはあまり凝ったものにする必要はなさそうである。
6)スッテとエダスの接合部分は交換のしやすい金具でも良い。
 今回の釣行の最大の失敗はアジ・底ものの仕掛けを家に置き忘れたことと、インナーロッドの竿を使ったことでした。最初は波止場つり用に持っていた仕掛けを使ってやっていましたが、役に立たず、船頭さんに頼んで仕掛けを分けてもらい、やっと釣りができるようになりました。しかし、ちょっと小さい目の針だったため、カワハギが良く掛かり、毎回もつれの処理で時間をとってしまい、納得の行く釣りができなかったのが心残りでした。全体としては、船頭さんのリードも良く、民宿の食事も美味で満足でき、大変有意義な釣行を楽しませていただきました。

<<田中(一)さん>>
 7月幹事、ご苦労さんでした。民宿の松前も釣船の松前丸も大変良かったですね。船頭さんとビールを飲めたのも楽しかったです。
 富田 様 以下の通り、HPに掲載をお願いします。
(釣果)
*マイカ   5匹(28cm~) *スルメイカ 5匹(25cm~)
*丸アジ   3匹(33cm~) *アコウ   2匹(30cm~)
*ガシラ   2匹(26cm~) *オコゼ   1匹(25cm)
*ハゲ    1匹(23cm)
1)豊後スッテは効果ありました。豊後スッテに類似したスッテを購入、仕様通りに手作りしました。エダス3cmと極小サルカンが有効でした。・・・6スッテ、間合い160cm。
2)冷凍豆アジをエサに、専ら底物を狙い、これも成功でした。2回根に入られましたが、船頭の「糸を緩めて・・・」の指示で見事に取り込めました。
3)14:50出船~24:10帰港は楽しかったが、大変疲れました。帰宅後の疲れ具合から、「準会員は近いなぁ?」と感じました。腰、足、腕の疲れを特に感じました。
<追伸> 深夜の釣談義の料理は大変旨かったです。  草々

<<山本さん>>
 三原幹事さん、お疲れ様でした。又小生の駆け込み参加にご協力賜り、感謝申し上げます。
 急遽同乗させて戴いた阿部さん、田中さん、助かりました。お陰で楽しい釣行ができました。帰りに寄った朽木の朝市で買った「万願寺とうがらし」も焼いて食べたらおいしかったです。(大型11個入で100円は安い)冬瓜も欲しかったのですが・・・・ 尚小生の釣果は以下。
アジ:  大が4匹  中~小が11匹
ウマズラ:  4匹  
マイカ:   4ハイ

<<辻野さん>>
 幹事をはじめ皆さんには何かとお世話になり有難うございました。参加者が少なく、また、思いもよらない大きな横波の影響でポイントが限定されたのは残念でした。
 豊後スッテを使つてのマイカは苦戦しましたが、サビキ釣りでは底物狙いでそれなりに楽しむ事が出来ました。帰港時に無理してサバ寿司を食べたのが悪かったのか、食欲が無く気分もすぐれなかったので、釣り談議をパスすることになって皆様には申しわけなく思っております。
釣果報告
アジ(27~36㎝)    6匹
タイ(35㎝)      1
チダイ(28㎝)     1
ガシラ(21~22㎝)   2
ハゲ(25cm)      1
ソイ(38㎝)      1
マイカ(29.5・27.5㎝)各1
   (12~18㎝)   3

<<田中(利)さん>>
 釣果はさっぱりでしたが、宿での夜中の刺身とビールとワイガヤで気分良しです。
 恥ずかしながら釣果報告
アジ 30cmオーバー  5匹
   20cm以下   14匹
スルメ         1 

<<富田>>
釣果:
大アジ: 10匹
小あじ: 13匹
ソイ:   1匹
キジハタ: 4匹
マイカ:  1匹
スルメイカ:3匹
 松前丸は船頭さんの面倒見も良く、楽しい釣りができました。
 当日は1番クジで左舷舳があたります。舳は船底と船べりの間が狭く釣りにくいので嫌いですが仕方ありません。
 さて当日ですが昼間はアジ五目+底物狙いです。
 自作の胴突き仕掛け(間隔1.2m、ハリス40センチ、6本針)でアジ、底物狙いです。一番下の針に持参したサンマの切り身を付けます。これが大当たり。底物が入れ食いです。良形のソイ、キジハタをゲットします。そうしているうちに夕方になり、大アジ狙いになります。ここでも良形のアジをゲットですが、横波
が大きく、舳は良く揺れます。イカ釣りもしましたがこの揺れでは当たりがよく取れません。結局イカは貧果に終わりましたが9月度例会に期待しましょう。


以上、富田 記

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