経が崎沖のアマダイ釣り(8月例会)    
 
釣 行 日 2010年8月21日(土) 5:00出港 13:00帰港
天   候 快晴、べた凪、釣行者全員が熱中症に・・・
釣   目 アマダイ狙いの5目釣り
仕 掛 等 2本針(船頭支給)、錘60号、餌オキアミ
釣 行 者 末広丸(8名)・・・丹松、岡田、田中、宮崎、大島、森、山崎、阿部
恵成丸(6名)・・・人見、天田、山本、矢野、三原良和、富田

<<釣行記>>
<<阿部 幹事>>
 今回は、早朝出港のため参加者の大半が民宿 井筒屋に前泊したが、此処の夕食は特筆すべきもので、食べきれないほどの山海の珍味に加え、前日夫婦で釣ったというアマダイの塩焼き、レンコ丸ごとの
吸い物が出てきて、皆感激した。特に、それまで釣果情報が全く無かったアマダイが釣れたとの話を聞き、さい先よしと前祝の酒を存分にあおったものである。
 井筒屋で熱帯夜の一夜を過ごした後、4時半には全員が港に集結し、船に乗り込んだ。
 末広丸は清掃の行き届いた広い釣座に豪華な船体、恵成丸は少し老朽化しているが人のよさそうな船頭に操られ、それぞれ5時前には港を出て漁場に向かった。6時半ごろに漁場に着き、べた凪の水平線の向こうに赤い太陽を見て、絶好の釣り開始となった。
 レンコダイがボツボツつれるようになってくると、太陽の日差しも強くなり、準備したペットボトルに手が行く回数が増えてきた。
 アマダイは8時過ぎに恵成丸で一匹あがったとの情報があったがその後沈黙が続いた。末広丸では10時過ぎに田中さんが待望のアマダイを釣り上げ、その後11時前に岡田さん、12時前に大島さんがアマダイを釣った。
 恵成丸は、天田さんの一匹の後沈黙が続いたが、後半にポイントを探り当て、バタバタと数を上げて、アマダイシーズン到来を知らせることが出来た。
 今回の釣りは、地球温暖化影響を受けたのか異常な暑気に見舞われ、10時を過ぎると強烈な直射日光と異常な熱気さらされ、大変な難行となったことを付け加えておく。
 今回はアマダイを諦めて大型のレンコダイ狙いで挑みました。しかし、レンコダイも思うように釣果が騰がらずどんどん時間が過ぎてゆきました。舳先の釣座は太陽をさえぎるものも無く、暑さにて耐え切れずギブアップ寸前まで行ったとき、愛用のリールが軋みだしてスムーズに動かなくなったので、主義に反するが電動リールに変更しました。
 ところが、それをきっかけにバタバタとレンコダイがあがったので、ちょっと気を取り直して慎重にアマダイの棚を探っているとグーンと豪快な引き、もしやと思って引き上げると初めてのアマダイでした。これに気をよくして、納竿30分前でしたが、必死でアマダイの棚を探った結果、次のアタリ!巻き上げるにつれてグングン引く手ごたえがあり、アマダイが来たと確信し、至福の瞬間を感じました。
 後30分あったらまだ2〜3匹は・・・と思いながらも残念ながらの納竿でした。
 アマダイの刺身は最高、粗も煮付けは大変美味でした。
 井筒屋で味わったお頭付きレンコのお吸い物を試してみたいと思っています。
釣果:
アマダイ : 2匹
レンコダイ:11匹   


<<大島さん>>

 阿部さん、8月例会の幹事ご苦労様でした。
 やっぱりアマダイ釣りは難しいですね。
 今回は自作した仕掛けで挑戦してアマダイ1匹レンコ20匹、カイワリ1匹、アナゴと思ったらダイナンウミヘビだった1匹と猛暑に辟易しながらも楽しい釣行でした。

<<岡田Aさん>>
 阿部さん、例会では大変お世話になりありがとうございました。
 お陰様でなんとかアマダイを1匹釣ることができました。底を叩いた後1m位浮かせると食いついて
きました。
 夏は太陽側に座ると本当に暑くて連続では持ちません。ときどき日影側に行って涼んで何とか続けることができました。アマダイ本番の時期にもう一度行きたいものです。
船頭と仲良くなったので色々聞きました。面白い釣り方をもう一度行って習得したいです。
釣果:
アマダイ  1匹(31cm)
連子鯛  21匹(14〜24cm)

                    
<<天田さん>>
 阿部さん、幹事ご苦労様でした。
 土曜日は朝日カルチャーセンターの水彩画へ月2回行くようになって中々例会に参加できず、今回で今年は2回目でした。
 釣りを忘れた釣師、準備するのが大変でした。
 よっこらしょと糸をたれるが全く反応なし。今日は坊主かなと嫌な予感が走る。ピクピク、船頭が「おう、掛かっている」、上げてみると35cmのアマダイ、ほっとする。先の針にゴカイを付けていたのに掛かっていた。船頭は大きく振れと言っていましたが、どうやらガシラ釣りと同じで、錘を底につけ50cmくらい上げたところで小さく誘ったほうが良さそうだと感じた。
 日陰の無いあの暑さはこたえました。
 帰りの車の中で吐きそうになり、熱中症気味、いやあれは熱中症だ。
 翌日しっかり昼寝をしてやっと気分がすっきりしました。
釣果:
アマダイ  4匹(35cm、32cm、31cm、30cm)
イトヨリ  1匹(30cm)
アオハタ  1匹(30cm)
レンコダイ 5匹

<<田中さん>>
 8月幹事、ご苦労さんでした。
 新釣船の開拓とアマダイ狙いの企画は皆様方に満足して頂けた?と思います。
小生の実績を報告致します。
(釣果)
 *アマダイ   1匹(31.5Cm)
 *レンコダイ 22匹(Max 24Cm)
 *ウマズラ   1匹(サイズ?)
 *トラギス    1匹(サイズ?)
(コメント)
*やっとアマダイが釣れました。8月初めの先乗り釣行ではアマダイ坊主でした。
*傭船はアマダイ爆釣?でした。末広丸も同じ漁場へ行けばいいのに・・。と思うのは 小生だけの心情でしょうか?
*酷暑の中の例会は地獄でした。熱中症にかからなかったのは、ラッキーでした。
 今後、8月例会をどのようにするか? 新会長の英断をお願い致します。
<追伸> アマダイ釣期は9〜10月です。


<<矢野さん>>
私の釣果は
連子鯛 12(〜30cm)  甘鯛 2(30、34cm)
ウマヅラ 1(29cm)    アジ 1(30cm)
カイワリ  1(22cm)
 暑かった、缶ビール3、水500mlでは足りなかった、帰りは分担ですが車の運転、年寄りにはだんだん辛くなります、船頭、富田さんがもっと竿を振って誘えと言ってくれますがしんどくてなかなか続けられない、私の釣果の9割は置き竿のなまくら釣りです。

<<山崎さん>>
 幹事、ご苦労さまでした。
 小生の釣果、以下です。
レンコ鯛19匹(最大27cm)
 残念ながらアマダイはつれませんでした。
 先輩諸氏より、親切なご指導を頂、初めての参加、非常に楽しく過ごせました。(暑さには閉口いたしましたが!!)
 今後とも宜しくお願いいたします。


<<富田>>
 阿部さん、幹事ご苦労さまでした。
 さて、富田の釣果は以下の通りです。
釣果:
アマダイ:  4匹
レンコダイ:17匹
イトヨリ:  1匹
 養老港から出航して一路経ヶ岬沖へ、途中遠くに深夜便から帰るアンビシャスコーリン号を見かけます。最近舞鶴沖はマイカが爆釣で連夜3隻体制で出撃中だそうです。3隻で合計3,000匹という釣果がHPに報告されています。
 さて、アマダイ釣りですが、ポイントに着き第一投で早速あたりです。レンコの一荷です。でもなかなかアマダイは釣れません。そんな中、天田さんがアマダイゲットです。
 最初の近場、沖合い、また近場とポイントを変えたところで大きなあたりです。レンコとはあきらかに違います。レンコの場合は最初は良く引きますが、40メーターぐらいになるとあまり引きません。今回は10メーター程になっても良く締め込みます。最初のアマダイをゲットです。同じポイントで皆さんもアマダイをあげます。我が船はアマダイのボーズ無しです。
 船は古いし年取ったおっちゃんが船頭でしたので不安一杯でしたが今回は釣果にめぐまれました。でも暑かったです。
 我が船は冷房の効いたキャビンも無くひたすら釣るだけでしたがそれが良かったのかも。

<<人見さん>>
 阿部さん幹事ご苦労さまでした。
 アマダイもゲットし、面白い釣行有難うございました。
 釣果は以下の通りです。
アマダイ  2 (31−32cm)
レンコ  12

<<山本さん>>
 阿部さん、幹事役お疲れ様でした。初めての「アマダイ釣」大変面白かったです。しかし、暑い釣行でした。
 缶ビール2、ペットボトルのお茶500mlを4本、全て汗になりました。
私の釣果は、
アマダイ:1 
レンコ :9  
カイワレ:1 
ホウボウ:1 でした。

<<三原さん>>
 幹事ご苦労様でした。お陰さまで楽しい釣りができました。小銭が無くてお借りした1000円、次回例会にてお返しします。
下記に釣果報告を記載します。
【釣果】
    アマダイ 2匹
   レンコ鯛 25匹
    ハタ   1匹
 ウマツ゛ラハギ 1匹
    シイラ  1匹
【感想】
 今回の釣りで良く釣れた時と、いまいちだった時の違いに気が付きました。「日当たり」です。うまくキャビンの影になったときは涼しいのでマメに誘いをかけてよく釣れ、直射日光にさらされたときはしんどいので誘いを怠り釣れません。2リッターのお茶を飲み干してしまいました。大変暑かったですが、釣果にはとても満足しています。
 びっくりしたのは、釣れたレンコ鯛をチェイスしてきたシイラが、水面間際でオキアミに食い付いたことです。矢野さんいわく、「フライにしたら食べれるよ」とのことなのでキープしました。ハタやウマヅラまで釣れて五目達成です。
【料理】
 実は一昨年、台風で流れた8月例会の代わりに行ったアジ五目釣りで、たまたま釣れたアマダイの料理に関し、富田さんや森さんの先輩諸氏から「アマダイは鱗を取ったらあかんで。鱗が美味しいんやで」と言われ鱗付きで塩焼きにしました。ところが、身が程よい加減の焼き具合にすると鱗はまだ固く口にあたるので、あまり美味ではありませんでした。
 では!と、今回の土曜の夕食は揚げ物にしてみました。2匹でしたので、1匹は鱗付き、もう1匹は鱗無しです。
 結論は、やはり鱗無しのほうが、口当たりが良く美味でした。
 「松かさ」のように鱗が反ってパリパリになるには、高温と低温の二度揚げが必要なようです。
 次回アマダイが釣れたら二度揚げにチャレンジします。
 その他、レンコ鯛の刺身、ハタの煮付け、アマダイとレンコ鯛のアラの味噌汁を作りました。
 日曜日は、土曜の夜から酢漬けにしたレンコ鯛の押し寿司と、同じくレンコ鯛の塩焼きを食しました。押し寿司が結構美味でしたので、まだ生で置いていたレンコ鯛を酢漬けにし、押し寿司を追加作成する予定です。
 残りのレンコ鯛、ウマヅラハギ、シイラはさばいた後、冷凍保存で出番待ちです。

<<宮崎さん>>
 報告いたします。ビール3缶と水1.5リットルを持ち込んだのですが、足りませんでした。とにかく暑かったですね。
釣果
レンコダイ 17匹(15-25センチ)

以上、天田 記(富田 改変)

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