和歌山・印南 庄門丸でイサキ    
 
釣 行 日 2009年6月6日(土) 午前4時出船 午前11時納竿
仮 眠 所 6月5日(金) 19名分確保
天   候 曇り昼頃には晴れ 風波穏やか 潮の流れもゆっくり
釣 り 船 和歌山 印南 庄門丸(貸切)
釣   人 20名
電動使用組船首側 11人
 天田・岡田章・田中一男・田中利晴・丹松・富田・三原・宮崎・森・森西・山本
手釣り組船尾側 9人
 阿部・大島・岡田久男・黒田・野村・幡井・人見・安井・辻野
仕 掛 け 天秤(100号鉄仮面) サビキ 3本針(船頭支給)
対 象 魚 イサキ


<<釣行記>>
<<辻野 幹事>>
 皆様待望の印南・庄門丸のイサキ釣りを初幹事として担当させて頂きました。
 20人の方に参加戴き、爆釣を期しての釣行でしたが心配した風や雨の影響がなかったにもかかわらず、イサキの食いが渋く、アジの開きのお土産付きという貧果に終わってしまいました。
 釣果に不満は残りましたが、無事釣行を終えることが出来、皆様のご協力に心から感謝申し上げます。有難うございました。
釣果
 イサキ  27匹(30cm:1匹)

<<釣座と釣果>>
 潮の流れが緩やかで、最初は船主から後ろへゆっくりと流れ、続いて右舷から左舷への流れに変わって、右舷の人は食いが悪かった。
 終りの方では、この流れが逆になって左舷の釣果が遠のいた。
 いずれにしてもイサキは時合いを見て、素早く手返しをやることと、棚をうまく探ることのようです。仕掛けも多少関係しているようですが。
 

<<宮崎さん>>
 今日の夜行バスで湯田中の親元に帰りますので、取り合えず釣果報告いたします。
釣果
 イサギ 25匹(32―22p)
     その他リリース 3匹
 イワシ子 2匹
 去年の夢をもう一度と期待しておりましたが残念ながら上記釣果に終わりました。しかし天気が悪そうでしたが、雨も降らず楽しい一日でした。唯一心残りはひそかに狙った鯛の顔が見られず残念でした。今年は楽をしようと思い竿を使いましたので指も痛くならず、この楽釣を経験してしまうと軟弱な私は今後は竿釣の方に行きそうです。

<<安井さん>>
 辻野さん初めての幹事ご苦労様でした。皆さん6月度例会お疲れ様でした。釣果には恵まれませんでしたが楽しい1日を過ごさせて戴き有難う御座いました。
早速の刺身美味しかったです。
釣果
 イサキ・・・31匹(別途放流3匹)

<<富田>>
釣果
 イサキ:39匹
 カツオ: 1匹
 ここ暫くの印南の釣果状況から目標は100匹と定めていたのですが、予想に反しての貧果に終わりました。釣り始めは2匹、3匹と順調であっという間に20匹を超え、すぐに100匹になると思
ったのですが、後が続きませんでした。
 仕掛けは自作の全長2.5メーター、エダス20センチ、4本針、先はカラ針です。先針には必ずオキアミを付けました。殆どが先針にきました。カツオを1匹釣りあげました。

<<人見さん>>
釣果
 イサキ:23匹
 小物も少しありましたが、半分以上は27〜28センチで、まあ何とか面目を保ちました。但し目標の30センチ級はありませんでした。
 最初はポンポンと釣れ大台は間違い無しと思いましたが、船べりで一匹外した後、食いが悪くなり、後は色々船が移動しましたが、最後の追い込み以外は途中散々でした。
(手釣り 船頭仕掛:ハリス3号、枝17cm、間60cm、3本針。途中からさしえ→食い良)

<<森西さん>>
釣果
 イサキ  11匹
・このところ個人的な都合で例会の欠席が多かったので6月例会のイサキ釣りを楽しみに参加しました。
・前日の豆アジの好調に気を良くして途中で、いつもの御坊市のオークワで夕食の弁当と飲み物、翌日の朝食を購入。
・仮眠所には早く到着、楽しくウメッシュを飲みながら夕食。
・明日の例会にはよく睡眠をとって酔い止めを飲んで挑戦するぞと思い、早く寝たつもりだが、なかなか興奮して結局は良く眠れなかった。
・翌日は、準備よろしく臨んだのだが、最初の場所で皆さんが次々と釣果を上げているのに結局、小型を5匹釣り上げたが、リリースサイズが3匹もあった。棚が分からなかったようで、当たりがほとんど無く釣ったというより釣れていたというのが本当だ。
・二度目の場所でやっと当たりがあり、1匹だけ少し大きいのが釣れて気を良くしたのもつかの間、やはり小型ばかりで数もやっと5匹が釣れた。
・最後の場所で、小型だが立て続けでつれたのだが数は、3匹どまりだった。
・前日の豆アジ釣りで幸運を使ってしまったのかなあ! 次回に期待しています。
・仕掛けは、船頭仕掛けでした。

<<田中利晴(初参加)さん>>
釣果
 イサキ:21匹
 イワシ: 1匹 
 色々お世話になり有難うございました。お陰で腰が痛くなるまで頑張れたのですが釣果は21匹でした。30匹は軽く超えてると思ってたので、思わず数え直しましたが同じことでした。しかしながら30cmオーバーが2匹、28cm前後が19で大いに満足しています。
 昨夜はサッカーのワールドカップ出場も決定したし、何やかやと大いに気分良しです。ちなみに深夜TV観戦のビールの供はイサキの白子でした。

<<阿部さん>>
釣果
 イサキ:21匹
 イワシ: 1匹
 今回は右舷の艫と最高のポジションを与えてもらって、爆釣の期待に胸を膨らませて挑んだが、前半4時間余りは全く魚信がなく、無為に餌をばら撒くだけの釣業となった。
 船頭が「今日の潮は難しい」と言っていたように、流れは終止右舷艫から左舷みよしへ向けて流れていたようである。時々ポツリポツリと釣れても型が悪く、イサキ釣りもこんな事があるんだと思い知ったしだいである。
 最後の1時間ばかりは潮の流れが変わり、猛ダッシュを掛けたが、それもつかの間、20匹台に乗せるのがやっとだった。
 仕掛けは船頭仕掛けを使ったが、食ったのは大島さんに分けていただいたオキアミを付けた先端だけ。これがなかったら釣果ゼロに終った可能性もある。大島さんには深く感謝します。

<<大島さん>>
 辻野さん、初めての幹事、ご苦労様でした。値引き交渉は有難うございました。次回も是非お願いします。
釣果
 イサキ 26匹(20センチ〜31センチ)
 釣座の抽選では昨年に続いて大艫を引き当てたので「ク−ラ−満タンの早帰り」とほくそ笑んだのも束の間、風と潮の方向が逆で釣りにくくて刺し餌も取られない状態が続き7時過ぎにやっと10匹で(昨年はク−ラ−満タン)潮の方向が変わるのを待ったが最後まで不調だった。
 その後単発のアタリで16匹を加え26匹になった。
 潮は右舷の艫から左舷のミヨシの方向へ流れていたので左舷の胴の間からミヨシの釣座の人の釣果が良かったはずだが「釣テクの個人差」があるので皆さんの釣果報告の集計結果を見てのお楽しみとしよう。
 なお、同日の印南、木下丸のHPを見ると「潮と風が逆で釣りにくかった」と書きながら竿頭は169匹、平均で70〜100匹の釣果とあったので釣座のせいではない??

<<山本さん>>
釣果は
 イサキ:24匹(Min20p〜Max31p)
 辻野さん、初めての幹事いろいろと大変だったでしょう、ご苦労様でした。又、奈良組の間際での前泊メンバーへの変更など、ご迷惑お掛けしました。おまけに、海南湯浅道の夜間工事というおまけまで付きました。前日が雨模様だったので当日の天候が心配されたのですが、比較的好天に恵まれた例会で良かったです。
 小生担当の3月のメバルと違い、坊主の人は無し、皆さんそれぞれ満足の行く釣果だったのでは?
 今回から参加の田中利晴さん、今後ともどうぞ宜しくお願いします。

<<岡田章さん>>
 辻野さん、初めての幹事は大変だったとおもいますが、大変楽しい釣行になり、またそこそこ釣れたので大成功だったと思います。特に前泊が大部分だったのでお互いに大いに釣り談義等で花が咲き、田中利さんをはじめとして、一層懇親が深まったと思います。
釣果
 イサギ :30〜36cm 16匹
      22〜29cm 22匹 (20cm以下 4匹リリース)
 マルハゲ:20cm     2匹
[感想]
 釣り座の抽選で左舷の一番前ということで、今日はだめだな、余り期待せずに好きなことをやってみようと思いながら、乗船しました。
 最初は前の晩に印南の近くの釣具屋で買った目玉付きのイサキ仕掛けで始 めたところ一投目で大型が釣れました。しかし、ハリスが4号と太かったためか其の後はあたりが来なくなったので、この仕掛けはやめました。
 なお、最初から最後まで刺し餌のオキアミは常につけていました。
 色々考えて、東京へ行った際に購入した「房総仕掛け」に変えてみました。
 これが的中して、以後、連続で釣れ続けました。特に30cmオーバーの大型がダブルで3回きました。途中でしゃくるようなあたりが来た時は全く食い込まず、食い逃げばかりでした。そして、釣れるときはあまり明確なあたりがなく、おとなしいあたりのときに確実に釣れていたことが特徴でした。
 最後の釣り場では4.5mのマダイ・イサキ仕掛けで、あわよくばマダイを、と色気を出してみたのですが、全く釣れず、空振りでした。
 結果として、数は70匹も80匹も釣れたわけではありませんが、30cmオーバーの大型が半分近くもあったことが何よりの釣果だったと思います。
 「房総・剱崎仕掛け」の仕様は以下。
  ・全長3.5m、枝20cm
  ・2号ハリス (黄緑色のフロロカーボンで軟らかい)
  ・先   針:空針(金メッキ)
  ・二番目針:白色の糸を巻きつけた擬餌針
  ・三番目針:緑色の糸を巻きつけた擬餌針
  ・その他の特徴
   針の結び目のところに小さい半球状の「泳ぐビーズ」がついていて、しゃくるたびに
   針が踊るようになっていたことです。(これの効果は不明)
  ・メーカー: YAMARIA Corp.(YAMASHITA & Maria、中国製) 型番IUN3B
   http:////www.yamaria.co.jp/

<<野村さん>>
釣果
 イサキ 29匹
 ホームページでは少し前まで爆釣の気配でしたので、すごく期待して、昨年を上まる釣果をと、頑張ったのですが、29匹に終わって残念です。
 年に一度のイサキを刺身と塩焼きで食しましたが、これがまた・・おいしい!。
 よけいに、数が少なかったのが残念でした。でも、大きな問題もなく、天候に恵まれ気分よく釣りをすることができました。次回の例会では頑張ります。(毎回同じことを書いていますが・・・)

<<森さん>>
釣果
 イサキ:16 
 辻野さん、幹事ご苦労様でした。入念な準備をいただき快適な釣行となりました。心配だったお天気も味方してくれたようです。
 今回から参加の田中利晴氏とは昔からの釣仲間で久しぶりの一緒の釣行となりましたが釣座も隣りあわせで楽しい釣となりました。
 私が1番の貧果だったでしょう。 
 直前に読んだイサキ釣のハウツーもののやり方をかたくなに守ったためでこの日の状況にあわせての対応ができなかったのが反省点。ただ数としてはさばくことや冷蔵庫のキャパから言えば適切だったと考えています。(負け惜しみと考えてくれて結構。)サイズには大いに不満。(リリースも多数あった)
 岡田章さんがビッグサイズを連発していたのを勉強させてもらい来期頑張ることにします。

<<三原さん>>
【釣果】 
 イサキ 12匹 (最長30cm 2匹)
 幹事、ご苦労様でした。
 初めてのイサキ釣りで、もう少し釣れればと思いましたが、これも腕と諦め、天候や海況に恵まれた快適で楽しい例会だったと思います。どうもありがとうございました。今後も、宜しくお願いいたします。
 最初のポイントで左舷の皆さんが爆釣状態のとき、小生は左舷胴の間でしたが、一向に釣れませんでした。釣れても取り込みでボチャン。仕掛けは船頭仕掛けでしたが、棚が合っていなかったか、撒き餌の撒き方が悪く仕掛けと同調しなかったか.....
 富田さんに特性マイ仕掛けを頂戴しましたが、全体に食いが渋くなってから、ようやく皆さんとほぼ同等のペースでポツリポツリと釣れ出しました。終盤は左舷は全くだめで、当然小生もだめでした。
 例会の次の月曜日は、職場の仲間に刺身をふるまうのですが、今回は自家消費で魚が残らず見送りです。もちろん、ご近所さんも無し。
【料理】
 30cm2匹は刺身、中型4匹は塩焼き、他にアラの味噌汁、真子・白子の煮付けのイサキのフルコースを夕食で食しました。
 煮付けは森さんのアドバイスに従い木綿豆腐と一緒にやり、真子はちょっとパサつく感があるものの美味しく、特に白子と豆腐はしっとりした食感と旨みが絶品でした。
 白身系の魚のとき、いつもアラで味噌汁をするのですが、事前に料理酒をまぶして冷蔵庫で少し寝かすと、生臭みは全く消え、旨みだけのとても良い味が出ます。新鮮なので、そのままでも十分に美味しいでしょうが、ひと手間かけるぶん、料亭の味になります。残りの中型2匹は後日のソテー用に3枚おろし、小型4匹は背開きにして干物にしました。

<<岡田久男さん>>
釣果
 イサギ:24匹 
 イサギ釣果への期待は大きいものありましたが残念でした。このシーズンのイサギの卵は絶品。刺身、焼き、煮るすべて調理してもらいました。美味しい魚です。

<<黒田さん>>
釣果  
 イサギ 12(24cm〜31cm)
 辻野さん 先般は全力投球で幹事役をお勤め頂き誠に有難うございました。潮の流れには勝てませんでしたがお陰様で楽しい釣りをさせて頂きました。遅れ馳せながらお礼申しあげます。
 何時もながら釣り名人(?)各位との軽口の会話は本当に愉快でした。
 クジで13番を引いて(数はよくないが船尾の3名を除いて右舷最後尾)今日はやったと思ったが船尾の阿部さんを先頭に両隣の大島さん、黒田の3名が船首の如く左舷前方に流れいく。最後のころ本来の流れになった時もあったがその時は食い渋り3本針に全てさしたさし餌も残る状態。
 今回はイサギの顔色を伺いながらの苦戦でした。潮の流れが原因としたいところですが、やはりこれが「腕」ということでしょうか。

以上、天田 記(富田 改変)
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