仙正丸で再度メバル(田中・戒能・天田)

日   時 2006年2月13日(月) 出船6時 納竿午後12時半 
対 象 魚 メバル
場   所 須磨沖、明石海峡
釣 り 船 仙正丸
仕 掛 け (天田のマイ仕掛け)
針チンタメバル7号4本、間隔85cm
ハリス(フロロカーボン0.8号)45cm、幹糸1.5号
錘30号、竿は中通しの20号
え   さ しらさえび
釣   果 田中 メバル 8匹、ガシラ1匹、 
戒能 メバル 6匹、ガシラ2匹
天田 メバル19匹(18cm〜26cm)
 <<釣行記>>
<<天田 幹事>>

 メバルが釣れだすと春はもう近くまで来ていると云う事でメバルは春告魚と呼ばれている。今年はメバルの当たり年なのか、特に神戸明石方面では数が釣れているのと型の良いのが上がっている。
 先月同様、ホームページの釣果と天気予報を見ながら直前に予約して、仙正丸へ行ってきた。
 5時40分に海岸のゲートが開く。
 みんな集まった時点で釣り座はくじ引きで若い番号から順に乗って席をとる。みんな落ち着いたもので我先に席を取るような釣り人は一人も居ない。船頭も助手も親切だし、上がったらお絞りとあったかい缶コーヒーが出る。どこやらの船のように楽しむために釣りをしているのに偉そうに怒られたり、また、どこかの船のように仕掛けを取られる釣り場へ連れて行かない。
 最初に上げたのは隣に座っていた戒能さん、次いで田中さん、二人とも2匹上げているのに私は未だゼロのまま。
 右隣の常連さんはもう5匹も上げている。
 大きいメバルを釣ろうと餌のエビは大きいのを付けていたが船頭の「小さいほうがええ」に従ってやっと1匹、そして2匹目、その時戒能さんは4匹、右隣はもう2桁いっている。仕掛けはマイ仕掛けでハリス25cm、間隔40cm、これが原因かもしれないと、ハリス45cm、間隔85cmのに変えた。
 それから釣れ出しダブルも2回あって、終わってみれば19匹になっていた。
 この日の竿頭は25匹だったから仕掛けを変えてからはまあまあの調子ではなかったかと思う。
 天気は晴れ、風は無く、メバル凪、珍しく冬だというのに手がかじかんで餌付けが出来ないということも無く楽しい釣行だった。


<<戒能さん>>
 今回こそメバルに開眼すべく、ハリス0.8号−枝長50cmの特製マイシカケで挑戦するも以上のような無残な結果となりました。
 敗軍の将道具を語らず、といいたいところだが、シカケの絡まりトラブルで中通し竿を今回ほど羨ましく思ったことはなかった。
 メバル釣りは、本当に血圧に悪い釣りだが、次回はもう少しましな竿捌きができないものか思案中です。

<<田中さん>>
*前回の反省から、棚とり、竿捌きは大きく改善できたが、釣果はいまいち。
*竿頭は25匹で前日も竿頭の常連客だ。
 この違いは、追い食させるためメバルがかかっても竿を上げないこと。数釣りはこれにつきると思います。
*エダスの長さは50CMで、3本ハリでよい。水中で絡まずに漂っていること。
 誘いの必要ない釣りなのでこれが全て。
*エサのエビは小さい方がいいそうです。

今回体得したメバル釣りのポイント(天田)
道具について
 竿 :柔らかいのが良い。20号では硬いと船頭に。出来れば長いのが良い。
テグス:太いと流れでお祭りをする。3〜4号が良いと船頭は言っていたが特にお祭りでも
    しなければ5〜7号でも問題ないと思うが。
仕掛け:これで釣果は決まる。
    幹 糸:1.2〜1.5号。
    ハリス:フロロカーボンの0.8号で45〜50cm。
        余り長くすると糸が絡んで釣りにならない。
        ハリスを幹糸につなぐ時は回転ビーズを使う。
        間隔は85cm。
    針  :がまかつのチンタメバル7号。
    
    船で売っているサビキ仕掛けでも釣れていた。
餌はシラサエビ
    大きいのから選んで付けていたら船頭に「小さいほうがええ」と言われ、小さいのから
    選んで付けるとかかりだした。
    エビが回らないように尻尾をちょん切り、エビが丸くなって回転して幹糸に絡まない
    ように3mm位のチョンがけにする。
    エビが真っ直ぐになるように。
    (ひょっとしたらこれが一番のポイントかも。助手がこれだけちゃんとしておけば
    何とかなると言っていた。)
釣り方
 比較的平らな岩場の時は底から50cm、
 起伏の大きい岩場なら1.5〜3m上で絶えず底を取りながらやる。
 メバルは相手あわせで掛かったら追い食い狙いで暫く待つ。
 艫に居た人がサビキ仕掛けで7連チャンをやっていた。
 船頭は私のすぐ後ろで見ていて「絶対合わせたらあかん、じっとがまんや」と
 助言してくれた。
 参考⇒ 週間サンデー編集長今井氏のメバル釣り 

以上、天田 記(富田 改変)
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