経ケ岬沖の真鯛釣り(奈良組)
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<<岡田章さんからの報告です>>
新年早々大変縁起のいい報告です。
2005年の初釣りに、長年行きたいと思っていた念願の経ケ岬沖の真鯛釣りに行ってきました。一中からずっと釣果を見ていると、真鯛の釣果が、とにかくものすごいデータが連日続いていたのでものは試しとばかりにいってみました。結果、大成功でした。
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釣 行 日 |
2005年1月29日(土) 出船9時少し前、10時〜17時半 |
場 所 |
京都府・経ケ岬沖、白石グリ(宮津港から1時間20分) |
釣 り 船 |
宮津港 光洋丸
第二阪奈、阪神高速空港線経由で池田から中国道に入り吉川から舞鶴自動車道。綾部JCTから京都縦貫道に入り、終点の宮津・橋立ICで降りると、休憩30分込みで約2.5時間あれば十分行けます。距離片道160km。 |
釣 果 |
皆さんよく釣れて満足の一日でした。
後のコメントにいれていますので参照ください。
真冬の日本海の丹後半島の沖で、一瞬のべた凪、快晴の好天に恵まれ、うわさどおりの「日本海三大漁場」のひとつでした。
船頭さんも面倒見がよくて色々新しい釣り方を教えていただきました。 |
仕掛け
道具 |
a)水深
50mから70m。深いときは100mくらいのときもあります。また、潮が早いときは100号の錘になることもあります。
b)餌
撒き餌、刺しえ共オキアミ。
c)竿
3〜3.9m/50号、錘は40号(胴突きフカセは別)
d)釣り方
3時ころまでは胴突き6本針、全長15mの仕掛けの下に5mくらいの捨て糸をつけてその先に錘をつける。全員電動リール使用。錘を底につけて、撒きえを撒いてさらに道糸を5mくらい出す。つまり、仕掛けふわーっとたるんで潮の流れにまかせている状態を作る。其のとき鯛が食ってくる。潮の速さによって棚を変えるため、ステ糸を倍の長さにしました。
夕方からは船頭の指示で錘を10号にして、いわゆる「胴突きフカセ」をやると、とまっていた鯛の食いが復活して、山本さんの62cmや矢野さんのトリプルになったのです。船頭が釣るときは20本位針をつけて100m1以上流すそうです。非常に面白い釣り方でした。 |
<<釣行記>>
<<伊藤さん>>
幹事ご苦労様でした。
岡田さん、今般の釣りは大変お世話になりました。特に、車から運転まで(運転は山本さんも)有難うございました。先ずは厚くお礼申し上げます。
釣果は以下の通りでした。
ハマチ 2尾(50cm前後)
はげ 1尾(30cm位)
鯛 8尾(30cm前後と20cm位1尾)
トラギス 1尾(15cm)
ここでどうも腑に落ちないのはハマチはダブルの後2回ばらしましたが、もう1尾上げたように思っていました。が、2尾しかいませんでした。と、ダブルで上げた鯛の小さいのを含め6尾と思っていましたが8尾です。クーラーの中で化けたのでしょうか。どうも私の記憶なんていい加減なものですね。
天気に恵まれたのと間断なく釣れたので最高の満足でした。ただ、釣り場までの1時間20分。泉佐野も同じくらいの時間ですが、往復ともイライラしますね。それと船頭の好意でしょうが、どこの船頭も釣り場で同じようなところをグルグル回りますが、あれはやむを得ないものでしょうか。
(岡田より:船頭はピンポイントで艫に座っている釣り客の位置に魚のいる磯を合わせようとしているので魚探を見ながらぐるぐる回っているようです。)
電動リール、はじめて使いましたがずばり申し上げますと、あれは無粋なものですね。竿がきゅーんと締まるあの感触、そして左腕に何時までも残るあの重量感、更に魚とやり取りするあの呼吸(いつも乱れてばらしていますが)等々の感動がないですね。従って、今後は出来るだけ手動でやりたいと思いました。
今朝も6時に起きて料理開始、家内が知り合いに鯛2尾、私が高の原の高校の同窓生にハマチと鯛を1尾ずつ届け、先ほど帰宅しました。
お礼と釣果報告が遅れたことをお詫びいたします。
<<矢野さん>>
釣果は
鯛 :9(〜36cm)
ハマチ :1(42cm)
ウマズラ :1
天気は快晴、最高気温15度、波は穏やか、冬の日本海では1ヶ月に1度あるかないかという条件で釣果も充分、満足の1日でした。釣る前から今日は帰りに舞鶴の親戚に寄って鯛を届けると宣言(こういう発言は危険、大抵結果が伴わない)しましたが実現しました。
変わった釣り方です。胴突き仕掛けの下に5〜10mの捨糸を追加、錘(10〜40号)を底につけてから糸を5〜20mたるます。海の中のイメージは10号の錘だと錘は多分、底をころがっている?
<<山本さん>>
自己研鑽会での経ゲ岬初釣りということで、参加したのですが、朝9時に出船、夕方4時ごろまでの釣果は30センチのウマズラ1匹のみの貧果でしたが、4時ごろに時合が来たのか4匹釣れた後の最後の一投で62センチの真鯛をゲットできました。
幸先の良い初釣りに満足満足と言ったところです。
以下当日の釣果
ウマズラはげ:30cm(1匹)
真鯛:35cm(2匹)、30cm(1匹)、20cm(1匹)、62cm(1匹) でした。
経ゲ岬での釣りは宮津漁港を出船しますので、経ゲ岬沖までは約90分かかりますが、交通便は意外に近く、奈良からは約160キロメートル鷹巣より近いので、例会にも可能では?
<<岡田章さん>>
釣果は以下で一応満足です。
ハマチ 40〜45cm 4匹(トリプルが一回あり)
真鯛 28〜34cm 6匹
レンコ鯛 23〜24cm 2匹
この日は真冬の日本海には大変稀な絶好のつり日よりでしたが、釣りのほうも近年まれに見る良い釣果でしかも平均的に良くつれたので皆さん満足の一日だったかと思います。特に現場に着いてすぐ、第一投目ですぐハマチがつれた伊藤さんは真鯛も8匹の好調果、胴突きフカセの山本さんの62cm真鯛と矢野さんの納竿間際の真鯛トリプル、出発前夜の夢が現実になったことは大変満足だったのではないですか?
釣り方がユニークで、胴突きフカセは話には聞いていましたが、現実にやるのは初めてということでしばらくは「経ケ岬」にはまりそうです。船頭に聞くと4月の鯛釣りはもう予約が入りつつあるそうで、早速相談して入れたいと思います。ただし、船は西舞鶴の「秀吉丸」も同じ釣り場で連日、光洋丸以上に釣っているのと餌・氷込みで料金表示しており少し安いのでこちらも検討して見ます。
添付の写真は携帯電話のものゆえ解像度が悪いですが、勘弁してください。
田中一男会長殿
いつか、例会にも検討してみてはどうかと思います。
宮津の民宿「吉田」は一泊一食(?)で6500円といっていました。光洋丸は船は3艘用意できます。
普通なら20人乗り位の船に4人で乗って一人16,000円です。ただし、餌、氷は別。
距離も片道160kmで越前よりかなり近いです。
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以上、天田 記(富田 改変) |
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