印南・勝丸でイサキ(9月例会)
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今月は確実に土産が期待できる印南のイサキ釣りに出かける。本来印南の「勝丸」は鯛を得手としているので期待を込めて対象魚を「鯛・イサキ」としたが、結果、鯛は富田さんのみとなった。
イサキは森西さんがベテランをはるかにしのいでダントツ、後に続く新人が居ないとはいえ最早新人とは言えなくなってしまった。ベテランしっかりしいや!!!
ともかく、今回は釣り座での差が大きく出たようだ。
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釣 行 日 |
2003年9月20日(土)出船6時半 |
天 気 |
曇り時々雨、微風、気温24度前後、、数十m周期のゆるいうねり |
潮 流 |
2時の方向から8時の方向へ。道糸の角度は水面に対して約30度 |
釣 船 |
勝丸(印南港)釣場は港から15〜20min |
対 象 魚 |
鯛とイサキ |
仕 掛 け |
イサキは100号鉄火面 2m程度の3本針サビキ(いずれも船頭が準備) |
釣 座 |
右舷(前から):田中、山本、安井、丹松、矢野、阿部、加納
左舷:富田、人見、森、岡田章、大島、岡田久男、森西 |
幹 事 |
阿部 |
釣 果 |
右舷 イサキ アジ その他
田中 7 5 ウスバハギ3(44cm),トビウオ1、いわし15
山本 27(17-22) 5(16-22)
安井 27 4
丹松 19 4
矢野 27 7 ウスバハギ(41cm)
阿部 30 3 さば1、ウスバハゲ1
加納 30 8
左舷
富田 19 3 ウスバハギ1、45センチの真鯛1
人見 9 9 ウスバハゲ1
森 14 6 ウスバハギ1
岡田章 31 12 ウスバハゲ5(38-44)
大島 45(18-28) 13(18-28)
岡田久男 52 ウスバハゲ1
森西 67(14-24) 17(22-25) |
<<釣行記>>
<<阿部 幹事>>
例会の前日、由良の先にある戸塚海岸でイワシの波止釣を楽しんだ。15cm前後のイワシが面白いほど釣れた。撒き餌もないサビキにどの様にして獲物が絡み付いてくるのか、大変参考になった。
しかし、印南沖の現実は厳しく、第一ポイントでは釣果1匹。第二ポイントで加納さんが見つけた棚にあわせてやっとつれ始めた。潮の流れが早く、道糸が船べりをこすり、魚信はなかなかつかめなかった。うすばハゲが掛かったとき、その強力な引きに、初めて釣の醍醐味を味わうことができた。
<<人見さん>>
幹事さんありがとうございました。
2ヶ月ぶり、生まれて初めてのイサキ釣り、しかも手釣り。少し手に身が入ってますが(重かった)楽しい釣行でした。初めは天秤に絡んだハリスの処理で船酔い気味でしたが釣れだすとそれも
治り、手釣りのあたりを楽しみました。もっとも、あたりはあるが魚はついてないとか、針を取られるとかがっかりも多かったです。新人はやはりあまり欲張らずに短めのハリスで着実に処置するのが懸命なようです。
肝心の釣果は貧果でしたが、まあ下手なさばき手でも十分3枚におろせる大きさが数枚あり、まあ満足しています。
10月例会では、80センチのヒラマサが釣れるとのことなので、実現するよう、よろしくご指導お願いします。
<<丹松さん>>
阿部さん、幹事ご苦労さんでした。
結果的には前泊時のいわしの刺身が最高の釣行の収穫となりました。当りが判らず、引き上げてみて「アッ釣れてた」、「駄目か」の迷走。「当り」喜んでと引き上げれば、お祭り。がっかり。シカケの補修と手際の悪さでしたが、ソコソコノ釣果でした
<<森西さん>>
9月度の幹事、ご苦労様でした。
台風15号の風、波が心配でしたが、無事に船が出て、 2ヶ月ぶりの楽しい釣行になりました。少し雨が降ったりやんだりでしたが、波の方は、案外小さく、
心配していた船酔いもなくて、籤運も良く、左舷最後部で今回もっとも釣果が期待できる絶好の位置を引き当てました。富田さんや他の皆さんのように、大きな鯛やウスバハゲのような釣って嬉しい外道が釣れなかったのが残念でしたが、釣果(数)は満足できる結果になりました。
私も手釣りで隣の加納さんと3回程度お祭りになりましたが少ない方でした。船頭仕掛けを早々と持参の仕掛け(蛍光塗料を塗った4本針)に代えたのが良かったのか、3本から4本全部に掛かったことが多く、その結果が今回の釣果の一因ではないかと思います。それと、船酔いが無かったので、いつもの体力と根性で手さばきを早くして挑戦を続けた結果でしょう。勿論、腕前をカバーするべく、マイ仕掛けを怠り無くいろいろ準備しました。しかし今回のイサキは6月頃のイサキと比べて小さいのが欠点で所謂「麦わらイサキ」と言われる6月頃のイサキが大きくて美味さも最高のように思います。7軒に配った後、イサキは、大きい物を刺し身と冷凍(焼魚用)に、小さい物は、開いて一夜干し。アジは、焼いて食べたのと、冷凍(焼魚用)保存しました。
次回は、是非とも大物の青物をゲットしたいですね。
<<田中さん>>
小生の9月例会は散々な釣果でした。
釣座と釣果の相関が大きく反映しました。
釣座 右舳先
釣況 小潮回りなのに、潮が右舷から左舷に早かった。このため鉄仮面も180号(通常100号)で、いつもより当りが取りにくい。加えて、釣糸が船側・船底にこすり全く釣りにならなかった。
<<森さん>>
幹事ご苦労様でした。
台風もたいした影響がなくよかったですね。随分不漁ですが実は前半は完全ボーズでした。隣の岡田章さんがガンガン釣っているのでおおいにアセリました。釣れない原因がヤッと判明して釣れだしたのは後半にはいってからでした。
それにしてもあの重い仕掛けを急潮のなか50メートルも上げ下ろし続けるのは重労働ですね。
手のひらにもいくつか傷跡が残りました。誰かが言っているように準備・作戦の重要性を再認識しました。
<<大島さん>>
幹事さん貸切にして頂いて有難う御座いました。
小潮まわりにしては右舷から左舷への潮が速くて右舷の人はイサキのゴソゴソとした小さなアタリが道糸が船べりにこすれて分かり辛く苦労したと思います。左舷に座れたのは籤運が良かったのでしょう。
<<山本さん>>
阿部さん、例会幹事ご苦労様でした。
心配していた台風15号の影響も通過前ということで、雨を除けば比較的安定した天候に恵まれた例会でした。特に外道?で富田さんのマダイ(50センチ位?)の釣果には脱帽、おめでとうございます。
富田さん曰く、
今年はマダイはもうたくさんという贅沢なコメントにうらやましい思い・・・・
皆さんの釣果は釣座によりかなりの開きがあったようですが、特に右舷に座った人は、所謂2枚潮のせいで道糸が船べりと船底の両方に擦れて、当たりが今ひとつわかりにくかったように思います。私も右舷に釣り座が当たったので、この点苦労しました。
いつも思う事ですが、安定した釣果を挙げる人はそれなりの事前準備、努力が十分出来ています。豊富な自前の仕掛け、付け餌の準備(今回)、荷物になっても竿の持参、等々状況変化に柔軟に対応できる準備をしてきています。皆さん何事も努力、努力と事前準備を怠らないようにしましょう。
<<矢野さん>>
印南の釣りは一番辛い(遠い、出港が早い)
今年は6、10月、印南の例会は共に前日は東京出張で一睡もできませんでした。趣味でストレス解消というよりも自ら死期を早めているのでは?という不安に陥ります。
今回の釣果は丁度よい量です。余り釣れないのも困る、釣れすぎる(8月のスルメイカ)のも楽しさははもう一つ。
<<富田>>
幹事さん、ご苦労様でした。
雨はありましたが無事例会が終了することができました。これもひとえに阿部幹事のおかげだと思います。
さて、肝心の釣果ですが、外道で45センチの真鯛をゲットしました。
(勝丸のホームページ参照:http://minnaga.com/katsumaru/index.htm)
今年は真鯛づいています。そろそろ真鯛は卒業し、10月の例会に向けて青物で頑張ります
<<加納さん>>
私としてはまずまずの釣果で満足しています。
定年後の自由な身を利用して、金曜日朝から出発。安井さんと同行して、紀ノ川サービスエリアで阿部さんと合流して3人で湯浅の釣具店で情報を仕入れ、阿部さんに案内して貰い、いわし釣り、入れ食いとはこんな状態を言うのかと大漁でした。短時間で切り上げ、他の獲物を求めて漁場を移動したが、今ひとつ。観光、温泉を楽しみ仮眠所でいわしの刺身を仮眠者全員でおいしく頂きました。阿部さんありがとう。
本番はとなりの森西さんがどんどん釣り上げるのに右舷の我々はさっぱり。船頭から潮の流れで、右舷は少し深くしてはとの助言で2,3メートル延ばしてからようやく釣れ出しました。艫の場所の関係もあり私は自分では大漁となりました。右舷の前方の方は気の毒でした。サビキは途中で場所変えも検討する必要があるのではと思いました。
<<岡田章さん>>
9/20は幹事ご苦労様でした。台風15号の風を心配しましたが、無事船が出て楽しい釣行になりました。手釣りではじめると度々お祭りになってしまい、1/4位の時間はそれを解くのに費やしてしまいました。原因はどうも水面付近と海底から海中付近の潮流が異なる方向に流れていたため
と思います。いわゆる2枚潮でしょう。しかし、どうにか二回目の場所でイサギがコンスタントにつれ始め、なんとか満足のいくレベルになりました。それにしてもウスバハギの引く力のすごいこと、何度か真鯛の三段引きに近い強引きもあったので、期待もあつたのですが、真鯛はなしでした。ウスバハギの歯はギロチンのようになっていて合わせが遅れると大抵仕掛けを切られました。目の前で切って逃げたのもいました。皆さんのハリスをきられたのも多分この魚でしょう。当然ながら、針がしっかり口にかかつていると切られませんでした。帰宅して、ウスバハギを3匹刺身にして食べたところ、半透明に近い白身で、大変美味しく満足満足。
今回のイサギはあたりがかすかにあるだけなので、最初はかなり逃げられましたが、途中から「こつこつ」や「ごそごそ」きた時にすかさず合わせると確実に掛かってきました。
<<安井さん>>
9月度幹事ご苦労様でした。
少しうねりがあり、雨も降っていましたがカンカン照りにはならなくて、まあまあの釣り日和でした。右舷は船の底に幹糸が当たって引きが良く判らず潮の流れが速かったようです。左舷の人たちに餌を良く撒きました。前日に釣ったイワシを帰って「ツミレ」にしてスマシ汁にしましたが大変美味でした。
以上、天田 記(富田 改変)
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