湯浅・玉市丸で白浜沖へスルメイカ(8月例会)

<<天田 幹事>>
 とにかく入れ食いでした。
 午後7時20分ごろから釣りだして9時半頃には早くもクーラー満タンで「もう帰ろうか」と幹事が皆に打診。それでもこの日に備えて大きなクーラーを持ってきた人はがんばる。クーラー満タンの人も、この大きなクーラーを満タンにすべく釣り続け、結局午後10時には全員がクーラー満タンになった。
 最初80mから始めて、だんだん棚は上がり、30〜10m位で仕掛けを下ろす途中で糸がふける。急いで上げるとかかっている。3連、4連あり。
 陸に上がって船頭曰く
 「イカ釣りは技術の差がはっきり出るんや。わしなら皆の3倍は釣るで」
 (へー、そんなもんかいな。何がそうさせるんやろ)
 「かかったら追い食いなんか考えんと、はようあげることや。電動なら速いスピードで上げる。イカは強いから切れることはあらへん。とにかくはよう手返しをやらんとあかん」。
 これがイカ釣りの技術だそうである。我々そんなにもたついていたかいな。
 要は手返しを素早くやることらしい。
 ところが、我々、あのスッテの針に悩まされる。どうしても針に指されるのを警戒して手返しが遅い。追い食いを期待する。この辺が船頭の言う「腕」というところか。
 なにはともあれ、天気予報では「雨」「波2m」だったのが外れてよかった。あとで聞くと昨日までイカは良くなかったそうである。(ボーズのときもあったらしい)
 それらを考えるとなんとラッキーなことか。
写真は玉市丸のHome Pageをご覧ください。


釣 行 日 2003年8月12日(火)午後4時45分出港 午後10時納竿
天気海況 曇り、波1〜1.5m、風力3
対 象 魚 スルメイカ
魚   場 白浜沖
幹   事 丹松
参 加 者 田中、天田、安井、丹松、岡田H,森、矢野、大島、宮崎、岡田A
釣   船 玉市丸 
仕 掛 け  船頭仕掛け イカスッテ6本、上に単3豆玉、錘100号 
手釣りまたは電動竿釣り
釣果概況 田中  66
天田  67(持って帰ったのは42)
安井  45(持って帰ったのは98匹で援助が53匹)
丹松  47+α
岡田H
森   52
矢野  48
大島  52
宮崎  62
岡田A 77(持って帰ったのは57)


今回は最多釣果にトロフィーが授与されます。
<<釣行記>>
<<丹松さん>>

 お疲れさんでした。チョット早い納竿でしたかな??
 するめいか47杯+α(矢野さん、岡田Hさん,安井さんへ)
 ・・・昨年より少なくて満タンなのは大物が多かったのかも?
 さば2匹(43cm,40cm)
 スルメイカは塩辛、一夜干し、昼食は茹でて生姜醤油で、今夜はイカ飯、さしみといかずくしです。さばはきずしにしました。

<<大島さん>>

 幹事さん大漁の企画ありがとうございました。
 生駒組は4人乗りの為大型のク−ラ−が載せられず26Lのク−ラ−に統一したので蓋が閉まらないほど満タンになりましたが52匹でした。どういう訳かゴマサバが8匹も釣れスッテをはずすのに相当ロスしたと思います。それにしても正味2時間ちょっとの釣りで大満足の釣行でした。

<<岡田章さん>>

 幹事さんご苦労様でした。
 はじめての湯浅⇒白浜沖のスルメイカ釣りは約3時間の興奮の連続で大満足の一日でした。電動リールのしゃくりもありましたが、基本はやはりスッテの色とスッテが落ちるときに良く乗ったことでしょう。以下釣果を報告します。
a)スルメイカ
 私のクーラーは26リッターに押さえたので21時前くらいに満タンとなり、以後は安井さんと岡田Hさんのクーラーを満タンにして上げようとバンバンつりました。
 以下釣果。 
  *クーラーて゜持ち帰った実数          57匹
  *安井/岡田Hさんに渡した推定数 Min.  約20匹
                       合計 77匹
b)サバ  30cm前後               3匹
[コメント]
a)今日のポイント
*3連があたりまえでしばしば4連がきたので、電動リールではとても上げられなかった。4連でも面白かったのは一本のスッテにサバが掛かりそのサバにスルメのでかいのが食いついて頭をかじっているままあがってきたことです。これが最高に重かったです。
*スルメはスッテが落ちるときに乗ることを実証されました。特に後半は仕掛けを落としてゆく途中で乗ることばかりでした。(マイカはスッテがあがる時に乗ります)
*良く乗ったスッテ:
@黄色の糸巻きタイプで目玉のついたものが最高
Aハリス側が赤で針側が黄色のもの    
 今年小浜のマイカ釣りとスルメイカ釣りを含めて合計5回イカ釣りに行きましたが、いずれも黄色が良く乗りました。
*スルメイカの処理
 沖漬けはやや飽きたのと臭いがきついので、開いて少し塩を振って一夜干しにして冷凍庫に入れました。
b)船頭さんについて
*助手の人も面倒見が良くて、船頭も釣らせてやろうとして一生懸命でしたね。
*これからN.紀南丸は止めて玉市丸にしましょう

<<宮崎さん>>

 釣果
 スルメイカ 62匹
 サバ     3匹  
 今思えばサバは持ち帰って刺身・煮付けにしたほうが良かったかな。田中さん返してえーっ・・。
コメント
 竿及び仕掛け
 仕掛け 船頭仕掛け
 リール 電動リール
 竿   関東ではアジ釣りに使うビシ竿 竿長 1.8M おもり負荷 80〜130号 先調子
 短竿で硬い竿はスルメのように強く引くイカには使いやすかった。しゃくり上げて1〜2秒後にあたる事が多かったと思います。もちろん後半は20M付近でイカが食い付き止ってしまいましたが。また2匹ぐらいまでなら何とか電動で巻き上げられましたが4匹・5匹とかかると全然巻けず結局は結局は匹数にかかわらず電動の動力は補助として使用し手で巻き上げました。もっと強力な電動リールを買おうかなと迷っています。
 9時30分にはクーラーも一杯になり私は釣りをやめましたが他の人は時間一杯頑張っており、釣師魂は見習うべきですね。今度は、マイカでも今度みたいな爆釣をしてみたいものです。
 出向先に仕事が出来ましたので、13日の午前中に東京に急遽帰りまして、今北浦和の単身赴任社宅にいます。今年のお盆休みは短かくて残念です。

<<森さん>>

 電動でやりましたがすぐにクーラが満タンになり9時半にはきれいに納竿し早めに船室で休んでいました。27リットルのクーラーには2リットルのペットボトルに水をいれて凍らせたもの2本と砕いた氷をポリ袋につめたものをいれてあり玉市丸の氷は入れなかった。おかげでイカはきれいな色の状態で持ち帰ることができました。釣果の半分は近所に配り残りをさしみ、一夜干し、塩辛としました。いつもながら雨にも降られず、海もおだやか、更には今シーズン1番と船頭がいう釣果に恵まれるなど、メンバーの強運に驚き、丹松幹事のご苦労に感謝します。

<<矢野さん>>

 スルメイカ 48(〜27Cm)
 サバ     7(〜41Cm)
 イカ釣りは小浜へは何度も行っていますが 和歌山は初めて、船頭仕掛けの手釣りと竿釣りの2刀流でやろうと思っていたが大間違い。手釣りだけで大忙しのバカ釣れ、ここ最近は貧果続きなので嬉しい釣果なのですが考えこんでしまう。果たしてこれが釣りか? 腕で釣ったのではなく勝手に釣れた。何がおもしろいのだ!贅沢な悩みですが 勝手に山ほど釣れるバカ釣れも困りものです。

<<田中さん>>

 幹事ご苦労さんでした。これだけ釣れると釣というよりは漁労の色彩が濃いですね。おニューの35L薄型クーラーが始めて満タンになりました。
 スルメイカ 66匹。MAX28CM。大型サイズ多い。鯖6匹。全てゴマサバです。
<コメント>
*道糸が2度切れた。が、幸運にもシカケロスなし。
 イカをスッテから外し、投入しようとしたら道糸がシカケの上で切れていた。
 助手のおじさんに直して貰った。1時間後に再度同じ症状が発生。船頭に叱られた。 
 →→釣には、影響なかったがロスタイムが大きかった。
  トロフィーがとれなかったのはこれが原因です。
  帰宅後、道糸を再度チェックする。
*シカケは船頭シカケを使用。
*スッテによる指キズ防止に、薄手のゴム手袋が有効だった。
*復路の運転は楽勝。AM3時に帰宅。

<<安井さん>>

 8月例会幹事御苦労様でした。
 絶好の釣り日和でしたが、皆さんの援助でクーラー満タンになりました。どうも有難う御座いました。近所に70匹ほど朝から配り、残りを「つくり、イカ飯、一や乾し」の段取りをしました。
釣果 45匹(持って帰ったのは98匹で援助が53匹)
天田様、田中様
 遠いところを寄って戴き、大変有難う御座いました。今後ともよろしくお願い致します。

<<天田>>

 あれだけ入れ食いだったのに、振り返ってみると昨年より数が少ない。絶対昨年より好調と思ったが。今年は数より型でクーラーがいっぱいになった。昨年は11時半までじっくりやっていたんだ。のんびりと。スッテでの傷も少なかったし。
 実は調子に乗って釣っていたのはいいが、クーラーに海水を入れるのを忘れた。それで、あの大きな氷が余り溶けていなく、イカの鮮度を落としてしまった。釣っている時は海水を入れて、持って帰るときに減らす・・・この鉄則を忘れていた。いけない。
 バッテリーの充電不足で電動リールが途中でウーウー唸った。帰って電圧を計ると10Vも無い。負荷をかけるとぐーっとさがる。「98年8月充電Made in China」 

 もう寿命だね。久しぶりに楽しい釣行だった。幹事さん色々ご苦労さまでした。

以上、天田 記(富田 改変)
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