明石・東二見のタコ

釣 行 日 2003年8月5日(月)
天気海況 晴れ、波穏やか
対 象 魚 タコ
参 加 者 森西、丹松、森、天田
釣   船 明石・東二見 近藤丸
釣果概況 約100匹(船頭さんのも入れて)、最高2.5kg約100匹(船頭さんのも入れて)、最高2.5kg
<<釣行記>>
<<天田>>

 久しぶりに近藤丸でタコ釣り。実は先月(7月10日)出かけたんです。港はそんなに風が吹いていなかったのですが外は風が強くて中止になり、何もせずに帰りました。確かに波があると釣りにはなりません。で、今日出かけました。メンバーは阿部さんと森さんが入れ替わって4名。
 前泊しました。例の古い民家で入ると何だかかび臭い。ゴキブリが走り回っている。朝早くおばあちゃんが暗い奥から弁当を持って現れるよといういつもの段取りだと思っていたが、一向に現れない。4時50分まで待った。「多分港に届けているんだ」、港へ出かけた。近藤船長に聞くと、あのおばあちゃん居なくなって弁当は無し。うへーっ、朝食無し。朝食は森西さんの持ってきたビスケットを分かち合う。
 近藤丸のおばちゃんも亡くなったそうで。
 朝の内は潮は西から東へ、9時頃に止まり、やがて反転。11時頃「帰ろうか、潮がはようてあかんわ」例の調子で船長は言う。潮の流れが速いほうが当りが良くわかって良いのになあと思いながら仕方ない、船長の言うことだから。
 船長に「今年はタコはどうなん?」答えが無い。「少ないの」「うん、まあ」 タコはお盆前までで、後はタコ壷でやるそうである。「タコ以外の時は何をやるの?」答えが無い。
 上がってみると各自24匹づつの分配、但し船長のが1/3含まれている。同じ仕掛けでどこがちがうんやろ。癪に障るのは「今日のお客さん、下手や」と船長が出迎えた女の人に言う。
 何が下手くそなのか考えてみた。
・1つ てんやを遠くへ投げられる確立が低い。糸がたるんで張るまでがロスになっている。
・2つ 糸を絡ませる。これもロスである。
・3つ タコがてんやに乗っているのが分からない。いわゆる当りが読めない。
・4つ 途中でばらさいように、最初にしっかり引っ掛ける。勿論上げる時、糸を緩ませない。
 以上4項目をクリアーすれば釣果は倍になると思われる。
 この釣り、4本の仕掛けを満遍なく手返ししなければならないので疲れる、せわしない。多分、明日当り、腕・肩・腰の筋肉痛間違いなし。私は、2.5kgのを上げた時、根掛かりかと思った。重いが少しずつ上がってくる。上げる途中で船べりにくっついてしもうた。このときになってタコが食いついていると分かったが、どうしょうもない。引っ張れば引っ張るほど、タコは船にしがみつく。ダメ基、糸を緩めて、しばらくして引き上げるとごっついのが上がってきてびっくり。帰って計量すると2.5kg。
 この日はイイダコのような小さいものから大きさはかなりのバラツキがあり多いのは200g前後。久しぶりのタコ釣り、楽しかった。(天田記)
 そうそう、前日は蒸し暑く汗で気持ちが悪かった。港を散歩していると、近くに風呂屋がると。「あ、そうや今日は月曜で休みや」「ちょっと走ったら村の風呂屋があるが、行くか」で、真っ黒に日焼けした上半身裸の漁師を乗せて銭湯へ。そこへ丁度、やーさんが車で同じ銭湯へ。おじさん、全身刺青。おじさんの横で洗いかけると、親切に「シャンプー使いな」(風呂は予定外で石鹸を持ってない。)「あ、それボディシャンプーや、頭はこれや」と、シャンプーをお借りして頭を洗う。風呂へ入ったおかげでさっぱり、ゴキブリホテルで寝るか。

この中の大きいのが2.5kg
仕掛けです 最近皆さん指サックではなく軍手を使うようで

以上、天田 記(富田 改変)
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