小浜・田烏(民宿 羽田)のイカ釣り(7月例会)
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<<田中 幹事>>
例会ご苦労さんでした。
強風注意報の中、釣行できたのは南風であったことに加え会員の強い思いが通じた結果だと感謝致します。底物のアコウ・ソイ・ガシラなどが釣れなかったのは残念でしたがイカは昨年以上の釣果を
収めることができました。
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釣 行 日 |
2003年7月19日〜20日 民宿 羽田 |
天気海況 |
昼間は南風の警報が発令されていたが、田烏湾が北向きのため何とか釣行できた。
夜は風も治まり楽しい釣行でした。 |
対 象 魚 |
アジ・キス・イカ(本命) |
釣 船 |
松前丸(6人) 黒田・阿部・森西・森・富田・人見
冨美丸(6人) 大島・宮崎・岡田A・矢野・山本・田中 |
釣果概況 |
アジは貧果。キスそこそこ。イカはまあまあの釣果。
アジ:両船とも5〜20匹。サイズは松前丸が大。
キス:3〜6匹。サイズは大。冨美丸が数釣れた。
底物:両船ともに風強く、釣行できず。残念!
イカ:3〜30匹。釣果差はマイシカケの差による。数は冨美丸が大。 |
世 話 役 |
田中 |
釣果詳細 |
釣り人 |
キス |
アジ |
マイカ |
スルメイカ |
その他 |
田中 |
6匹
(20-23cm) |
15匹 |
1匹 |
2匹 |
ベラ2匹 |
山本 |
7匹
(10-18cm) |
24匹
(12-25cm) |
4匹
(15-20cm) |
11匹
(22-28cm) |
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矢 野 |
4匹 |
5匹 |
9匹 |
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鯛1匹(25cm) |
岡田A |
4匹
(16-23cm) |
11匹 |
27匹
胴長(15-25cm) |
4匹
胴長(15-30cm) |
ツバス(29cm) |
富田 |
8匹
2匹(トラギス) |
7匹 |
11匹 |
2匹 |
ベラ2、ホウボウ1、
カワハギ2 |
森西 |
1匹(15cm)
4匹(トラギス) |
16匹
(20-27cm) |
4匹
胴長15-25cm |
1匹
胴長25cm |
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宮崎 |
7匹
1匹(トラギス) |
13匹 |
8匹 |
1匹 |
ベラ 5匹 |
人見 |
1匹 |
3匹
(22-30cm) |
2匹 |
1匹 |
ベラ1、タイ1
カワハギ1 |
阿部 |
14匹
(18-24cm) |
釣り人 |
6ハイ |
1ハイ |
ベラ2匹その他 |
森 |
8匹
1匹(トラギス) |
18匹 |
8匹 |
1匹 |
ベラ2、カワハギ2 |
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釣りも楽しこれもまた格別 |
予は満足じゃ |
いつもお世話になっております |
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<<釣行記>>
<<森さん>>
今回は六目釣りですが富田さんの七目におくれをとりました。キスとアジは満足の良形でしたがマイカは全くのミニ揃い。マイカ狙いの3.3m軟調置き竿は特に不調。船頭手釣ミチイトに持参の仕掛けをつけたものにきたのがほとんどでした。
今回の話題は岡田方式のシャックってマイカを釣る、というのでしょう。スッテサイズ、潮、ランプの強度なども影響しているのではと考えていますが・・・。
それにしても強風で出船は無理ではと心配していたものを。。。
イカ釣りのあのナギはなんだったんでしょう。
またしても幹事のこころずかいと全員の熱意の結果??
<<人見さん>>
初めての夜釣(イカ釣)と、いびきで迷惑をかけたかもしれません(すみません)が初めての酒席とごろ寝、楽しかったです。皆さま、ありがとうございました。でも非常に疲れました。更に途中で糸の絡みを直しているとき胸を思い切り船べりに当てたままずり落ちてずっと打ち身で痛かったのですが、月曜日から更に痛くなって病院にいってみると森さんの冗談そのまま肋骨にひびが入ってるとの事。たいした事はないのですが、ちょっと恥ずかしい限りです。
今回の教訓は、
@初心者は出来るだけ仕掛けの長さを短くすること(絡みをとく時間のロスばかりで釣れる可能性のある時間が皆さんの半分以下)
A基本をしっかり学習してくること
B名人のしぐさを良く見て真似ること、盗み聞きすること(質問する知識がない)でした。
8月例会も宜しくお願いします。
2年目は倍増、
3年は又倍増で
4年目には、
森西さんや阿部さんを抜いて一人前になる予定です(^_^)。
<<宮崎さん>>
東京に単身赴任の悲しさで、今年は5月の連休に3回釣りに行き今年4回目の釣り行きでした。
8月のお盆休みは日程変更になりましたので例会に参加できます。今から楽しみにしています。
釣果ですが、イカ釣りはあまり釣った記憶がなく今回も前半は0匹で今回は坊主覚悟をしていましたが、マイカの誘いはソフトにと今までは思っていましたが、誘いに変化を付けた途端に人並みに針掛りをし出し、船頭仕掛けの手釣り仕掛けで釣果となりました。8月のスルメイカは頑張るどー!!
<<森西さん>>
雨は降らなかったので良かったが、風が強く、竿が横風に激しく揺さ振られて、キスの当たりが分からなかった。船釣りの本に書いてあったので今回、スピニングリールで挑戦したのがダメだったのか、成果は期待外れだった。
ついで、アジ釣りは、いきなり大きいのが3匹釣れたのでこれは、数が期待できるかなと思ったが、湯浅のように釣れずにがっかりでした。
夕食後に、今度こそ、イカを2桁釣り上げるぞと思ったがこれも期待外れで、3種類とも期待外れだった。
羽田屋での夕食、夜の宴会、朝食など釣り以外のことは非常に楽しく、美味しく頂いたのが、せめてもの救いでした。
アジとイカを刺し身で食べましたが、大変変美味しかった。自分で釣った釣果を食するのは、釣り人のもう一つの楽しみですね。
仕掛け:
竿 @2.7m 30号+手巻きリール+5本スッテ 釣果0匹
A手釣り:漁師の仕掛け一式これで釣れた
スッテ: 釣れた順 @赤/白のスッテ、A白/緑のスッテ
P.S まだまだ勉強と練習が不足していたことを痛感しました。
<<富田>>
今回は五目釣りどころか七目釣りになってしまいました。
マイカですが、手釣り(船頭仕掛け)で10匹、竿釣り(自作仕掛け)で3匹の釣果でした。手釣りをしながら竿釣りはなかなか難しいものがあります。竿を見ているとおかしい動きがあっても、手釣りの道具を置いて竿を持つと既にイカが離れているのか、うまく釣れませんでした。二兎を追うものは一兎も得ずでしょうか。どちらかに専念したほうが良いかも。
岡田名人の足元にも及ばず、反省しきりです。岡田さんの釣行記を参考に来年頑張ります。
<<田中さん>>
工夫したMY仕掛けも、今年で3連敗です。とほほ・・・・。
よって、マイカのシカケについてNG集をまとめました。(失敗は成功の基、皆さんの為に書き残します)
○松下リチュ‐ム電池・アミノ酸カバー付イカヅノはダメ。
○スッテの目玉付茶色、赤+白まだら、プラヅノもダメ。
→ピンク・ミドリ・オレンジのスッテがいい(岡田名人)
○エダス10CMは短い→20CMに(岡田名人)
○みどりの点滅灯もダメ。→灯はない方がいい(岡田名人)
○オモリ50号はダメ→軽い方がいい。(岡田名人30号)
そこで来年の為に改善ポイント
◎スッテがしゃくりで踊るように。→リーダ、エダ共に太く。8号糸。
◎オモリは軽いものを。潮の速さに注意。
◎スッテの色は、ピンク・ミドリ・オレンジを。サイズ2.5号。
◎リーダ・エダは共に金具なし。→チチワ結び。
<<岡田章さん>>
雨と風を心配しながら田烏の羽田屋に到着。生駒組は富美丸に乗船。さいしょのキスつりは小浜湾の出口のやや東よりでつり始めてすぐ大キスを上げた人が居ました。中でも大島さんのキスはまさにヒジタタキだったと思います。私はあまりあたりがなく心残りでした。
ついで、アジ釣りに少し沖に出たのですが、かなり風が強く3.6mの長竿はほとんどあたりが取れない状態となり、難しいアジ釣りでした。
最後に夕食後にもう少し西よりの沖に船を掛けてイカ釣り開始。しばらくゆっくり巻き上げるだけでは何もこなかったのですが、船頭の二回目のアドバイスをようやく理解できて、とにかく短竿で細かく「しゃくりあげる」という誘いに変えるとすぐ良型マイカが乗ってきました。同時に電動リールの方もしゃくりを強く早いモードに変えるとすぐにマイカがのってきました。今回の漁師の指導は今までとまったく違って、巻き上げながら「細かくしゃくる」ようにする、というのがポイントで、新しい発見でした。しかし、マイカの刺身は大変美味でした。キスもおいしかったです。
なんと下記の黄色とオレンジのスッテにスレでツバス(29cm)が掛かりました。
なお、仕掛けは
竿:2.1m 20号の先調子(ダイワ早船、並継ぎ)+手巻きリール+4本スッテ
3.6m 30号の7:3調子(ダイワ中通し)+電動リール+4本スッテ
手持ちの2.1m短竿が圧倒的に釣れました。
スッテ:釣れた順
@黄色とオレンジの糸を巻いた2号スッテ(東京池袋の上州屋)
A船頭に借りた新品の20号錘付3.5号の赤/白のスッテ
Bピンク/白のスッテ
B2.5号赤と薄いピンクと紫の模様が入ったスッテ
ハリスとエダス:
ハリス:6号シーガーグランドMaxエダス:同上(長さ30cm,間隔1.2m)
本日のポイント
*竿をしゃくりながら上げてゆく。
*エダスは30cmと長くした。
*できる限りスッテは新しいものにする。
*エダスやスッテの頭に金属を使わない。(ナイロンかフロロ)
*スッテは4本くらいが扱いやすい。
*こまめに棚を変えてみて探って行く。
たとえば:@つり始めて1時間程度は水深の半ば30m位で釣る。
Aその後20〜10m位を探る。
Bつれなくなったら、今度は一気に底まで下ろして底から10m程度の間を探る。
P.S とにかくこまめにしゃくっていたため、翌日帰宅してから猛烈に疲れがでてきて、昼から夜遅くまでぶっ通して寝てしまいました。根気強く釣るのも本当に疲れますね。
<<山本さん>>
前半のアジ狙い
予定通りの11:30富丸乗船、この船松前丸に比べて少し小さ目だとかで、松前丸程は沖に出られないとの事で、沿岸近くの沈船付近でアジを狙いするも予想通りの強風で釣りずらい状況、12cm前後の豆アジが主体。
活きの良い豆アジを鼻掛けにした「ひらめ仕掛け」で底を探ってみますと今までに無い違った手応えで、大きく竿がしなりました、慌てて大島さんに玉網を用意してもらいましたが、25センチのアジと豆あじが全部の針に掛り、その内2匹がすれ掛かりに状態だったので違った手応えに感じただけ、大島さんお騒がせしました。
後半のイカ狙い
6:30〜8:00頃まで全くの無反応、ようやく20pのマイカが掛りました。その後ボツボツ掛かりだして来ました。
最初は船頭の言う20メートル近辺で待ってましたが、反応なし、いっその事と思い、一番底まで仕掛けを下ろしたところ少し当たりが出て来ました。仕掛けを底に着くまで下ろし、糸ふけを取り、とんとんとおもりが底をたたくくらいで、待つのも良い釣り方ではないかな?と思います。皆さんの工夫をお聞かせ下さい。
<<矢野さん>>
今回の釣りで私からコメントするべきもの無しです。
岡田さんのイカ釣りはここ何度か一緒にやっていますがフロッグではなく実力です。岡田さんからスルメイカ、マイカの釣り方についてご高配を賜りたいと思います。
<<阿部さん>>
松前丸に乗せてもらった。
船頭は素朴で人柄のよい人だったが、小生のような未熟な釣り客の観点からは戸惑うことも多かった。
この船のタイムスケジュールは? キスつりのコツは? 何時竿を出したらよいの? 等など。
でも縺れて困っているとすっと飛んできて直してくれるなど、たつみ丸のオヤジとは天と地である。
11時半に出航し、第一ポイントではキス釣とのことでゴカイが配られた。専用の仕掛けを忘れたので、サビキを1mほどに切って3本針とし20cmの天秤にくっつけてほおリ込んだ。何回も底を確認し、幾度となく引き上げ餌を確認したが、餌をいじった形跡もなく、無駄な努力が続いた。
結局2時間あまりでキス1匹、ベら2匹の釣果であった。仕掛けはもっと長くしても良かったの
ではないかと反省しきりである。
次のポイントではアジと云うことで、ハヤブサの胴突仕掛けSS-065(針12号、ハリス4号、幹糸5号、枝40cm、間150cm、全長8.8m)をサブマリンの下に取り付け40号の錘をつけてほおリ込んだ。最初は船頭の示唆で、60mの底から少し上で何回かトライしたが空振り。船頭がオキアミを刺し餌として、配ってくれたので、手間をかけて付けることでやっと8cmの豆アジを1匹釣り上げた。諦めかけた頃、隣の黒田さんが大物の連隊旗を釣り上げたので、棚を聞き、40mに焦点を絞って誘いをかけると、初めて確かな手応えがあった。ゆっくりと上げると次々にアタリがあり、最後の15mは持ち上がらないほどになった。25cm級が4匹と久しぶりの釣果に満足した瞬間である。それから何度か2連、3連を引き上げ、仕掛けが長いため、何度かは取り込みに失敗しながら、何とか二桁台を確保した。最後は、船頭の「ここは魚礁の上」と言う声を聞き、釣ったアジをそのまま底まで下ろしてみた。暫くして強い引きがあり、リールを巻くと竿が大きく曲がり、大物の手応えがあった。急いで巻上げようとした途端に軽くなり、見事に取り逃がしてしまった。仕掛けを引き上げるとアジも消えてなくなり、幸いに針だけは残っていた。
今回の教訓は、アジが高く上がっているときは、底に何かあることを期待した方が良い、ってこと
である。午後便の釣は、強風、荒波の中での釣りであったが、十分楽しみ、満足しての納竿であった。帰りの船旅はさながら絶叫マシン、水しぶきを全身に浴びながら、船べりにしがみついて身体の姿勢を保つのがやっとの20分間。USJも真っ白という所か。僚船は錨トラブルで20分近く遅れて帰還。ハラハラの半日でした。
夜の烏賊釣りは6時半出発で、風も波もおさまり、予報の出ていた雨も降りそうにない。穏やかな
往路の船上で黒田さんがマイ仕掛けを作ってくれ、準備不足の不安も吹っ飛んだ。また昨年を思い出
して、アジの仕掛けの準備もした。ポイントに付いて、船頭の、「8時ごろまでは掛からないからゆっくりして!」との声を尻目に、マイ仕掛けとアジ仕掛けを2本の竿に託し、手つりの船頭仕掛けに注意を集中する体制をとった。暫くして、「竿に何か掛かっている」という船頭の指摘で巻上げるとお隣とお祭り。これを2度繰り返して、マイ仕掛けをギブアップ。アジ仕掛けも手間がかかりギブアップ。結局、船頭仕掛け一本で行くことにした。電話連絡をとっていた船頭からの「9時ごろまでないようだ」との声どおり、9時までは何のシグナルもなし。黒田さんが20m位でヒットしたのをきいて、25m位から、ゆっくり引き上げながら神経を集中して誘いをかけると、微妙なアタリがあり、引き上げてみると胴長が掌サイズの真烏賊が汐を吹きながら上がってきた。
以後、20m、40m、50mと深さを変えながら、苦闘の結果、結局7ハイの釣果を得た。それ以外に、ユビ一本が付いていたのが3回、ぬるぬるが付いていたのが3回と、仕掛けに纏わり付いたらしい痕跡があったのが何回かあった。しかし、今回は、最後までこれが真烏賊のアタリであるという感触とタイミングを掴みきる事ができなかった。結局、"ゆっくり上げて行き、若干重みを感じたら、少し振ってみる。掌の重量センサに神経を集中させて、重みの変化を感じ取る以外になさそう"というのが結論である。
重量の変化をより良く感じるには、錘を軽くすることぐらいか。しかし、あまり軽くすると、素早く棚にたどり着かない可能性がある。今回は40号を使ったが、20号位いでも良かったのではないかと今更悔やまれる。スッテの色、形などの違いによる食い違いが議論されていたが、良く分析してみると、"大きな違いはない"というのが小生の結論だった。船頭仕掛けは各種の色のスッテが4本で、スッテ間は2〜3mで、枝は20cm程度という所。これに満遍なく乗った形跡があったようだった。
【次回に向けての反省事項】
1.船頭にはいろいろな種類がある。今回の船頭はもっと相談をもちかけた方がよいアドバイスをもらえたかも知れない。たつみ丸のトラウマから早く逃れることも必要。
2.夜釣りは蓄光型ルアーとタモ準備しておくとよい。時々面白い魚が船べりに姿を現す。
3.サビキ釣りで底ものをねらうため、錘の付け根に30cmの枝針をつけてみた。結果は縺れを誘うだけで、釣果は全くなし。底枝をつけるとしたら天秤をかますべきか。
以上、天田 記(富田 改変) |
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