11月例会に先立ってタチウオの練習に行ってきました。
<<釣行記>>
<<天田>>
今回は、隣の席に名人が居て結構勉強になりました。
船頭の忠告も含めて報告いたします。
その1:ケミホタルは大きくて新しいのがいい
先ず最初、船頭に「こんなんあかん。今日は水が透き通っているからましやけど、こんな暗いのはあかん。古いのと違うか?」、「うん、昨日、上州屋のバーゲンで買うてきたんや」、「そんな在庫処分品はあかんで。3つも4つも付けたらいけるかもしれんが」、上州屋でSIZE75(180円)を120円のバーゲンで買ってきた。「電気のん、どう?」、「あんなもんあかん」・・・そうかなあ????
その2:餌のいわしの尻尾は針にそうように
海老のようにいわしは真っ直ぐにつけない。しっぽの方は針に沿わせて海老のようにする。(いわしを針と平行につけるとしっぽの方が針から離れて、餌だけ噛み切られる。)
その3:底から1−2m位が棚、小さくしゃくって誘いをかける
仕掛けを底に着けてからリールを5−6回巻きとる。これが棚とおぼえよ。そこで小さくしゃくって誘いをかける。船は移動しているので絶えず底合わせを怠らないこと。
その4:釣ったタチウオは大切に
船頭「そんなことしとったら売値が半分いや4分の1になるで。漁師は絶対そんなことせえへん」
実は釣り上げて甲板でバタバタさせていた。銀色の鱗に傷をつけるようなことをしたらあかんそうです。クーラーは氷だけでは乾燥してダメ、塩水をはること。氷をビニール袋に入れていたら「こんなことしとったらあかん」とあかん連発ですわ。
おかげで勉強になりました。
その5:タチウオの一夜干
今度はおばちゃんが登場。
「ちいさいのはな、3枚に開いて塩水(海水程度)に30分程浸して干すと美味しいよ」 ただし、帰ってやってみたが、小さいのを3枚におろすのは難しい。
PS
その6:タチウオの共食い
隣のおじさんが「ハサミかしてくれませんか」「はい、どうぞ」 何をするんだろう? 「小さいやつは身がないから尻尾の方を切って餌にします。これやと喰いちぎられへんから」 成る程と思って様子を見ておりますと釣れました。私も真似をしてみましたが、仕掛けに付け難く止めました。その内、私が先の名人の要領で上げだしたので、隣のおじさんもイワシに切り替えました。後で、ひょっとしたらイカの切り身がいけるような気がして次回はイカで挑戦してみようと思っています。
以上、天田 記(富田 改変)
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