福井・和布港沖 メジロ狙い(10月例会)

<<天田>>
 メジロ・ハマチ狙いで出かけましたが、潮がゆるく釣果は芳しくありませんでした。数釣れると聞いていましたから、行きの車の中で、今日は帰りが遅いし、釣れたらどのように配ったらいいのか思案していましたが、結果的にそれは無用な心配でした。
 森西さんは、船頭さんの特訓を素直に聞いてよい釣果をあげました。最近船頭の言うことをよく聞かない傾向にあり、我々皆初心を忘れているんでしょうね。
 家に帰ってメジロをさばきますと、胃に沖アミが一杯入っていましたから、餌は食っていたんですね。そこで、仕掛けと潮の流れについて考察してみました。
☆流れが緩やかな場合は、
 仕掛けを撒き餌籠の近くに持っていき、撒き餌が仕掛けの近くを流れるようにする。
 そして、釣り座は流れの下の方が良く釣れる。
 今回は左舷から右舷に潮が流れていて、右舷が良く釣れていました。
 また、森西さんのように籠でフカセをやると、籠から流れ出る沖アミが丁度仕掛けの近くを流れて食いつながったのではないかと推測します。
☆逆に流れが速い場合は
 餌も横に流れ、しかも早いので仕掛けは籠から離すようにする。
 この場合、魚が上ってくるので釣り座は流れの上(かみ)の方が良く釣れると思う。
 今回のように、流れが緩やかな場合、多分ですよ、天秤でやっていた分は、流れがゆるいために、籠からの撒き餌が仕掛けの上の方を漂っていて、撒き餌になっていなかったのではないかと分析しましたが如何なものでしょう。
 このように、潮によって釣り座は勿論、仕掛けや釣り方を工夫しなければならないと思いますが、みなさん、どう思われますか。どなたかこの推測を検証してみてください。
 今回も船によって魚種や釣果に差が出ました。


釣 行 日 2001年10月27日(土) 13:00〜19:30 
行 き 先 鷹巣沖30分(鷹巣港の、オイルタンク前方向)
天   気 晴れ  風:少し   波:1m以下の凪、穏やか
若潮、穏やか
釣 り 船 海宝丸(岡田、佐味、加納、矢野、大島、山本)
長久丸(森西、富田、天田、田中、森、丹松)
沖アミ(撒き餌&さしえ)、イカの切り身
釣 り 人 12名
釣  果 釣果 :          メジロ   ハマチ  外道
 長久丸 森西(右舷中)   4匹    
     富田(右舷艫)   2匹    
     田中(右舷舳先)  1匹    
     天田(左舷中)   2匹    
     森 (左舷艫)    −
     丹松(左舷舳先)   −
 海宝丸 岡田        2匹    − 
     佐味         −    1匹 レンコダイ 1匹
     加納         −    1匹 アマダイ  1匹
     矢野         −    1匹
     大島         −     −   シイラ 1匹 
     山本         −    
<<釣行記>>
<<天田>>
 
 長久丸では潮が左舷から右舷に流れていて右舷が多少良くて左舷はさっぱりでした。
 上記で推測するに、何れも仕掛けが合っていないのは同じですが、左舷の撒き餌がたまたま右舷の仕掛けに重なった時、これが食いにつながったのではないかと思われます。
 最後に森西・富田・天田 3人の仕掛けがズタズタに絡んで3匹上がりました。
 森西さんの仕掛けに2匹かかっていましたが、後の1匹は船頭が仕掛けの針を切ってしまったので、どの仕掛けか分からず結局仲良く3人で1匹ずつ分けました。
 上の分析からすると後の1匹は富田さんのだったかもしれませんね。(天田)


<<岡田 章さん>>

 海宝丸の評価についてお知らせします。
 この船に乗った時から船頭は「今日は釣り舟には出ないつもりだったのに」とか「しんどい仕事や」とか「實栄丸の船頭は半夜便と深夜便の両方に乗って無理したんや。じゃから死んでしもた」・・・・
 沖の船の群れから外れたところに錨をおろして「今日は」どこへいっても駄目や、駄目や」と繰り返すばかり。
 何とかわたしはメジロ2匹上げましたが、他の人はゼロ。日が暮れてからようやく場所を変わったものの移動ばかりでしかも低速でトロトロするばかりで時間をロスしました。
 悪い中でも長久丸とは明らかに違いましたね。これは船頭の差という以外何もないと思います。
 海宝丸の船頭は釣り舟業そのものにあまり熱心ではなくいやいややっているのはお客を馬鹿にした話です。今後二度と使いません。使うなら長久丸ともう一艘を見極めないといけません。
 それにしても当日どこの船が20〜30匹釣ったのですかね?(翌日の新聞は爆釣報道)

<<大島さん>>

 矢野さん、幹事、お疲れ様でした。予約していた船頭が急死したりで大変だったでしょう。
 さて、最初で最後になったシイラは60センチありましたが、身が薄くて肩身を刺身に、残りをフライにして食べました。身はしっかりしていても食味は今ひとつでした。
 やっぱりメジロが釣りたかった!

<<矢野さん>>

 やりましたね! 今回の主役は森西さん。
 森西さんの今回の釣行に対する並々ならぬ意気込みを感じていました。
 釣行案内を出してから次から次へ来る質問
 ・フカセ釣りとは? 
 ・水中ライトとは? −−−− 
 ・極め付きはクーラーボックスのサイズの心配
 矢野『いろんな物を準備お願いしたので費用は結構かかったでしょう。』
 森西『いや、投資をしないとリターンは無い』←自信漫々(また名人が一人増えました)
 森西さんの夢が膨らむのと反対に私の不安は増大、天候が悪くて中止の連絡をすることになったら森西さんの落胆はいかばかりか---
 ついに森西デーになりました。 
 月一回の釣行では我慢出来なくなるのでは?(これは矢野さんの経験から)

<<加納さん>>

 ボウズの人が出て、残念でした。期待が大きいと得てして、期待通りに行かないものですね。波も穏やかで日本海での秋の釣りでは珍しかった。海に1日ゆっくりと楽しく過ごさせて貰いました。しかし、メジロの引きを楽しみたかったが、ハマチで辛抱。次回の太刀魚を楽しみにしています。

以上、天田 記(富田 改変)
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