釣れましたアジ
釣れませんでしたマイカ
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7月は恒例の小浜・田烏のアジ・イカ釣り、天候は本当に申し分ありませんでした。 ところが本命の夜のマイカがさっぱり、船頭曰く「昨日も悪かったけど、今日はもっと悪いなあ」。
我々はそんな日を選んで行ったわけではありませんが。 夜は、途中と言うより先見性のある諸氏は早々とアジに切り替え、そのアジが昼間では見られなかっ
た良形が気持ちよく釣れました。中でも富田氏はアジ日本海仕掛けで爆釣でした。 釣果を見られたら分かりますが、昼間は宮崎氏がアジの竿頭でしたが、夜は大慌て、船の漁火などを
釣っていて(引っ掛けて)今一のようでした。 頑なに、最後までイカを狙っていたのは佐味・森・天田の3氏、釣果は今一でしかもスルメイカ混じ りでした。幹事主催の迷釣会3種競技は東京へ単身赴任の宮崎氏が帰省で参加、枠番号@−Aでしか
も単独で確保されました。おめでとうございます。東京からご苦労様でした。 何はともあれ、夜は宴会、0時半に帰港して風呂に入り、それから又又釣り談義。ぐっすり寝て翌日は
爽やか気分で帰宅しました。 あー幸せ。
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釣 行 日 |
2001年7月20日午後1時出港(アジと底物)、午後5時15分納竿
午後6時半時出港(イカ釣り)、0時納竿
田烏・民宿 「羽田」に泊まる
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天 候 |
晴れ天気:晴れ、風:なし 潮:少 どちらかと言うと凪 |
行 先 |
小浜市田烏 松前丸(船頭 山下さん)、 |
釣 り 人 |
加納、宮崎、佐味、天田、森、富田、森西、丹松、岡田章、田中、黒田 |
仕 掛 け |
アジ;サブマリーン(撒き餌かご)、サビキ6本(8-12号)胴突き、片テンビン、オモリ30-40号
テンビンの先は底物用に2本針(10−13号)、ハリス2−3号・30cmのダブル仕掛け イカ;船頭仕掛け(スッテ3個間隔80cm位)オモリ30-50号、
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釣 果 |
枠番号 |
参加者 |
アジ1点 |
底物2点 |
イカ3点 |
合計
得点 |
順位 |
特記 |
数 |
得点 |
数 |
得点 |
数 |
得点 |
@ |
富田 |
82(50) |
82 |
7 |
14 |
0 |
0 |
96 |
1 |
|
森 |
29(0) |
29 |
5
|
10 |
3
|
9
|
48 |
9 |
|
A |
森西 |
47(15) |
47 |
5 |
10 |
0 |
0 |
57 |
5 |
アコウ1 |
宮崎 |
82(10) |
82 |
3 |
6 |
0 |
0 |
88 |
2 |
アコウ1 |
B |
岡田章 |
28(13) |
28 |
1 |
2 |
2 |
6 |
36 |
11 |
|
佐味 |
37(0) |
37 |
2 |
4 |
5 |
15 |
56 |
6 |
|
C |
田中 |
61(3) |
61 |
4 |
8 |
1 |
3 |
68 |
3 |
|
天田 |
31(0) |
31 |
3 |
6 |
8 |
24 |
61 |
4 |
アコウ36cm |
D |
黒田 |
35(14) |
35 |
3 |
6 |
0 |
0 |
41 |
10 |
ソイ38cm |
加納 |
43(19) |
43 |
5 |
40 |
1 |
3 |
56 |
6 |
アコウ2 |
丹松 |
48(15) |
48 |
3 |
6 |
0 |
0 |
54 |
8 |
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<<釣行記>>
<<富田>>
皆さん、お疲れさまでした。幹事さん、ご苦労様でした。
午後の釣りでは皆さん、キジハタやソイなど、大物を次々と仕留められ、私と言えばアジが30匹程と寂しい結果でした。サイズも南蛮漬けサイズで全然もの足りません。夕食時の釣果発表では宮崎さんを始め、皆さん相当な数を釣られていて、夜は頑張ろうと思っていました。
夜ですが、イカは全然という船頭さんの話から、最初からアジねらいでいきました。特製のサビキ仕掛け(日本海バーション)が良かったのか、最初から最後まで入れ食いでした。釣り方ですが、サブマリーンかごにアミエビを入れ、サビキ仕掛けにはオキアミを付けます。仕掛けを底までおろし、少し底を切って(50センチくらい)竿を振ってアミエビを出します。後は竿受けに置いて待つだけです。仕掛けの全長が9メートルくらいと長いので、棚は広く探れています。しばらくするとアジがかかります。そのままにしておくと追い食いします。普通の仕掛けだとアジの口が柔らかいので外れる確率が高くなりますが、この仕掛けは針も大きいし、オキアミの餌が付いているので、口にしっかりと掛かっています。針を飲み込んでいるのもいました。最高で4匹釣れたことも多くありました。サイズは35センチを頭に30センチ前後ばかりでした。結局50匹以上(帰ってから数えると53匹)を釣ることができ、大満足の釣行でした。
<<加納さん>>
どん尻にならずに良かったです。べたなぎで、きれいな夕日も見れて海にきたなと実感しました。あこう鯛は2匹ともさしみにしましたが、絶品でした。いかはあじ仕掛けて゛釣れましたので、まぐれ当たりです。夜釣りのあじは釣れているなと実感させられ、楽しい値打ちのある釣りだったと思っています。又、次回が楽しみです。余り釣れると料理が大変ですが、釣るのは数があるのが面白いですね。
<<佐味さん>>
皆さん、お疲れさんでした。幹事田中さんご苦労様。釣果は別として今回は(も)
天候も晴れ晴れして、ものごっつ面白かったですね。特に私は恐れていた船酔いが昼
も夜も全く無く(今までで初めて)、釣りに集中出来ました。やっと「船酔いが無け
れば釣りは面白いものだ」ということが分かりました。さて、その釣りですが、私にとって始めてのイカ釣り。”イカはうまいよ。沖漬け、塩辛、イカそうめん、はたまた、ぽんぽこ飯。酒飲みにとってはたまらんぜ”てな諸先輩のあおりも有って、期待すること異常レベルへ。そこで、まずは釣らなければ、と浮きスッテ、とトトスッテを買い求め(これが結構高い)、沖漬けのタレをかあちゃんに作らせ、「これで釣れなかったら家に入れへんで!」との激励とも突き放しとも取れるお言葉を背に勇んで出発。そして、まず、昼はあじ、底もの。夕方になって船頭が”晩の釣りやけど、イカはこのところ釣れてないがそれでもやるか?それともイカ止めてアジでもやるか?”と。私は即座に、”えー!そんなせっしょうな!” しかしなんとかイカをやることになり一安心。夜、いよいよ本番、イカ釣り。まずは船頭仕掛けの浮きスッテでやりだした。隣の天田さんが、さすがイカ名人、とんとんと釣り出した。水深なんぼ、と聞いていろいろ工夫するが駄目。そこで自前の仕掛けに取り替えた。2種類の浮きスッテと1種類のトトスッテ、計5個のスッテでやりだすと、来た!グーと重くなりク、ク、ク、とはっきりしたアタリ。わくわくしながらゆるめないように巻き上げた。待望の1ぴきゲットと思った瞬間、水面でばれた。2本の足だけ引っかかっていた。
船頭「惜しかった。はよ水切りせんかったら逆噴射で足切ってでも逃げるぞ。」
そのあと2,3匹ばらしたが何とか5匹釣り挙げて沖漬けのタレに放り込んだ。家に帰って、早速、真っ黒になったタレからイカを引き上げ、ナプキンでぬぐい、短冊に切って、”自分で作ったイカの沖漬けの味はどんなんかな”と食べだした。うまい!本当にうまい!噛めば噛むほど甘味が出てうまい!そこに冷たいビールをキューと流し込んだ。うわー、天国!極楽! 次回は塩辛、ぽんぽこ飯に挑戦するぞ、と思いながらイカの歯ごたえを楽しんだ次第。めでたし!めでたし!
<<森西さん>>
<今回の田烏アジ、イカ釣りの感想>
今回の釣り旅行は、私にとって初めての若狭湾の釣りで、 待ちに待っていた機会でした。この迷釣会の例会は、毎回いろんな所に行けて、いろんな魚種を釣りに行けて本当に楽しみにしています。幹事さんからの道具案内を持って、「上州屋」に出かけると、あれやこれやと釣りのシーンを想定して仕掛けをみているのが もう一つの楽しみです。
・20日(金)午後の成果は、小鯵が32匹と思いのほか少なかったが アコウという大物が一匹釣れたので、まずは良かった。
・夕食の成果発表で、皆、楽しい晩酌時間を過ごし、夕食後は、更なる成果に向けて出陣した。
・湾の外側に着く頃は、真っ赤な夕日が海の地平線に沈む時で、非常に綺麗な夕日に感激しました。
・イカは釣れないと船頭に言われたので、無難な「大きなアジ」釣りに 切替えました。
その結果は、はじめは昼に使った8号の釣り針でしたら、最初は引っかかるが 上げ始めると、すぐ針が外れた。
・船頭から、大きい針を使うようにと言われたので、13号の針に変更するとかなり入れ食いの状態で楽しく連れ出しました。
・23時過ぎに折角、イカ釣りの道具も持ってきたので、仕掛けを変更して一匹でもイカを釣ろうと頑張ったが、成果はでなかった。
・最後の時間を、またアジ釣りに変更して、納竿直前にラストの一匹が釣れ 大満足の1日だった。
・また、民宿に戻っての一風呂後の、晩酌をしながらの成果発表、馬券発表、商品渡しなど本当に楽しい例会だった。
・帰宅して数えたら、大きなアジは24匹と思いの他、大量でした。親、兄弟、ご近所などに配ったら、自家用は残り少なかったが皆に喜んでもらったので良かった。
皆さん本当にありがとうございました。また8月の例会を楽しみにしています。
<<天田>>
イカつりのコツを一つ。沢山釣った訳ではありませんが8ハイと言ったら船頭が
「調子の悪いのによう釣ったなあ」と変に感心されたので、釣り方をひとつ。
オモリを底につけて10m程巻上げ、ゆっくり上げていき、1m毎に少しとめる。
すーっとやさしく上げると、掛かっていたらふわーっと重くなる。イカの足が切れないように慌てずゆっくりあげる。棚は55m、30m、20mなど決まっていないのは昨年と同じ。
会計報告(幹事田中)
7月20日 釣り舟(松前丸仕立て) 11名 11万円
一泊2食 7000円x11名 77,000円
ビール 550円x7本 3,850円
消費税 3,850円
夜ビール 550円x7本 3,850円
合計 19,8550円
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日本海アジ爆釣仕掛け
アジ・タイ胴突サビキ
ハゲ皮6本針(金チヌ5号ハリス4号40cm(間隔1.2m)
幹糸4号
(富田氏提供) |
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36cmのアコウ
(キジハタ)
煮付けて美味 |
以上、天田 記(富田 改変) |
 
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